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JPYCから交換したVプリカの新たな決済ルート

スイーチ
3 years ago
JPYC→Vプリカ決済ルートの振り返りVプリカをauPAYへチャージする方法au利用料金をVプリカで支払う方法Vプリカ→auPAY決済ルートの概要auPAYから分岐する様々な決済ルートまとめ

JPYC_Android決済ルート

JPYC_iPhone決済ルート

こんにちは! スイーチです🐸
JPYCからVプリカへ交換後の新しい決済ルートを開拓しましたので紹介いたします。

【新しい決済ルート】
JPYC→Vプリカギフト→Vプリカ→auPAY→Revolut→6gram→etc.

VプリカでauPAYのチャージができたことでau利用ユーザー限定になりますが、日常のあらゆる決済が間接的にJPYCでできるようになりました。

最大のポイントはauの利用料金をVプリカで支払う裏技※です。通常のやり方では決済できないため、後ほど「au利用料金をVプリカで支払う方法」で詳細を説明いたします。

少し前段の話が長くなりますので結果のみ知りたい方は目次から飛んで読んでいただけたらと思います。

※今回の決済ルートはサービス変更等で決済ルートが封鎖になる可能性があります。また、au料金を支払い日までに払えなかった場合には回線停止や解約のリスク等がありますのでくれぐれも支払い忘れに気をつけていただくとともに、もし試すのであれば自己責任のもと実施していただきたくよろしくお願いします。

JPYC→Vプリカ決済ルートの振り返り

みなさんは、Vプリカを使用していて下記のように思ったことはありませんか?

  • Myページへログインしづらい
  • 10万円を超える決済で使いたい
  • 残高の有効期限をなくしてほしい
  • 公共料金、税金の支払いに使いたい
  • suicaにチャージして電車に乗りたい
  • 実店舗のクレジットカード加盟店で使いたい

今までの決済ルートを振り返ってみます。JPYCから交換したVプリカギフトはVISAオンライン加盟店で使用できるため、Amazonギフト券を購入したり、PayPal決済用クレジットカードに登録してPayPal加盟店で使用することができます。

VプリカギフトをVプリカにすることによってクレジットカードの3Dセキュア(本人認証サービス)が使用できるようになるため、Vプリカギフトで使えた利用先に加えてQRコード決済(PayPay,楽天ペイ,d払い)の支払い用クレジットカードに登録してオンライン決済の他に実店舗決済が可能になりました。(図1.)

JPYC決済ルート 図1. JPYC→Vプリカ決済ルート振り返り

しかし、VプリカをQRコード決済の支払い用クレジットカードとして登録しても公共料金、税金の支払い、タクシーの支払いに使えなかったり、Vプリカの残高10万円の範囲内で使う必要があったりと、利用者にとっては制約が多くあるため、もう少し使いやすくならないかな?と思っている方も多いのではないでしょうか。

また、VプリカはApplePayには登録できなくなっており、GooglePayの支払い用クレジットカードとしては登録できますが、suica等の電子マネーにチャージして実店舗での電子マネー決済や電車賃支払いとして使用することができませんでした。

10万円を超える決済に使用するには、複数枚のVプリカでAmazonギフト券を購入してAmazonアカウント内で残高合算、Amazonネットショッピングで使用するか、AmazonPayをAmazonギフト券で支払うことで10万円を超える商品の購入(決済上限1,000万円/回)やふるさと納税の支払いに使用することができます。(図2.)

ふるさと納税 図2. ふるさと納税でAmazonギフト券が使えるサイト

Vプリカ残高をAmazonギフト券にすべてチャージすることで、Vプリカだけではできなかった10万円を超える決済、Vプリカアカウントにログインして利用履歴や有効期限、カード番号等の確認を決済毎に気にする必要がなくなるため、利用者にとっては便利な決済ルートの一つだと思います。

それではVプリカ残高をAmazonギフト券へチャージする決済ルートが最強か?と言われるとそうでもありません。Amazonギフト券には有効期限が設けられており、購入後10年となっております。また、AmazonPayを使用できる店舗数に限りがあるため、日常の決済手段として利用するのは難しいのが現状です。

そこで、Vプリカ→Amazonギフト券のようにVプリカ残高を他のプリペイド残高へチャージできる決済ルートがないか模索していたところ、au利用料金をVプリカで支払うことによってVプリカ→auPAY残高へチャージできる決済ルートを開拓することができました。

VプリカをauPAYへチャージする方法

auPAY残高にチャージする方法の一つに電話料金と合算で支払い可能な「auかんたん決済」があります。電話料金の支払いをVプリカですれば間接的にVプリカ残高をauPAY残高へチャージすることができるのです。auかんたん決済でauPAY残高へチャージを行う場合、月間のチャージ可能額が最大8万円(図3.)となっており、毎月こつこつ積立チャージをすることでauPAY残高の上限100万円までチャージすることができます。

auかんたん決済とは図3 . auかんたん決済によるauPAYチャージ

Vプリカ券種図4. JPYCから交換できるVプリカ券種V(JPYC Appsより)

JPYCからVプリカギフトへ交換できる券種は3種類となっており、1万,5万,10万円の中から選べます。(図4.)

