HiÐΞで投げ銭をしてみたい人へのMATIC攻略法(Polygon初心者向け)
HiÐΞヘルプセンターが出来ました!(2021-06-16追記)
HiÐΞ公式のヘルプセンターが出来ました!
HiÐΞヘルプセンター🔍 | imoyearn | warashibe.🍣
もしヘルプセンターを見てもわからなかったら戻ってきてください。
トピックの「ヘルプセンター」では私の記事を含む非公式のユーザーガイド的な記事がまとめられているので、こちらも参照してみてください。
2021-06-12追記
MATICって実は貰えるらしい
どうやら、Maticのウォレットにアカウントを作る(=Metamaskを接続する)と、ガス代として0.001 MATICが貰えるみたいです。
反映に少し時間がかかる場合があるらしいのですが、私は試行錯誤中に何度かアクセスしていた筈なのに貰えた記憶がない…
色々試していたので、実は時間差で貰えていたけど最終的にDfynでスワップしたMATICとごっちゃになってわからなくなったのかも。
でも実際にQuickSwapでスワップしようとしてガス代不足で出来ない、みたいな状態になってたし、貰えてなさそうなんだけど原因がどこにあるかは最早不明です…
これから初めてPolygon触る方は、まずは上記のMaticウォレットへのアクセスを試してみると良いでしょう。
結果をコメントやTwitterで教えていただけると嬉しいです。
2021-06-10追記
HiÐΞ 投げ銭 v3リリース
以下の記事は昨日(2021-06-09)の夜に投稿したのですが、なんと・・・
#HiÐΞ 投げ銭 v3 リリース✨
— Tomoya Nagasawa | HiÐΞ (@ocrybit) June 9, 2021
記事に初回投げ銭貰った人全員に 0.003 $MATIC 自動プレゼント🎁でGAS代入手困らない
対応通貨に $WBTC $MATIC 追加
8つのトークンと $JPYC 間で自動スワップ投げ銭$MATIC はネイティブトークンでメタトランザクション対応不可の為GAS必要https://t.co/drTl8ZdWQs pic.twitter.com/icFZ3SEGoh
ジェバンニが一晩でやってくれました!!(ネタが古い)
さすがHiÐΞ、一晩でこの記事が不要になりました(笑)
ガス代も貰えるし、MATICも投げ銭出来る!
これからもスピード感あふれる運営でどんどん使いやすくなることを期待しています。
本記事はせっかくなのでそのまま残しておきます。後世にHiÐΞの歴史を伝えるためにも・・・
Dfynでいいじゃん?というお話
もう一つ、Twitterでいただいたご意見。
本記事で解説している最後の工程で「Dfyn」というガス代不要のPolygon(Matic)上のDEXを紹介していますが、
貰ったJPYCがあるならそこでMATICに交換できるのでは?
という意見をいただいて、「確かに!」と思ったのですが・・・
DfynではまだJPYCは流通していないようです。
※「J」と打った時点で何もヒットしない・・・
今後、流動性が提供され始めたらJPYC→Dfynも簡単で良いと思います。
でもやっぱり記事投稿してHiÐΞでガス代貰うのがオススメです!
記事の投稿方法は↓の過去記事を参照。
HiÐΞで記事を投稿するまでの道標 | kent.hoshino
HiÐΞで投げ銭がしたい!
HiÐΞで記事を書いたら、ありがたいことに投げ銭が貰えたので、この体験を共有したい!と思って投げ銭しようとしたところ、、、
そうなんです。
投げ銭は手数料かからないのですが、初回だけApproveのためにMATICが必要になるのです。
今回は、
Polygon(Matic)使ったことない筆者がMATICを入手してHiÐΞで投げ銭を送るまでのお話。
長くなりますが、簡単なやり方も紹介しているので、お付き合いください。
おさらい
前回までは、仮想通貨用ウォレット「Metamask」をHiÐΞに接続し、受け取った投げ銭「JPYC」をMetamaskに表示させるところまで進めてきました。
次項"今の状況"まで設定が進んでいない方は、以下の記事を参照して準備を整えてから戻ってきてください。
HiÐΞでウォレットを設定するまでの道標 | kent.hoshino
HiÐΞで投げ銭を受け取ったらやること(Polygon初心者向け) | kent.hoshino
また、HiÐΞ自体が初めての方、使ったことのない方は、まずは↓を参照してHiÐΞを始めてみましょう。
HiÐΞで記事を投稿するまでの道標 | kent.hoshino
今の状況
前回同様、仮想通貨を触ったことがない人、Polygon(Matic)を触ったことがない人は、筆者と同じような状況になっているはずです。
・HiÐΞに受け取りアドレスを設定したので投げ銭は受け取れる
・MetamaskにMaticネットワークを設定してある
・MetamaskでMaticネットワークを開くと、貰った投げ銭(JPYC)と「0 MATIC」が表示される↓
※前回記事の投稿後に、投げ銭可能なトークンが追加されました。詳しくは↓の方の記事を参照。
『Anytoken Lite』 JPYCとお好きなトークンで投げ銭 | 億ラビットくん | CTO 👽 和らしべ
MATICを入手するには
JPYCを貰ったものの、Polygon(Matic)を利用しておきながら「0 MATIC」という状態はなんとも奇妙であり、やっぱり寂しい。
投げ銭のApproveのためにも、貰った投げ銭を出金するためにも、いずれMATICは必要になるので入手しておきましょう。
MATICはどこで入手するのか?
