呪いをかける〜打小人 ダーシウヤン@銅鑼湾 Causeway Bay
あんまり風水とか、お祓いとか、そういうの信じるタイプじゃないんですが、会社クビになったり、まぁまぁ運気良くないんで銅鑼湾でペチペチしてもらってきました。
鵝頸橋下打小人
湾仔消防署近くの高架下がおばちゃん巫女たちの溜まり場。
橋の下かつ三叉路で邪気が溜まりやすいとか。
ペチペチってナニ?って、広東語で「打小人」って言うらしいんですけど、巫女さん的なお婆さんがスリッパで人型の紙を破れるまで叩きに叩いて邪気(小人)を追い払うお祓いみたいなやつ。銅鑼湾のバスターミナルの端っこに何人かお婆さんがたむろしててHKD50くらいでやってくれるらしい。
当然、英語も日本語も通じるわけがなく、身振り手振りで自分の名前を書け、的なところから。でも、呪いたい人の名前かもしれないので、念のためGoogle翻訳で確認。儒教の神様みたいな祠にお線香(香港のデカいやつ)をお供えして儀式開始。
お線香を供えると、早速なんかのおまじないが始まって、例のペチペチ。叩くのはスリッパというか、多分、元スリッパ。もう酷使されすぎててガムテープの塊みたいな、てかガムテープの何か…。取り敢えず、おまじないを唱えながら叩くこと1分。いや、邪気を叩くならもっと叩けよ、と思うこともなくないけど、多分お婆さんの体力の限界。叩いた紙は火をつけてお焚き上げ。
お婆さんが携帯で英語のメモの写真を見せてきて、This year, your fortune is not good的な。いや定型文かい!という心のツッコミは抑えつつ、お祓いに200ドルよ、とここで金額提示。ここまではもしかして無料なんかな?んなわけないか…
200ドル了解、ということで儀式は後半戦へ。短剣にお札をつけて、私の体のまわりをまわったり、お呪いが書いてありそうな紙に火をつけてまわしたり、お米をパラパラとしてみたり、最初から正味15分くらい。「終わったよ」的なことで言い値の200ドル払ってオシマイ。
広東語がわかったら、どんな運気なのか、とか、いろいろ聞けるんだろうな。ちゃんと小人いなくなってくれたかな。ま、いろいろなおまじない見れてよかった。次は香港人の友達を連れて行こう。