例えば、残高10万円のVプリカ1枚を使って8万円をauかんたん決済でauPAY残高へチャージ、au利用料金をVプリカで支払い、Vプリカ残高の余りは、次回1万円か5万円分のJPYCとVプリカを交換したあとでVプリカのMyページで残高合算をするか、Amazonギフト券を購入すればVプリカ残高の端数を気にする必要がなくておすすめの使用方法だと思います。

auPAY残高の様々なチャージ手段図5. auPAY残高の様々なチャージ手段

auPAYを高額な買い物に使いたいなら、希望額まで毎月auかんたん決済上限8万円を積立てチャージするか、残高が足りなければ楽天カードなどのクレジットカードでauPAY残高にチャージする、といったハイブリッドな使い方をすることでVプリカだけではできなかった10万円を超える決済が可能になります。

また、auPAY残高には有効期限はなく、残高上限は100万円までのため、とりあえずauPAYにauかんたん決済の上限額まで毎月チャージしておいても安心ですね。

au利用料金をVプリカで支払う方法

ここからが裏技の方法になります。まずは情報を整理します。

au利用料金の支払い方法には2種類あり、契約時に口座振替またはクレジットカードどちらかを選択する必要があります。(図6.)

au利用料金の支払い方法図6. au利用料金の支払い方法(au公式サイトより)

VプリカはVISAオンライン加盟店で使用することができますが、例外があり、月額・継続契約のいわゆるサブスクリプションサービスの利用料金の支払いには対応しておりません。公式サイトにも電話料金の支払いには対応していないことが記載されています。(図7.)そのため、通常の方法では支払うことができません。

Vプリカの利用できない加盟店図7. Vプリカの利用できない加盟店(Vプリカ公式サイトより)

それなら、定額引き落としにしなければVプリカで払えるのではないか?ということで私が試してできた方法は以下になります。

① au利用料金の支払いをデビッドカードに設定
②デビッドカードの利用限度額設定
③KDDIからの支払い案内メールを確認
④払込み用紙以外のURLリンクへアクセス
⑤ Vプリカで支払い(3Dセキュア必須)

順番に説明していきます。
① au利用料金の支払いをデビッドカードに設定
下記リンクにアクセスしてau利用料金の支払いをデビッドカード支払いに変更します。

auお支払い方法の変更ページ

②デビッドカードの利用制限
au利用料金に設定したデビッドカードの利用限度額の設定を行います。(下記の写真では利用限度額を最小額の1万円に設定しています。)

デビッドカードの利用制限

実際に決済に失敗した時の写真が下記のようになります。au利用料金が先に引き落とされて、次にauかんたん決済の利用料金が引き落とされるのですが、デビッドカードの利用上限1万円を超えたため、決済に失敗、返金処理がされています。(auかんたん決済のauPAYチャージ利用分はau電話利用料とは別の明細になります。auかんたん決済だけで1万円以上使用したため決済に失敗しています。)

決済に失敗

③KDDIからの支払い案内メールを確認
決済が失敗すると下記のような支払い案内のメールが届きます。

支払いお願いメール

④払込み用紙以外のURLリンクへアクセス
メール本文にある「払込用紙以外の方法は以下のURLからご確認ください。」の下にあるURLをへアクセスすると下記のようなページへ遷移するのでWebでのお支払い「Webでのお支払い」を押します。

遷移先1

「クレジットカードで支払う」を選択します。

遷移先2

請求情報を確認して「今回のみクレジットカードで支払う」を選択してOKボタンを押します。

遷移先3

⑤ Vプリカで支払い(3Dセキュア必須)
三菱UFJニコスの決済画面に移るので Vプリカのクレジットカード情報を入力して申込を行います。

遷移先4

Vプリカの3Dセキュアで支払いを行います。VプリカアカウントのログインIDとログインパスワードを入力して送信ボタンを押すと決済が完了します。

遷移先5

実際のVプリカの利用履歴はこのようになっています。

遷移先6

以上でVプリカでauの利用料金を支払うことができました。JPYCから交換できるのはVプリカギフト。そのままでは3Dセキュアに対応していないため、Vプリカアカウントの開設をして3Dセキュアを使える準備をしておくと良さそうです。

