【年末利確後にも】JPYCでVプリカギフトを贈るべき理由と手順

【税金対策後にも】JPYCでVプリカギフトを贈るべき理由と手順
はじめに
海外ニートのANE(あね) です。
仮想通貨の利益が出たので、 JPYCで Vプリカギフト交換を初体験しました✨
Vプリカギフトとは、メールやSNSで贈れる、コードタイプのデジタルギフトカードのことです。


妹と連名で贈ったやつ、こんな感じになってたんだ

ちょっと不思議な感じするよね
HiÐΞでご活躍のみなさんはきっと、
日頃の投げ銭で貯まったJPYCをVプリカにして生活費に充てている方もいると思いますが、
この記事では、ギフトカードとして人様にプレゼントしたい方に向けて、
HOW TOや注意点などをまとめていきます。
Vプリカへの交換自体は、すでにたくさんの経験者がいらっしゃるので、
良記事もたくさんある中で、この記事からさらに新しい気づきを得られるとしたら、
こんな読者の方かなと思います👇

この先で詳細な手順を伝えていきますが、その前に、やってみる価値がありそうかどうかを最初にあなたが判断してください。
→Amazonギフトだと、贈り主のアカウントに登録している本名が受取人にバレる。
→個人情報まで伝えたくない、TwitterやDiscord等SNSの知人へ贈るのに適している。
→クレジットカードで言うところの「名義人」を、ニックネームで登録できる。
→「本名いらずのVISAカード」のような使用感を得ながら、匿名性が守られる。
→コンビニでカードを買おうとすると、3,000円分は3,250円、5,000円分は5,290円と、
300円弱が手数料として請求される。
一方でpolygonなら手数料が安く、代金のJPYCを送金するだけなら、1円5銭程度のMATIC(現在のレート)を消費するだけですむ。
※ギフトのままではなく、「Vプリカ」としての「アカウント開設」まですると、以下のツイートのように、Paypayや楽天ペイやd払い等のオフライン決済にも使うことができます。
JPYC→Vプリカの新しい決済ルートを開拓しました。対象者限定ですが日常のあらゆる決済が間接的にJPYCでできるようになりました。Android、iPhoneユーザ向けに決済ルートマップを作りましたので公開いたします。今回の決済ルートは通常の方法ではできないため、詳細は後日HiÐΞで記事にします。 https://t.co/SGODMXmQTK pic.twitter.com/pDE1wIc3wR
— スイーチ (@ATOKADOBE) November 20, 2021
今挙げたようなメリットを手に入れたい、方法が気になるという方はここから先を読んでください。 スクリーンショットが大量に含まれていて、文字も多いので、分量は多いです。
1.仮想通貨をpolygonに用意する
HiÐΞの民であれば、すでに投げ銭等でpolygonにJPYCがあって当然だと思いますが、
あいにくANEは数ヶ月記事を書いていなかったもので 、 Binance Smart ChainにUSDCを用意しました。
ここからは、そのあとの手順をまとめますので、BSCにUSDCがある方は読んでください。
すでにpolygonにJPYCを持っている方は、飛ばしてください。
1-1.cBridge
BSCからpolygonにチェーンをまたぐために、ブリッジが必要です。
ブリッジに関しては、BinanceからのMATIC直送金をはじめ、xPollinateなど、
現時点でさまざまな方法が紹介されていますが、
ここでは、情報が少なかった「cBridge」を紹介します。
METAMASKをBSCで接続
cBridge : https://cbridge.celer.network/#/transfer
送金先にpolygon、通貨にUSDCを選ぶ
👇手数料はわずか0.12 USDC(≒14円)!
これはAnyswapよりも安いですね。
ガス代を払う
初めてcBridgeでUSDCを送る場合、approveとtransferで2回の支払いが必要です。
👇approve : 0.00024 BNB(≒16円)
👇transfer : 0.00045 BNB(≒29円)
5~20分程度待つ
polygonに着金したのを確認する
※右上にある「History」を押すと、このように進捗状況が見れます。
ANEの場合は、ちょうど20分で着金しました。
1-2.USDC→JPYC
polygonに着金したUSDCをJPYCに交換します。
ANEは王道の QUICKSWAP でやりました。
QUICKSWAP : https://quickswap.exchange/#/swap
普段使っているPCではMETAMASKにトークン追加をしていても、
スマホのMETAMASKにはJPYCを追加していない方もいるかもしれません。
すぐにコントラクトアドレスが出てこない方は、以下を活用ください。
JPYC : 0x6ae7dfc73e0dde2aa99ac063dcf7e8a63265108c
(https://jpyc.jp/より)
👇fee : 約0.9 USDC(≒102円)
(費用はこれが一番高かったです)
👇ガス代 : 約0.035 MATIC(≒8銭)
これでやっとpolygon上にJPYCを準備できました!
いよいよお目当てのVプリカギフト購入です。
2.JPYC Appsに行く
すでにJPYCをお持ちの方はここから読んでください。
JPYC販売所 : https://app.jpyc.jp/
👇メニューから「ギフト券」を選びます
PC画面と違って、スマホだとレイアウトが崩れていますが、用は足ります。
👇「Vプリカギフト」を選びます
ちなみに2021年11月には「QUOカードPay」への交換開始が予定されていましたが、
12月現在グレーアウトしていて押せません。
👇申し込みフォームが出てきます

