アップデートとWeb3Pass

この数週間で信じられないほどの進歩を遂げたので、それを皆さんと共有できることをとても嬉しく思います。それぞれが既存のRSS3プロトコルに加えて、さらにWeb3の世界を構築するのに役立つでしょう。

アップデート

インターネットの誕生から、人間はオンラインで資産を作ってきました。資産は金銭的なものだけではありません。オンラインの世界であなたが作ったもの、所有しているものすべてがあなたの資産です。これらは、自分でホストしているウェブサイトのシンプルなコンテンツから始まり、さまざまなアプリケーションを経て、より複雑なデータセットへと移行していきました。今、分散型インフラの発展に伴い、トークンやNFTなどの資産がオンラインで見られるようになってきましたが、私たちはそこに留まるつもりはありません。トレンドを見ると、オンラインで利用できるアセットの数と種類が増えていることがよくわかります。具体的には、譲渡不可能なトークンやゲーミングアセットが今後増えてくると予想されます。

次の時代は「Metaverse」と呼ばれ、ユーザーはさまざまなアプリケーションを使って、より多くの、より大切なオンライン資産を作ることになるでしょう。そして、それはおそらく分散型ネットワーク上で行われるでしょう。しかし、すべての資産が同じネットワーク上にあることは期待できないのが現実です。あるいは、同じネットワークを使っていても、同じ基準のものを期待することはできません。現在でも、ユーザーのトークンがさまざまなチェーンに存在し、そのほとんどがEther上にあり、Axie Infinityなどのゲーム用NFTがRoninなどのチェーンにあり、記事やビデオがArweaveやIPFSに分散して保存されているのを目にすることができます。これは、常に物事がシンプルであることを期待するユーザーによって決定されたものではなく、これらの技術の根本的な論理によって決定されています。これらの根本的な論理は、短期間で解決できるものではありません。あるいは、このアプローチは、起こりうる単一分散ネットワーク障害（SDNF）の危険性を理論的にのみ制限するので、より良いかもしれません。

この大きな更新は改めてRSS3の基本的立場を示しました。

クロスネットワークのアグリゲーターとして

RSS3は、あらゆるネットワーク図形のインデクサーとなることを目指しており、プロトコルに検証とインデックス作成のモジュールを追加しています。 RSS3Hub（またはそれ以降のRSS3ノード）は、特定のアカウントの所有権を検証し、検証されたアカウントの資産をRSS3ファイルにインデックスすることができるようになります。また、ネットワークとは、分散型ネットワークだけでなく、既存の中央集権型プラットフォームも指しています。具体的には、RSS3規格に「RSS3Account」と「RSS3Asset」を追加し、Web3 Pass™の導入と合わせて、RSS3Hubではこれらの新しいモジュールをいち早く試すことができます。近日中に、アップデートの詳細や、コミュニティ開発者がこれらのモジュールを簡単に実装する方法について掲載する予定です。

ユーザー自身が管理するインデックスとして

RSS3は単なるアグリゲーターではないことは言うまでもありません。今、ユーザーやアドレスがどのように自分の資産を表示しているかというと、それは最も原始的な方法を使っています。 700件のNFTがある場合、それらは一度に表示され、閲覧者が選択できるのは、価格設定や年代順などのオプションのみとなります。それだと人間味がない。そして、ここで登場するのがRSS3ファイルです。強化されたRSS3Hub（後にRSS3ノードとなる）により、異なるネットワークからのアセットが収集され、Web3の歴史上初めて、ユーザーがインデックスをコントロールする権限が与えられます。資産の表示・非表示を選択することができ、注文を自由に変更することができます。あなたのファンや友人全員が、あなたのベストコレクション、コンテンツ、または業績を、あなた自身のインデックスから、あなた自身の方法で見せることができます。

OneSign

RSS3プロトコルを導入した当初は、データの所有権を優先して設計し、ユーザーが変更するたびに個別の署名を必要としていました。これは最も簡単なセキュリティ方法でしたが、ソーシャルアプリケーションやコンテンツアプリケーションには十分ではありませんでした：すべてのアクションを認識する必要はなかったのです。そこで、今回のビッグアップデートでは、OneSignと呼ばれる新しい署名アーキテクチャを導入し、金融系以外のdAppsの認証を完全に変更し、より安全で便利なものにします。そして、まだ特許は取得していませんが(笑)、同様のアーキテクチャを採用しているかどうかに関わらず、すべての非金融系dAppsに呼びかけて、OneSignというオープンスタンダードを形成したいと考えています。

まず、非金融系アプリケーションと金融系アプリケーションの署名に使用する秘密鍵は異なるものとし、起こりうるセキュリティリスクを排除します。同時に、ユーザーは、状況に応じて異なるタイプのキーを使用するという概念モデルを徐々に構築していく必要があります。