今回なぜau利用料金の支払いにデビッドカードを使用したかというと、スマホアプリで簡単に利用制限を掛けることができるからです。

口座振替 クレジットカード デビッドカード
決済に失敗する方法 △銀行口座残高を空にする △サポセンへ連絡して一時停止 ○スマホアプリで利用制限

口座振替にしている方は、登録先の口座残高を引き落とし残高より少なくするか、空にする必要があり、クレジットカードの場合は、カード発行元のサポートセンターに電話をしてクレジットカードを止めてもらう手続きが必要です。結構手間だと思います。

スマホアプリで利用制限が掛けることができるデビッドカードであれば、手間なく簡単に決済に失敗することができるのです。

今回の① au利用料金の支払いに使用したデビッドカードはみんなの銀行のJCBデビッドカードです。(他のデビッドカードでも利用限度額設定もしくは一時停止などができるタイプであれば可能だと思います。)

みんなの銀行は福岡銀行の親会社のふくおかFGが展開するインターネット専業銀行で、スマホアプリで振込やデビッドカードの一時停止、利用可能額の制限ができます。

みんなの銀行は現在、入会キャンペーンを行っています。紹介コードを入力して新規口座開設すると紹介した人、紹介された人それぞれ1,000円もらえます。(紹介コード:YCBzcAhY)

また、今ならプレミアム会員に1年間無料で入会できるため、月10回まで他行あて振込手数料が無料になります。JPYCの日本円での購入方法は現在、銀行振込のみとなっていますので月々の振込手数料の節約のために試しに1年間だけプレミアム会員になってみるといいかもしれません。

Vプリカ→auPAY決済ルートの概要

auPAYの利用先図8. auPAY決済ルート

VプリカからauPAY残高にチャージできるようになったことから、様々な決済ルートが開けました。

auPAYは、QRコード決済のauPAYとMastercardプリペイドカードの2種類があり、それぞれの決済利用額はauPAY残高とリンクしています。

Vプリカ auPAY
カードブランド VISA Mastercard
実店舗決済 △QRコード決済 ○Mastercard
 QRコード決済
オンライン決済 ○3Dセキュアあり △3Dセキュアなし
請求書支払い ✕PayPay,d払い,楽天ペイ ○auPAY
残高上限 10万円 100万円
残高期限 1年 期限なし
決済上限 残高の範囲内 25万/回
ApplePay接続 ○電子マネーチャージ可
GooglePay接続 △suicaチャージ不可 △suicaチャージ不可
ポイント還元 ✕なし ○0.5%

auPAY残高のチャージ上限金額は100万円、1決済あたりの上限は25万円、残高の有効期限は無期限となっており、決済によるPONTAポイントが手に入るため、Vプリカ(残高上限10万円、残高期限1年間)よりも使い勝手がよくなっています。

特に決済上限10万円の壁を突破できたことは大きな利便性改善になったと思います。

また、VプリカをPayPayなどのQRコードに登録して支払い不可能だった請求書支払い(スマホアプリで納付書のバーコード読み取り決済)をauPAYでできるようになりました。これにより、公共料金の支払い、税金の支払いに使用できる決済ルートができました。

auPAYはオンライン加盟店、実店舗で使用でき、残高や利用履歴がスマホアプリで簡単に確認ができますので使いやすいと思います。

実店舗での利用するならauPAYのQRコード決済に使用したり、Mastercard加盟店の決済にauPAYプリペイドカードが使用できます。 (私はMastercardブランドのみ対応しているコストコホールセールジャパンの買い物の決済に使用しています。)

auPAYプリペイドカードはApplePay,GooglePayに対応しており、iPhoneユーザーであれば、suicaにチャージして電車に乗ることができる他、各種電子マネーのチャージにも対応しています。(pasmo,waon,nanaco等)

AndroidユーザーはauPAYプリペイドカードをGooglePayに登録してもsuicaへチャージすることはできませんが、auPAY残高を別のプリペイドカードへチャージすることでチャージ先のカードをGooglePayに登録してsuicaチャージが可能になります。

詳細は「auPAYから分岐する様々な決済ルート」で紹介します。

auPAYから分岐する様々な決済ルート

JPYC_Android決済ルート

JPYC_iPhone決済ルート

auPAYプリペイドカードはオンライン決済で通常の買い物には向いておりません。なぜなら3Dセキュアに対応していないからです。

3Dセキュアに対応していないため、各種QRコード決済や、一部のネットショッピングで使用できなくなっております。

そこで、auPAYプリペイドカードの残高を他のプリペイドカードへチャージする手段がないか調査をしたところ、Revolut残高へチャージが可能であることがわかりました。

