つばさの頑・頑日記 ｢悪性リンパ腫と宣告されて｣#6

｢悪性リンパ腫と宣告されて｣

2012年10月5日

朝1番にK総合病院へ行きました。

Y先生に｢今日も1人ですか？｣と聞かれました。私はいつも1人で病院に通うので｢はい｣と答えました。

｢病名がわかりました。悪性リンパ腫です。残念ながら間違いありません｣

｢悪性リンパ腫には、色々な種類があるので、あなたのガンの種類を調べて治療方針を決めましょう｣と宣告されました。

不思議と涙は出ませんでした。

｢先生、私は死ぬんですか｣と聞きました。

｢どちらとも言えません｣というのが先生の返事でした。

どうやって家に帰ったか覚えていません。よく事故らなかったと思います。

私は死ぬのが怖いです。私には障がいを背負った子供がいます。その子を置いて旅立つにはまだ早すぎます。

私は泣きません。だから神さま、私を助けて下さい。子供を独りにしないでください

夜、子供達を部屋に呼びました。そして病気のことを説明しました。でも私は泣きませんでした。泣く=死ぬ・・・。そんな感じがしたからです。

私は泣く暇はありません。コンビニ経営をどうするのか？お墓は建てるのか？とか考える事が山積みです。

心配してくれていた姉に、電話で報告しました。

｢あなたは泣かなくて強いね｣と言われました。

心の中で思いました。違うよ姉ちゃん！私は泣けないんだよ。泣くことや運命を呪う事ことより、これから先の心配の方が大きいんだよ。

泣いたら、私は駄目になる！そんな気がするんだよ。