具体的には、例えば金融目的の場合

1.常に「SIGN IT IF YOU MEAN IT」を徹底し、ユーザーのアクションが実行される前に署名しなければならないこと。

2.秘密鍵がウォレットアプリケーションから出ないこと。

ただし、非金銭的な目的の場合は、限りはありません。

1.ユーザーがほとんどのアクションに署名する必要がない（これは、Web2時代にすでに開発されたユーザーの認識を満たすだけでなく、ほとんどのアクションがそれほどリスクを伴わないため、理にかなっていると言えるでしょう。例えば、セキュアなメッセージングアプリケーションであっても、メッセージが署名されるたびに署名を明示的に要求することはありません）。)

2.2.秘密鍵は、IndexedDBなどの安全なローカルストレージに保存することができますが、同時にアプリケーションや拡張機能がアクセスできないようにすることができます。

RSS3がEthereumで動作するためには、Secp256k1カーブを使用することに意味があります。ただし、前述したように、ユーザーがソーシャルやコンテンツのアクションにEthereumキーで直接署名することは避ける必要があります。そこで、ユーザーのために別の鍵ペアを生成し、生成された公開鍵にEthereumの秘密鍵を使って署名し、最後に新しく生成された秘密鍵をIndexedDBに格納します。このようにすると、ユーザーは新しい鍵ペアを生成する際にEthereumの秘密鍵で署名するだけで済みます。もちろん、高度なオプションとして、ユーザーがRSS3アクションに署名するたびに鍵ペアを強制的に再生成したり、有効期限を設定したりすることも可能です。

機知に富んだハッカーが何をするかは予測できませんが、私たちにできることは、生成されたキー・ペアに異なるカーブを使用し、無価値にすることです。

私たちはWeb3業界に、これを普遍的な標準とすることを求めます。ユーザーがSecp256k1の秘密鍵で署名する限り、それは機密性の高い操作であり、そうでない場合は、その操作にあまり関心がないということです。心配している友人のためだけなのに、ユーザーが署名している操作を常に確認するようなことはしてほしくありません。署名の内容に関する規格は、Curve255を中心に以前から存在していました19。実際、Secp256k1を徐々に業界標準にしていったのは、ビットコインの登場でした。そのため、目的別にカーブを分けておくことは理にかなっています。

Secp256k1とは異なる曲線には、多くの良い選択肢があります。 OneSignでは、最も広くテストされ、使用されているオプションの1つであるCurve25519を選択しました。私たちの選択についての議論は歓迎します。

私たちは、RSS3がこのようなシグネチャー・アーキテクチャーを採用しようとする最初のプロジェクトではないことをよく理解しています。ソーシャルメディア、メッセージング、その他の分散型アプリケーションの多くは、すでにこの方向に先鞭をつけています。しかし、私たちはオープンで共有される規格を開発したいと考えており、金融以外の分散型アプリケーションに取り組んでいる人に参加してほしいと思っています。

Web3Pass

私たちの「One More Thing ...... 」はこちらです。

ここ数週間、私たちはRSS3のパワーをあなたの指先にお見せできるようなものを密かに作ってきました。それが「Web3 Pass」です。

RSS3プロトコルが進化した今、ユーザーがRSS3ファイルを操作したり、ウェブ資産を公開したりするためのネイティブな方法を考えるべき時が来たと考えています。今後、徐々にWeb3 Passにモジュールを出荷し、RSS3のさらなる機能を紹介していきます。開発者は、このオープンなWeb3ユーザーテーブルから利益を受けるだけでなく、これらの栄光あるユーザープロフィールページは、アプリケーション内で直接表示することもでき、あらゆるデバイスやプラットフォームに対応しています。しかも、たった1行のコードですべてが完結します。

既存のイーサネットアドレスを使って、RSS3ベースのWeb3パスを簡単に開始し、クロスネットワークのメタWeb3の旅を始めることができます。前述のOneSignアーキテクチャのおかげで、これは非常に安全で簡単なことです。

まずはRopstenテストネットワークで試してみましょう。ここでは簡単なガイドをご紹介します。https://www.notion.so/rss3/A-Brief-Guide-for-Web3-Pass-3f42b829d0d64815aca63602cbe4ebaf

試験終了時には、すべてのデータがメインのEtherNetに転送されます。

RSS3のネームサーバー

最初の項目は、RSS3のネーミングサービスについてです。まだまだ整備されていませんが、そろそろWeb3パスの実験が必要だと考えています。各ユーザーは、イーサネット契約を通過する必要があります。（(https://ropsten.etherscan.io/address/0x63cfeb343975116ec2fc27125609da236d066615#code)）を使って始められます。この登録には、1つの$PASSトークンを燃やすための費用がかかります（https://ropsten.etherscan.io/address/0x63cfeb343975116ec2fc27125609da236d066615#code）で、ENSの一種であるRNSを付与しています。これは、Mirror.xyzの登録と似ているかもしれませんが、特殊なタイプのENSとして、1つのアドレスに対して1つのRNSしか存在できず、譲渡できず、期限切れにもなりません。また、通常のENSを別のアドレスに登録することはできますが、RNSに登録することはできません。

