「ドンピエール」のゲームデザイナーCosta氏、Rôla氏にインタビューを行いました！！

今回はシャンパンの作り売りをテーマにした重量級ボードゲーム 「ドンピエール」の作者であるCosta氏、Rôla氏にインタビューを行いました。

Costa氏、Rôla氏は過去に「カフェ」や「6つの城」「ヤンジー」などのゲームデザインを手掛けており、現在新たに2作品を製作中です。

今回は「ドンピエール」の製作やゲームシステムについてインタビューを行いました。

（インタビューにあたってサムネイル用の写真まで用意していただきました。ありがとうございます。）

6つの城　和訳ルール付き | HonuGames powered by BASE
原題タイトル:6castles

カフェ　和訳ルール付き | HonuGames powered by BASE
原題タイトル:Café

①「ドンピエール」を作るきっかけを伺ってもよろしいでしょうか？

① PILE UP GAMESはポルトガルの新しい出版社で、最初の作品のリリースを依頼されました。また、テーマやゲームデザインに関することはすべて私たちに一任されました。私たちはこの依頼をとても光栄に思い、彼らの要望に応えるため、シャンパンという特別な製品についてのゲームデザインをするのが1番だと思いました。

②「ドンピエール」は過去の作品の「6つの城」や「カフェ」と同じように繰り返して遊ぶことで、よりゲームの魅力を発見できる作品だと私は考えています。「ドンピエール」の繰り返し遊びたくなるゲームシステムの工夫や特徴など教えていただいてもよろしいでしょうか？

②ゲームの基本的な仕組みは、各プレイヤーが自分の前に所有する個人ボードによるアクションですね。毎ターン、厳しい決断を迫られます。というのも、各アクションは最大で5回までしか実行できないからです。

また、同じアクションを何度も選択することで、より満足のいく成果を得ることができますが、同時にコストが増加し、プレイヤーの経済がどんどん厳しくなっていきます。つまり、相手のアクションと、今の自分にとって、どのアクションが良いのかを考慮した上で、パズルを解く必要があるのです。

このようなゲームの基本的な仕組みに加え、プレイヤーは常に変化し続ける市場というものに直面することになります。また、プレイヤー同士のインタラクションも「ドンピエール」の大きな魅力であり、このゲームの難易度を高めています。

③「ドンピエール」を初めて遊ぶ際のアドバイスなど伺ってもよろしいでしょうか？

初プレイの前に何ターンか試してみることをお勧めします。最初のターンから、このゲームの非常にシビアな経済状況を理解しておくことが重要になります。

④「ドンピエール」の拡張セットを作る予定はあるでしょうか？

いくつかのアイデアを考えていますが、今のところ予定はありません。

⑤ 最後に日本で「ドンピエール」を遊んでいるユーザーに何か一言あれば教えてください。

日本のボードゲーマーがこのゲームを楽しみ、「DOM PIERRE」を通じて、「YINZI」「6CASTLES」「CAFÉ」や「MOESTEIRO」「STEPHENS」などの今後発売予定のタイトルを知ってくれればと願っています。

Here it is... the cover of "Moesteiro"!
It's gonna be a great game, just wait for it😉 pic.twitter.com/rD8aWKlehr
— PYTHAGORAS (@GamesPythagoras) June 6, 2022