自殺の統計的な資料を集めてみた
自殺の統計的な資料を少々集めてみました。
とはいえ、リンクさせて頂いて閲覧しただけですけれども。
その中で自殺の概況かつ最新のものに着目しました。
『第1章 令和4年中における自殺の概況』(←PDFのファイルです)
全15ページで、7ページの「職業別自殺者数の年次推移」のグラフに着目。
以下、引用させて頂きます。
元は警察庁様のこのページからのデータに基づくもののようです。
こちらの資料の方は全39ページで、より細かい内容となっています。
というわけで、何が言いたかったのかと言いますと、やはり無職者の割合が多いということですね。
もちろんこの中には、定年まで勤務してその後に年金をもらうようになった人も含まれているわけですから、全員が無職のひきこもりであるというわけではありません。
ただし全体的な価値観としては「働くのは良いことだ」が行き過ぎて「働かないのは悪いことだ」になっているというのは、あるのではないでしょうか。
そもそも働いていなくても生産活動をすることはできますし、働くのは生産活動の手段の一つでしかありません。
(それに昨今では自宅で働くこともできるので、ずっと自宅にいるからといって働いていないとは限りませんし)
働くことは「生産活動の非常に有効な手段」であることは確かですが、手段は手段であり、目的ではありません。
目的は生産活動の方です。
そして生産活動は、幸せになるための手段の一つでもあります。
まずはお金にならなくとも広義の生産活動をし、そして不幸を回避する。
その後に広義の生産活動を狭義のものに換える(お金に換えられるようにする)。
まずは広義の生産活動をやらないことには、話が始まらないのではないでしょうか。
そしてこの広義の生産活動を皆で支援し合う、サードプレイスを形成する。
それが私の考えた「自殺を減らす」「より幸せになる」方法です。
というわけで、今回はその統計的な資料を集めてみました。