私たちは、RNSが典型的な資産とは考えられないように設計しました。分散型ネットワークロールの統一リゾルバとして、誰もが2つ持ち歩いたり、他のロールに渡したり交換したりすることは意味がありません。誰かが複数のパスポートを持っていたり、トレードしたりすることは、少なくともほとんどの場合はないと考えてください。現在、RNSは最小で2文字、最大で15文字までとなっています。今後、個人のRNSを変更するためのオプションを残していますが、それを決めるのは私たちではなく、RSS3 DAOがどのように機能すべきかを決めることになっています。

バリデーションとコントロール

大きなアップデートでご紹介したように、RSS3プロトコルでは、指定されたアカウントの所有者を確認できるようになりました。今回の最初のリリースでは、EthereumとBinanceのスマートチェーンの検証をサポートします。彼らの検証はとてもわかりやすい。 Web3パスを使って、「新しいアカウントの追加」をクリックし、このアカウントがどのネットワークに基づいているかを選択し、MetaMaskエクステンションでメッセージを署名します。なお、現在のところ、アカウントの追加と検証は、MetaMaskまたは同様のブラウザ拡張機能を通じてのみ行うことができます。現在、WalletConnectを利用して、モバイル機器からも利用できるようにしています。それまでの間、WalletConnectでWeb3のパスにいつでもログインし、自分のパスを管理したり、他の人のパスを確認したりすることができます。異なるチェーン、サイドチェーン、分散型ネットワーク、さらには中央集権型のプラットフォームなど、より多くのアカウントをサポートできるように取り組んでいきます。しかし、今のところは、あなたが欲しいETHやBSCのウォレットがいくつあっても、それがあなたのものである限り、すべてのコレクションを見せびらかすことを楽しんでみてはいかがでしょうか😉。

お客様のアカウントが確認されると、アセットはお客様のRSS3ファイルに取り込まれ、Web3パスを介してお客様に表示されます。これらのコレクションを自由にドラッグ＆ドロップできるようになりました。また、「すべて表示」をクリックすれば、すべてのパスが表示されます。

このようにして、あなたの検証された、あなたのタッチで集約されたパスが始まります。あなたのリンクを、あなたのツイッターのような目立つ場所に貼っておけば、他の人があなたのパスをフォローして、時々チェックしてくれるようになります。

ちょっとしたQ &A

Web3パスを開発したのは誰ですか？

RSS3の開発者であるNatural Selection Labが開発しました。

RNSとは何ですか？

これは私たちが開発した特殊なENSで、Web3パスを登録するとどのアドレスにも付与されます。

$PASSとは何ですか？

ERC-20トークンを発行するものです。アドレスがWeb3パスを登録しようとするたびに、1枚の$PASSを燃やす必要があります。

どのようにして$PASSを入手できますか？

PASSは、中央または非中央のいかなる取引所でも販売されていません。現在、PASSを入手するには、こちらのウェイティングリストに参加するしかありません

（https://form.typeform.com/to/ds3gKvwB）。

なぜ、このようなことをするのか？

初期の段階では、ユーザーの数を制限するための方法です。それ以降のステージでは、登録権をより積極的に販売する方法になるかもしれません。

ETHとBSCを選ぶ理由は？

人気があり、導入しやすいのが特徴です。

RSS3とWeb3 Passの関係について教えてください。

web3 Passは、RSS3プロトコルに基づいています。

Web3 Passと同じようなものを作ることはできますか？

はい、RSS3プロトコルとすべてのインデックスファイルが公開されています。むしろ、Web3 Passを超えるものを開発していただきたいと思います。

Web3 Passの登録でお金を稼ぐことはできますか？

いいえ、EtherScan（https://ropsten.etherscan.io/address/0x63cfeb343975116ec2fc27125609da236d066615#code）でスマートコントラクトをご覧いただけます。あなたが支払ったETHはすべてやEtherScanネットワークのマイナーに与えられます。実際、メインネットワークに切り替わった時にもお支払いします。

初期のWeb3 Passユーザーにトークンを配布する予定はありますか？

これは理にかなっていると思いますが、まだ議論中です。

RSS3プロトコルの大きなアップデートを主導するのは誰ですか？

DIYgodとNatural Selection LabsのAtlas。

Web3パスの背後には誰がいるのか？

Anny、Atlas、Candinya、DIYgod、Johnnyの5人です。

どこから最新情報を知ることができますか？

usagiとseiyo

誰がチーム全体の世話をしているのか？

STZ

Web3 Pass、OneSign、RNSなどの名前は誰が考えたのですか？

ジョシュアより