RevolutはVISAブランドのチャージ式のデビッドカードであり、実店舗での決済、VISAタッチ決済、オンライン決済(3Dセキュア対応)が可能であり、万能なカードです。

VプリカやauPAYプリペイドカードは、GooglePayに登録までできたものの、suicaへのチャージができませんでしたが、RevolutをGooglePayに登録してsuicaにチャージを試みたところ、無事にチャージできることを確認いたしました。これにより、JR,私鉄などの電車賃の支払いに使用できる決済ルートが誕生しました。Androidユーザーにとっては朗報です。

Revolutは、auPAYプリペイドカードで対応していなかった3Dセキュアに対応しているため、PayPay,d払い,楽天ペイへ接続して決済することができます。

d払いの設定カードに登録すると決済上限なく、Revolutにチャージした残高の範囲内で使用できるため、auPAYの決済上限25万の壁を突破できます。(利用でdポイント還元もあります。還元率は実店舗決済0.5%,オンライン決済1.0%)

また、auPAY→Revolutで試したように別のプリペイドカードへチャージすることもできました。ここでは6gramへのチャージできることを確認しています。

6gramはプリペイドカードとしては珍しく、JCBとVISA2種類のブランドに対応しております。JCBカードはオンライン決済のみ対応しているバーチャルプリペイドカード。VISAカードはバーチャルカード(3Dセキュア対応)に加えて実店舗のカード決済に使用できるリアルカードがあります。

JCBとVISAの残高は共有となっていて、家族や友達で残高を送金することができます。利用用途としては、遠方に暮らす家族へ仕送りをしたり、友達同士で割り勘に使用したり、利用用途がさらに広がります。また、6gramをGooglePayへ登録することによって、QUICPay+の対応店舗でタッチ決済をすることも可能です。

iPhoneユーザーであれば、auPAYプリペイドカードと同様にApplePayに対応しており、ApplePayへの接続方法が選べるようになりました。各種電子マネー(suica,pasmo,waon,nanaco等)のチャージにも対応※しています。利用状況に合わせて使い分けできるので下記のような組み合わせで接続できます。※

auPAY→ApplePay
auPAY→Revolut→6gram→ApplePay
auPAY→ApplePay→6gram→ApplePay

auPAYを6gramや電子マネーにチャージしてポイント獲得したとツイッターの情報もあります。(事実確認のため、ポイント獲得の画像付きツイートのみ参照しています。)

※電子マネーチャージ、ポイント付与等はサービス内容の変更によりできなくなることがあります。

auPAY,Revolut,6gramの仕様をまとめました。この3種の神器を使いこなせれば、日常のあらゆる決済に対応できそうですね。

auPAY Revolut 6gram
カードブランド Mastercard VISA JCB,VISA
実店舗決済 ○Mastercard,QRコード決済 ○VISA,タッチ決済,QRコード決済 ✕JCB○VISA,タッチ決済QRコード決済
オンライン決済 △3Dセキュアなし ○3Dセキュアあり ○3Dセキュアあり(VISA)
請求書支払い ○auPAY ✕PayPay,d払い,楽天ペイ ✕PayPay,d払い,楽天ペイ
残高上限 100万円 上限なし 50万円
残高期限 期限なし 期限なし 3年(利用毎に更新)
決済上限 25万/回 上限なし 50万/月
ApplePay接続 ○電子マネーチャージ可 ○電子マネーチャージ可
GooglePay接続 △suicaチャージ不可 ○suicaチャージ可 △suicaチャージ不可 QUICPay+利用可能
残高の送金機能 △銀行チャージ等 △銀行チャージ等 ○10万円/月

まとめ

au利用者限定になりますが、JPYCから交換が始まりVプリカ→auPAY→Revolut→6gramへのチャージができたことによって、日常のあらゆる決済ができるようになりました。

Androidユーザー、iPhoneユーザーそれぞれの決済ルートマップを比較してみるとiPhoneユーザー向けの決済ルートがAndroidユーザーより広くなっています。

ApplePayから電子マネーチャージができることによって、例えばnanacoでコンビニの収納代行ができたり、POSAカードをセブンイレブンで買うことができるようになりました。(その他のルートはかなりマニアックなため説明は割愛させていただきます。)

私は、au利用者,スマホ端末はAndroidであるため、他の携帯キャリアの調査ができていない部分もあると思います。この記事を見てau以外のスマホ利用者が利用料をVプリカで支払いできて新しい決済ルートが発見できるかもしれません。

その時は、是非情報共有させてください。決済ルートマップを作成いたします。

最後になりますが、下記ツイートでたくさんいいねをいただきありがとうございました。


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スイーチ
3 years ago
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