1.同意する
時間がかかることやプライバシーポリシー等を確認し、同意してもいいと思ったら、「同意する」を押して次に進みます。
2.名前を入れる

CEOいわく、贈り主(購入者)の本名をフルネームで入れるのが正しいとのことでした。
契約する本人の本名を入れて下さい。
— JPYC(株)代表取締役 岡部典孝 (@noritaka_okabe) December 11, 2021
JPYC社がサポートで使います!
「名前(フリガナ)」ってことは、表記としてはおそらく「山田 花子(ヤマダ ハナコ)」的なことを求められているんだと思います。
ANEがこの名前を入れる欄でフリーズしてしまったのは、プレゼント用に買うため、相手のカードの名義人として自分の名前が出てしまうのではないか(=その先の決済時に悪影響が出るのでは) と不安だったからなのですが、実際にはJPYC社内の購入者管理に使われるだけのようです。
ちなみに、バーチャルカードのいわゆる「名義人」欄には、「ニックネーム」として「LIFECARD」が表記されて届きます。
(☝️Best Paddy さんの記事から画像を拝借しました)
つまり、ここで入力する贈り主の名前(フリガナ)は、カード上にはどこにも出てこないので、安心して贈り主の本名を入力してください。
※JPYC株式会社から届くメールには入力した名前が書かれます
3.金額を選ぶ
一口1万円からのため、少額はJPYCでは買えません。
2万円分買いたければ、1万円を2口買うことになるので、「Ⓐ1万円」を選びます。
4.枚数を入れる
前の項目3で「Ⓐ1万円」を選んだ場合、ここで「2」 と入れると1万円×2枚=2万円分の注文ができます。
金額の単位が、1万円・5万円・10万円の3種類からしか選べないため、ここの枚数で好きな数を入れれたとしても、当然、1万の倍数でしか注文できないことになります。
5.商品(デジタルギフト)受取用メールアドレスを入れる
ここに入れたメールアドレス宛てに「注文完了メール」がまず届いて、次に「着金確認完了のお知らせ」が届き、最後に商品(「Vプリカギフトのコードのご送信」メール)が届きますので、贈答用の場合は、贈り主のメールアドレスを入れることをおすすめします。
もし、お相手がVプリカギフトの受取り自体初めてではなく、JPYCへの理解度が高い上に、さらに贈り主と以心伝心の仲であれば、転送の手間を考慮し、ダイレクトにお相手のメールアドレスを入れてもいいケースはあると思います。
(※贈り主の名前は出ます)
ここでいったんMETAMASK(polygon)の「ブラウザ」から「ウォレット」に画面を切り替えて、
自分のウォレットアドレスをコピーします。
それから、もう一度「ブラウザ」を押して元の申込み画面に戻り、送信元のアドレス欄に自分のウォレットアドレスを貼り付けてください。
6.代金を支払うネットワークを選ぶ

