HiÐΞプロトコルメインネットローンチ
HiÐΞプロトコルのコントラクトをオープンソース化しPolygon/Maticメインネットにデプロイしましたので、今後の報酬分配や公開スケジュール等を発表します。スマートコントラクトは全てアップグレーダブルな設計で今後も改善やテストを続けるためベータ版公開となります。コントラクトのデプロイ場所は以下のリンクをご参照ください。
公開スケジュール
主要なスマートコントラクトはデプロイ済みですが、hide.acのUIの方が絶賛開発中のため2週間ほどかけて機能を段階的に公開します。各段階の正確な公開日程は定めませんが、開発が進み次第次のフェーズに進みます。
- トピックのNFT化(公開済)
- 記事のNFT化
- アートや音楽等の外部NFT登録
- トピック投票開始
- 追加投票期間
投票は期間制で各財源に指定されたVP(投票権)を使って投票します。投票期間が終わると使われなかったVP分を投票に参加した人が追加投票で獲得できます。追加投票でも行使されなかった投票権は自動的にフリートピックに配当されシェアホルダーがトピックトークンを獲得可能になります。
HiÐΞプロトコルの仕組みは概要1と概要2を参照下さい。投票期間開始時に改めて仕組みを説明します。
財源
HiÐΞプロトコルはガバナンスコントラクトに分散型に財源を接続して報酬分配可能になっており、現在HiÐΞ運営で準備している財源が3つあります。
$DEV(250万円相当 - 継続追加)
DEVはHiÐΞへのステーキング支援から得られるクリエイター報酬を財源としており、持続可能に増えていきます。円換算では相場に左右されますがATHの価格では1000万円以上に相当するDEVトークンがプールされています。相場により毎月100万円程度を財源に当てていく予定です。
$JPYC(100万円相当)
提携企業であるJPYC株式会社様から100万JPYCのグラントを頂きましたのでこちらを財源に報酬分配します。
「JPYC Grant」で、JPYC投げ銭機能実装済の分散型ブログ「HiÐΞ」開発の和らしべに100万JPYCの支援を行いました。使ったことがない方は、是非「HiÐΞ」を利用してみてください。
— JPYC株式会社 (@jcam_official) June 22, 2021
今後も「JPYC Grant」によりJPYCを活用したご提案・実装の支援を積極的に行ってまいります。https://t.co/kToFfAWDam
$DOGGOD(テストトークン)
上記2つの財源を分配する前にスマートコントラクトをTest in Prod(本番環境でテスト)するためにテスト用の新たなERC20トークンを開発・発行しました。
魔界の王👹犬神トークン $DOGGOD を発行しました
— Tomoya Nagasawa | HiÐΞ (@ocrybit) June 24, 2021
- Vitalikが50%保有
- Vitalikの寄付防止
- バーン先がVitalik
- ミントするとVitalikから供給
- EIP-3156でVitalikからフラッシュローン機能内蔵
打倒 $DOGE 🔥詳細後日https://t.co/DZtcDF3Kmi
魔改造ERC20ソースコードhttps://t.co/xqaNJO9sZV https://t.co/iLhl4B4nvs pic.twitter.com/0xshI2xPL0
まずは2週間程かけてこちらのトークンでコントラクトにバグがないかを100万DOGGODを財源にメインネットでテストします。
ですので財源のリリース順としては
- $DOGGOD(数週間)
- $JPYC(1ヶ月程)
- $DEV(永続)
の順で段階的に公開します。$DEVに関しては今後も永続的に財源が追加されます。
財源の拡張性
また、HiÐΞプロトコルはあらゆるトークンでどなたでも分散型に財源を接続して報酬分配できる仕組みですので、今後もグラントや寄付、スタートアップのトークン発行等と連携して財源を拡大していく予定です。また、他のプロジェクトもHiÐΞと同じ方式でDEV Protocolにステーキング支援を集い、そのクリエイター報酬を持続可能な財源として接続することができるようになります。他にもDeFiのAPYファーミング等と連携して財源を拡大していきます。
トピックのNFT化(必須)
トピックをNFT化するUIを公開済みですのでやり方を解説します。NFT化されたトピックに期間制で投票することによって財源が各トピックに分配されますのでトピックのNFT化は予算受け取りに必須です。
自分の作成したトピックページにいくとNFTボタンがあるのでクリックします。
Maticメインネットに接続するとNFT化のダイアローグが出てくるのでクリックして署名します。メタトランザクションを使っているのでGAS代がかかりません。かわりに、投げ銭の還元で入手できる1WPが自動徴収されます。WPを持っていない場合は1JPYCが徴収されます。
WPのApprove(使用許可)はPermitという署名でApproveができる機能を搭載しているのでGASがかかりませんが、JPYCの場合はPermit機能がないので微量のMaticがGASとして必要になります。ApproveはHiÐΞプロトコルの初回利用時に一度だけ必要な作業です。
NFT化が完了すると以下の画面になりNFTへのリンクが表示されるのでこれで投票を受け取る準備完了です。
NFT化された #HiÐΞ のトピックは @opensea 等のNFTマーケットプレイスでも確認することができ #HiÐΞ のトピックページへのリンク等も表示されています✨
— Tomoya Nagasawa | HiÐΞ (@ocrybit) June 28, 2021
今後NFT化される記事や書籍も同様に出品可能に!#HiÐΞ に登録されたNFTを売買すると持続可能な報酬が付いて来る革命🔥https://t.co/D4kTMgATdc