はじめに

海外ニートのANE（あね） です。

Defiに親しむみなさんは、（国際標準の）ステーブルコインがウォレットに冬眠しているなんてことはありませんか？

機動力確保のため、一定数のステーブルコインをつねに備えている方や、どこかの魔界から退避したときのステーブルコインが、そういえばそのままになっている方、などなど。

もちろんそのままにしておいても問題ないです。
が、たとえば、使う予定のないJPYCをKashiたりするのと同じように、せっかく価値のあるコインを持っているのであれば、いざという出番まで、働いてもらうのも手だと思います。（Not Financial Advice）

しかし、いくら高利率でAPY1,000%だとしても、リスクが高すぎたらいやですよね。
慎重派でもちゃっかりしたい、そんな欲張りなANEがたどりついたのが、ステーブル農場✨です。

ステーブル農場

ステーブルコイン同士のペアだと、どちらも大きな価格変動がないはずなので、インパーマネントロス（価格変動損失）のリスクを極小化できます。
しかし、利率はリスクに見合ったリターンのため、リスクが低いと、必然的に利率も低いのが常です。

しかし、そのデメリットを解決するステーブル農場をみつけました。

DODO

DODOは、2020年9月にローンチしたDefiプロジェクトで、もともとはEthereumのDEXでしたが、2021年2月にBSCに、2021年4月にHECOに、2021年6月にpolygonにデビューしました。
（ 参考：ホワイトペーパー ）
そしてこのたび、2021年9月2日に、Arbitrumにもデビューし、マルチチェーンに対応しています。

🍾 $DODO is now live on @arbitrum 🥳

🎉 To celebrate this we are launching the Kakapo DODO Carnival with rewards for all! 🦜

👉 Read more here: https://t.co/Xh5KN0AocF

🐥#JustDODOit here: https://t.co/U8WaN3cL6J ⛓️

🥚🐣🐥🚀🍾 pic.twitter.com/hyRpFIVDA7

— DODO DEX & NFT (@BreederDodo) September 2, 2021

さらには、Solanaにも進出する予定だと公式が6月に言っていました。

DODOの特徴

1.AMMではなくPMM

UniswapやPancakeswapなどのAMM(Automated Market Maker)と違って、PMM(Proactive Market Maker)は、トレーダーのスリッページを抑え、流動性提供者のインパーマネントロスを抑えることができる、流動性プールのリバランスの仕組みを採用しています。
（ 出典：ホワイトペーパー ）

詳細が知りたい人は、公式の「Introducing DODO: 10x Better Liquidity than Uniswap（DODOがUniswapより10倍良い理由）」を見てみてください。

2.片方トークン方式でdeposit可能

PMMのしくみにより、UniswapやPancakeswapなどのAMMのようなトークンペアでなく、単一トークンで流動性提供することができます。
そうすることで、ペアの時よりもインパーマントロスの影響範囲を片方だけに限定することができます。

関連する価格決定のしくみを詳しく知りたい方は、公式の「How DODO and Chainlink are Working Together to Further Optimize DODO’s Market Leading On-Chain Liquidity Platform」が参考になります。

3.ステーブル同士なのに高年利率

たとえば、ほかでUSDCのペアを預けたとしたら、APR4～7%しかならないものが、DODOだとAPR13～20%くらいを維持しています。
_{※年利率は水物なので、みなさんがこれを見た時の数字と、ANEが確認した時の数字は乖離します。}

DODOのステーブル農場(2021/9/4 22:50時点)

Ethereum

BSC

polygon

（polygonだけなぜか同じ体裁で出せなかったんです･･･）

Arbitrum

DODOの運用進捗

DODOでステーキングを始めて、今日でちょうど３週間が経過しました。
運用の進捗の方は、順調だと思います。

ANEは、BSC版のBUSD-USDTペアで、USDT片っぽだけにDEPOSITしました。 432USDTを預けて、21日目で2.021815DODOもらえています。

DODOの価値は現在￥225ほどですので、３週間で￥455 の利息収入をもらったことになります。

なお、日足のチャートはこちらです。 この価格帯であれば、下がる余地の方が少ないですし、それでも下がったら「もらいもんやし！」で割り切れます。
なんならウォレットに入れていたものと思えば±０です。
で、もし上がったら、もらった利息の価値が上がるので二重においしいですし、ATHしようもんなら最低でも10倍にはなります。

おわりに

低リスクで高年利率の農場もあるもんですね。
今後APRとDODOの価格がどのような推移を見せるのかも注目です。
バブルがはじける前から、まったりとステーブルでDODO掘る農家、ここにいますよ。