7.代金を支払うウォレットアドレスを入れる

8.同意する
注意事項や規約等を確認し、同意してもいいと思ったら、「同意する」を押して次に進みます。
9.フォーム入力で終わらせない意思表示をする
代金を送金してはじめて購入完了する旨のリマインドが出るので、1週間以内に送金する強い意志を「はい」で示します。
ここでアドレスを控えなくても、改めてメールで届きますし、公式ページにも載っていますので、ここで焦る必要はないです。
10.申込みフォームを送信する
これまで1~9まで入力した情報の最終確認ができますので、内容に間違いがなければ「送信」を押します。
3.メールを確認する
すぐに注文受付完了メールが届きますので、送金先のアドレスをコピーします。
4.JPYCを送金する
JPYCの「送金」ボタンを押す
METAMASK(polygon)のウォレット画面で、「JPYC」の「送金」を押します。
コピーした送金アドレスを貼り付ける
注文受付完了メールでコピーしたウォレットアドレスを、METAMASKの送金先「TO」に貼り付けます。
もしアドレスがコピーできていなかった人は、以下を活用してください。
JPYC送金先 : 0x572BCbBFbd19d6D7D0c80660151a48da6331be2c
(https://app.jpyc.jp/gift/vpreca/より)
金額を入れる
注文額と同じ金額を入れます。
必ず1万の倍数になりますので、ここで入れる数字の下4桁は「0000」 です。
違っていたら入れる金額を違えていると思うので、再度メールで正しい金額を確認しましょう。
「送金」を押す
コピペしたアドレスと、入力した金額に間違いがなければ、「送金」を押しましょう。
👇ガス代 : 約0.007 MATIC(≒1円6銭)
ウォレットにあるJPYCの残高が減ったことが確認できれば、無事送金完了です。
費用まとめ
ブリッジからスワップ、JPYC送金までにかかった手数料は、合計 約163円4銭 でした。
ちなみに、すでにpolygonにJPYCを持ってる方だと、最後の送金だけでいいので、
1円5銭程度 のMATIC(現在のレート)を消費するだけでギフトを贈ることができます!
5.メールを確認する
申込から4日後に、メールが届きました!
これを受け取ったときに、ある疑問が浮かんできました。

カード情報がメールで届くので、このまま確認画面に進んでいくと、最終的にカード番号や、有効期限等の情報が贈り主の手に入ってしまいます。
かといって、Vプリカギフトを受け取り慣れていない相手に、そのまま転送するのも不親切な気がして…

調べても答えが出なかったので、JPYC株式会社に聞きました!
なお、問い合わせてから数時間後で回答をもらえました。


※メールをそのまま転送すると、贈り主の名前が書いてあるので、
身内以外には、一手間かけてコピペをおすすめします。
6.贈呈(カード情報をコピペで送る)
メール文面から、必要個所をコピーします。
- ☝️【Vプリカギフトのコード情報】(注文枚数分)
- 👇【Vプリカギフトのご利用方法】
「二回に分けてコピペするのめんどくさい~~~~」という困ったちゃんは、
後半のコピペ分として以下を活用ください。
【Vプリカギフトのご利用方法】
①Vプリカギフトのカード情報確認画面にアクセスしてください。
https://vpcevssl.lifecard.co.jp/gift/LV11/LV1101OP03BL.do
②カード情報確認画面にて、「認証番号」と「カード番号下4桁」を入力してください。
③アクセス先にてカード番号を確認してください。
これら2つの情報を、SNSのDMなり、メールなりでお目当ての方に送れば、
プレゼント完了です🎁✨
おつかれさまでしたー!
One More Tip
より親切に贈りたい方に向けて、「こんな説明が添えてあったらスムーズに使ってくれそうだな~」とANEが思うメッセージ(補足情報)を考えました。
ギフトカードを贈ります。
①Vプリカギフトのカード情報確認画面にアクセスしてください。
https://vpcevssl.lifecard.co.jp/gift/LV11/LV1101OP03BL.do
②カード情報確認画面にて、「認証番号」と「カード番号下4桁」を入力してください。
③アクセス先にてカード番号を確認してください。
VISA加盟店で使える、ネット決済用のクレジットカードみたいなものです。
実店舗で使いたいときは、アカウント登録をすれば、Paypayや楽天ペイ等で使えるようになります。
(アカウント登録→https://vpcevssl.lifecard.co.jp/LW11/LW1101OP01BL.do)
有効期限は1年なので、ぱーっと使ってください!
時間がない人はこれをベースに適宜編集してください。
おわりに


ここまで、ANEがさまざまなステップを乗り越えてVプリカギフトを贈ったのは、 冒頭に挙げたようなメリットをしっかりと認識していたからです。
しかし一方で、利用者としてかゆいと思う点もあります。
→1万円以下の少額であれば、JPYCではなく、コンビニやオンラインショップでないと買えない。
→戦略的に使わないと、ぴったり使い切ることは難しいため、残った端数が使えずもったいない。
→購入単位のしばりにより、合計3万円をもらった場合は、1万円が3枚にわけられて贈られる。
→高額の買い物に使いたい場合、合算しないと使えない。
→少額ずつ使うにしても、一枚ずつ端数が残って使えなくなるよりは、合算した方がお得。


年末の税金計算のために仮想通貨をJPYCに換える人も増えていることと思います。
急にたくさん抱え出したJPYCの置き場に困っている人もいるでしょう。
そんなとき、贈り物をしてみるのも素敵な活用法だと思いますよ。