今回、記事執筆の途中でいくつか方法が見つかりました。
1. JPYC公式でJPYCを購入すると、ガス代用に1円相当のMATICが貰える
HiÐΞの投げ銭にも使われているJPYCを公式から購入すると、最初の手数料用に少量のMATIC等が貰えるプレゼントキャンペーンを実施しているようです。
キャンペーンの詳細は↓のJPYC公式のnoteを参照。
xDai・MATIC プレゼントキャンペーン|日本暗号資産市場|note
JPYC公式noteより抜粋(クリックで表示)
キャンペーン詳細下記詳細になります。
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プレゼント内容
Ethereum上のJPYCを購入された方
・xDAIネットワークにて、1円相当のxDAI
・Polygonネットワークにて、1円相当のMATIC
Polygon上のJPYCを購入された方
・Polygonネットワークにて、1円相当のMATIC
xDAI上のJPYCを購入された方
・xDAIネットワークにて、1円相当のxDAI
対象者
・今後JPYCを新規購入される方
・以前にJPYCを購入し、入金が完了している方。
※このキャンペーンは予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。
最初にこっちに気付いていたらこのやり方だけを紹介していたかもしれません・・・
注意点としては、公式からJPYCを購入する場合、1万円から購入可能です。数千円程度で考えている方は以下の2か3のやり方を検討しましょう。
また、上記キャンペーンも予告なく終了する可能性がありますので、購入前にはしっかりご確認ください。
JPYCはAmazonでの買い物に使えますし、提携先もどんどん増えていますので、この機会に1万円分のJPYCを購入してみるのも良いと思います。
購入は↓の公式サイトから。
2. Matic Supply(通称Faucet)でガス代用のMATICが貰える
なんと、ガス代用に少額のMATICを配布しているサイトがありました。
ただちょっと問題があって、なぜか貰えない場合があるみたいです。
私も試してみましたが貰えませんでした・・・
貰えないアドレスがある不具合なのか、単純に利用者が増えて配布用のMATICが枯渇しているのか・・・
貰えたという報告も見受けられたので、貰えた方はガス代があるうちにJPYCをMATICに交換するなりして身動きできる状態にしておくと良いでしょう。
3. Binance(海外取引所)からいくつかの手順を経てMATICを入手する
上記1・2の手段が使えない場合、だいぶ手順が面倒です。
今回、筆者はこの方法をとりました。
Polygon(Matic)は初心者ですが、仮想通貨自体は以前から多少扱っていたので、工数や手数料などから考えても無駄がないと判断したのですが、結果的にかなり苦戦しました・・・
今回はこの方法をなんとか解説しようと思います。
途中までは↓のJPYC購入方法を参考にしました。不明点があれば参照してみてください。
バイナンスから手数料180円程でJPYC(Polygon/xDai)を手に入れるお得なルート | ずいずい | Spotlight
上記記事を参考にした手順は以下の通り。
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BinanceでUSDCを入手
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USDCをBEP20でBSC(Binance Smart Chain)ウォレットへ送金
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xPollinate(Cross-Chain-Bridge)で「BSCのUSDC」を「PolygonのUSDC」にブリッジ(※1ガス代としてBSC上のBNBが必要)
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DFYNでUSDCをMATICに交換
QuickSwapで「CLAIM MATIC」から最初のガス代用にMATICを貰う方法が使えなくなっていたので、4のみ他の方法を模索しました。
そもそも1のBinanceを使ったことがないよ!という方、お気持ちはすごくわかりますが、残念ながら現状この辺りだけは簡単にはいきません。
詳しくは説明しませんが、一般的には、国内取引所でビットコイン等を入手→Binanceにアカウントを作り国内取引所から入金、という手順になるかと思います。
クレジットカードを利用すれば日本国内からでもBinanceで直接ビットコイン等を購入できるようですが、このあたりの手順については説明しませんので、不明点はググってください。
今回は筆者の都合により、すでにBinance内のウォレットにいくらかの仮想通貨が入金されている状態から解説します。
当初の目論見と出来なかった理由
筆者は当初、もう少し手順を簡単に出来ないか?といくつか方法を考えましたが、現状では出来そうになかったのでメモとして記録しておきます。
-
投げ銭で貰ったJPYCをQuickSwapでMATICに換金 → そもそもガス代のMATICがないから出来ない
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BinanceでMATICを入手してMetamaskに入金 → Binanceから直接MaticチェーンのMetamaskには入金出来ない?
