模写「ワン・ゼロ」

今日は久しぶりに模写をしました。

今回の題材は佐藤史生「ワン・ゼロ」です。友人たちに言わせると、我が蔵書の中で１，２を争うくらいにワケがわからないお話だそうです。

まあ、神話とコンピュータの融合といえば「女神転生」シリーズを思い浮かべる人がほとんどでしょうが、私の場合はこっちが先だったので、断然こっちですね。あと、バーチャルリアリティの要素なども少し入っていたりします。

少女漫画なのですが絵柄がシャープでお目々キラキラではないので、少年漫画ばかり読んでる私にもすんなり受け入れられました。その後、少女漫画系のSFを読み漁るハメになるのですが・・・。

これは一番最後のコマの摩由璃（主人公の腹違いの妹）を描きたかっただけだったのですが、初雪を見上げるコマで主人公の足もとにだけ影があるのは、これからの二人の間柄が悪くなることの暗示なのではないかと勝手に思っています。

あと、モブが多かったので、モブの密度をどうコントロールするかの勉強にはなったかと思います。