それ出来るよ!とか、もっと簡単なやり方があるよ!という知見をお持ちの方がいましたらコメント等で教えていただけると幸いです。
※仮想通貨は自己責任です
以前の記事でも注意喚起しましたが、念のため。
以降、取引所等での作業手順を解説しますが、実際にやる前によく調べてから、最終的に自分の判断で手続きを行ってください。
筆者は一切の責任を負いませんのでご了承ください。
MATICを入手する
BinanceでUSDCを入手
まずはBinance上でビットコインをUSDCに交換します。
Binanceにログインしたら、上部メニューから「トレード」→「クラシック」をクリック。
「コンバート」の方が簡単ですが、ちょっと高く付くのでこちらの方がおすすめです。
クラシックトレードのページに移動したら、左上の「BTC/USDT」をクリック。
すると他の仮想通貨名が検索出来るので、「USDC」と入力して「BTC/USDC」のペアをクリック。
※他の仮想通貨を使いたい場合は、任意の仮想通貨とUSDC/USDT/DAIのいずれかのペアを選択可能です。
BTC/USDCペアの画面に切り替わったら、右側の「発注」画面の「売却」タブを選択し、「価格」と「金額」を指定してBTCをMATICに交換します。
BTC/USDCペアの場合、BTCを売却するので「売却」です。
「価格」は1 BTCあたりのUSDC価格のレートを指定することになります。
すぐに交換したい場合は、チャート下で最新のレートが確認できるので参考にしましょう。
ちなみに、レートの数字をクリックすれば「価格」欄に自動的に入力されます。
「金額」は売却するBTCの数量となりますが、「合計」欄が10 USDC以上でないと購入できません。
「合計」欄にUSDCの希望数量を入力するとレートからBTCの売却数量が逆算されるので、そちらの方が使いやすいかも。(10ちょうどにするとダメだったりする)
希望の「価格」と「金額」が決まったら、「売却BTC」をクリック。(自己責任!)
筆者は今回、価格$35,900で15 USDCを購入。
売却クリック後はトレードが完了するまでレート下の「オープンオーダー」に表示されます。
トレードが完了すると、BinanceのウォレットにUSDCが入っているはず。
Binanceは交換後のトークンから手数料を差し引くので、今回は約14.95 USDCが手元に残りました。
なお、次の手順でBinanceから自分のウォレットにUSDCを送金しますが、その際に手数料としてBNBが必要となります。
上記と同様の手順で少量のBNBを入手しておいてください。
USDCをBEP20でBSC(Binance Smart Chain)ウォレットへ送金
Binance内にUSDCが用意できたら、MetamaskのBSCチェーンに希望の数量を送金します。
Metamaskで初めてBSCを使用する場合はChainlistで「Binance」と検索して、BSCメインネットを追加しておいてください。
Chainlistの使い方は↓の記事を参照。簡潔にまとまっています。
MetamaskにBSCチェーンを追加出来たら、Binanceのウォレットページから「現物」→「出金」をクリック。
出金ページに移動したら、出金情報を入力します。
最低10 USDC以上でないと出金できないので注意しましょう。全額出金する場合は「金額」欄右の"最大"をクリックすると全額入力されます。
出金額から手数料を差し引いた額が受取額です。
確認して「出金」をクリック。(自己責任!)
注意事項のポップアップや認証作業を済ませると、出金処理が受け付けされます。
だいたい数分でBinanceからメールで出金成功と連絡が来るので、Metamaskで着金を確認しましょう。
MetamaskのBSCネットワークにUSDCのトークンを追加していない場合は、BscScanで「USDC」と検索してトークンを追加しておいてください。
Binance (BNB) Blockchain Explorer(BscScan)
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Binance-Peg USD Coin(USDC)を検索
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トークンページに移動したら「Profile Summary」右上の︙ボタン→「Add Token to Web3 Wallet」をクリック
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Metamaskのトークン追加画面が開くので「トークンを追加」をクリック(すでに着金済の場合は残高が確認できます)
xPollinate(Cross-Chain-Bridge)で「BSCのUSDC」を「PolygonのUSDC」にブリッジ
ブリッジとは、異なるチェーンにトークンを移動することを言います。
他のチェーンの仮想通貨をPolygon(Matic)チェーンのウォレットに移行する場合、ここがポイントになります。
まずはxPollinate(Cross-Chain-Bridge)にアクセス。
xPollinate(Cross-Chain-Bridge)
「Connect」をクリックしてMetamaskを接続します。
BSCにあるUSDCをブリッジ送金するため、MetamaskのネットワークをBSCに設定しておきます。
xPollinateの画面右上でも、接続しているチェーンとウォレットのアドレスが確認できます。
ブリッジに必要な情報を入力します。
- Binance Smart Chain < > Matic Mainnet
- USDC
- 受け取りアドレス
「SWAP」をクリックする前に、Braveブラウザやアドブロックをブラウザに入れている場合はエラーが出ますので、OFFにしておきます。
Braveの場合はアドレスバー右側のライオンマークからShieldsを無効にします。
準備が出来たら「SWAP」をクリック。(自己責任!)
Metamaskが開くので署名します。
しばらくすると「SEND AMOUNT」画面が表示されるので、送金するUSDCの数量を入力し、「Swap」をクリック。
この際に、流動性が足りないと↓のようなエラーが出てしまいます。
今回は1 USDCに減らしたらトランザクションが実行されました。(Available: 3.47ってどうなんすかね・・・?)
Metamaskが開くので認証します。(自己責任!)
しばらくしてトランザクションが通ると「SUCCESS」と表示されます。
MetamaskのMaticチェーンにUSDCを追加していなければ、ここで「Add USDC To Matic Mainnet」をクリックして追加しましょう。
今後のメリット
ちなみに、一度手数料のMATICを入手してしまえば、今後日本円から仮想通貨に換金する際の手順がだいぶ楽になると思います。
やり方はJPYCを利用します。
-
銀行振込等でJPYCを入手
-
Polygon(Matic)のMetamaskウォレットに入金してもらう
-
QuickSwapでMATIC等とスワップ
私の考えるメリットは2つ。
-
ここまでにかかった手数料がかからない
-
手続きが大幅に削減される
DfynでUSDCをMATICに交換
これで最後です、もう少しお付き合いください!
Dfynにアクセスします。
トレード画面下部の「Connect Wallet」からMetamaskを接続。
上部のメニューから「Gasless Mode」をOnにします。
画面中央のSwapにて、USDC→MATICへの交換数量を指定します。 筆者は今回、試しに0.5 USDCでやってみました。
「Approve USDC」をクリックするとMetamaskが開くので署名します。
Approveすると「Swap」が押せるようになるので「Swap」をクリック。
確認画面が表示されるので最終確認をして、OKなら「Confirm Swap」をクリック。
Metamaskが開くので認証します。(自己責任!)
トランザクションが通ると、「Transaction Submitted」と表示されます。
MetamaskにMATICのトークンを追加していない人はここで「Add Matic to Metamask」から追加しましょう。
お疲れさまでした!
これであなたのMetamaskにMATICが入ったはずです。
いよいよHiÐΞで投げ銭!
早速HiÐΞで投げ銭をしてみました!
反映に少し時間がかかるようですが、Approveのハードルを超えることが出来ました・・・!
ちなみに、Approveの手数料は0.000059 MATICと激安でした。(いくら?w)
たとえ激安でも、Approveするためにこれだけ大掛かりな手間がかかるのはちょっともどかしいですね・・・
HiÐΞで投げ銭をする方法は↓の方の記事を参照。
GASなしJPYC投げ銭&複数箇所袋綴じ記事機能 on Polygon/Matic | 億ラビットくん | CTO 👽 和らしべ
HiÐΞにログインせずに投げ銭は可能か?
「HiÐΞでブログを書くつもりはないけど投げ銭だけしたい」場合、下記2点がウォレットに入っていれば投げ銭は可能です。
- 本記事で説明した初回手数料MATIC
- 投げ銭するトークン
なお、HiÐΞにログインせずに投げ銭すると強制的に「匿名」になります。
名前を見せて感謝を伝えるも良し、匿名でひっそりと応援するも良し、ですね。
個人的な見解ですが、今後はまずHiÐΞユーザー間での投げ銭が増えていくと予想しています。
HiÐΞの良さ、投げ銭の嬉しさって、ユーザーが一番わかってると思いますし、手間を考えると非ユーザーが気軽に投げ銭してくれるのはもう少し先かなと思います。
筆者としては、noteやQiitaで素晴らしい記事を無料公開している方々がHiÐΞを利用してくれると良いなと思っています。
HiÐΞユーザーの皆さん、一緒に投げ銭始めましょう!