【部員優待制度創設!】&第2章 評価経済モデル
※なお、このアイキャッチ画像は、岡部さんからのご慈悲により、事前にご本人様から肖像権上のお許しをいただいております。岡部さん、ありがとうございました。
オイラの名はド文系オヤジ・Kecos(け~こす)。
自称 『ちょっとお茶目なゲリラ的評価経済論者』 であります。
Kecos、それは
1. Kezai(経済)of Cosmopolitan
― 世界の人々の経済のために(経済学士として)
2. Keiei(経営)of Cosmopolitan
― 世界の人々のビジネスのために(国際経営学修士として)
そして
3. Kenko(健康)of Cosmopolitan
― 世界の人々の健康のために(社会福祉士として)
かくしてその実態は、
上記は後付けの理由で、単なる息子が保育園児時代に考えた自身の架空の会社名がハンドルネームの由来でしたwww
(でも、密かにいつかはホントにその名前の法人をつくって、息子に「夢が現実になるんだぞ!」ってトコを示してやりたいという野心も潜んでいたり、むふふふ)
で、とにもかくにも、
Viva la innovación! (イノベーション万歳!)
では、暫く夏休みの自由研究(題名「HiÐΞ×JPYCの世界進出」)で、横道にそれてしまいましたので、今日から2学期。いよいよ評価経済の本質と皆さんが推し進めるトークンエコノミーの正当性について迫ります。
1. おさらい(2020年までの世界観)
では、暫く日数が経ってしまいましたね。
これまでの国力・経済指標についての世界観が次の15文であったことをご確認ください。
(過去の投稿内容が一気にキャッチアップできます。)
① 戦時において2か国間の国力を比べるために用いられるのは軍事力です。
②で も、平時で用いられるのは、国力指標は経済力です。
③ 産業革命以前であれば、国力と言えば、生産力そのものでした。
④ 生産力を江戸時代までの日本に置き換えると石高となります。
⑤ それは生産者の穀物生産量のみに的を絞った線的(一次元的)世界観です。
⑥ 確かに当時から生産過剰が価格を引き下げるという一般原則は知られていました。
⑦ でも、それを国力指標として”意識せざるを得なく”なったのは、産業革命以降です。
⑧ 日本では明治維新以降が相当します。
⑨ 産業革命以降は、食糧以外の商品の大量生産が始まります。
⑩ 食糧以外の商品は、生産が過剰により価格が下がりやすいという傾向があります。
⑪ このことを一般に価格弾力性と言います。
⑫ そのため産業革命以降、国富を測るために生産力だけを考慮するのでは限界となりました。
⑬ つまり経済力を測るために価格変動を通じた需要者の事情を考慮する必要性が生じたのです。
⑭ その結果、経済力の指標において、需要者を意識した新たな次元の形成が始めりました。
⑮ それが面的(二次元的)世界観であり、今日まで使用されているGDPなのです。
2. 面的(二次元的)なGDP的世界観がもたらしたもの
(1)経済政策
このように面的(二次元的)なGDP的世界観が世界中に定着してから今日までに何が起こっていたでしょうか。
先ず各国政府が、GDPの拡大競争を始めました。
現政権は経済政策において前政権や他国よりも優れていることを示さなくてはなりません。
そのために徹底的に経済成長率の増加を極端に重視し、GDPの拡大競争に明け暮れたのです。
GDPの拡大=政府の経済政策の成績表となったのです。
古くは1960年の池田内閣の所得倍増計画を思い出してください。
GDPの増加が国民の豊かさと近似の関係だったため、政府はそのことに明け暮れたのです。
(2)国富の真実
でも、先ほどの15文を今一度、思い出してください。
本来、国富(国力)を測るための指標というのは、便宜上の指標に過ぎないのです。
石高であれGDPであれ実態をある程度、可視化できれば足りるという程度だったはずです。
国富(国力)の実態との乖離が生じれば新たな指標が必要なはずです。
究極的に言えば、国富(国力)は定量化など出来ないのです。
では、はっきりと言います。
・例えば、海外から日本に戻ると感じる絶対的な治安の安心感、
・路上で疲れて倒れてしまってもその人は強奪などされずに誰かが労わってくれる安心感、
・困った時に遠くに住む老親を近所の人が見守ってくれるであろう期待感、
・一から十まで部下に説明しなくてもほどほどの業務をこなしてくれる期待感
(国際経営学ではハイコンテクスト文化と言います。)
・日本製の食品というだけで得られる信頼感
・警察に届け物をしてもまさか警官自体がネコババしないであろう信頼感、
・息子を近所の空手教室に預けても先生がきちんと指導してくれるであろう信頼感、、、
身近なことだけでも枚挙に暇がありません。
これらは日本国が有する国富・国力の大きな要素です。
ただ、現代風に言えば、特段、エコシステムに組み込まれていないだけの話です。
つまり特段に評価され「売上」として計上されていないから、GDPに計上されないのです。
実は、このことは日本に住む外国人の方がよく気づいています。
今や日本における一人当たりのGDPは世界190か国中20位程度です。
アジアではシンガポール、香港にも抜かれ、韓国にも追随される勢いです。
確かに人口が比較的多いために経済大国とは言えるでしょう。
でも、一人当たりのGDPでは、先進国といって良いか微妙なレベルです。
それでも、日本に来た外国人は、日本の別な豊かさに気づいています。
つまり上記の事例に遭遇し、GDPなど絶対的なものではないことを実感できるからです。
(2)日本の国富の真実
では、話を少し軌道修正します。
このように戦後、数十年に渡り、各国政府がGDP競争に明け暮れた結果、どうなったでしょう。
先ずは先進国です。
①先ず経済成長が停滞し、移民を受け入れなければ、経済成長が見込めなくなりました。
②所得の中間層が著しく減少し、国民同士にあつれき、分断が発生しました。
③国家のGDPを上回る巨大企業が出現し、租税回避など国家の統制が効かなくなってきました。
次に中国などの台頭した新興国です。
①先進民主国家群が築き上げた貿易ルールに加盟し、急激な経済成長を遂げました。
(GATT→WTOなど)
②一方で内政干渉(国内問題)を理由に、国内の民主化は先延ばしのままです。
③海外に対しては、サイバー攻撃、知的所有権の盗用、メディア操作等を活発化しています。
そして世界全体としては、異常気象や環境問題が深刻化してきました。
現代もなお、GDPが国富の指標として適切であれば、その拡大競争の帰結として、上記の問題は発生しなかったはずです。
なぜなら世界のGDPは確実に増大してきました。
その結果、先進国のコミュニティは崩壊し、
悪貨が良貨を駆逐するような貿易ルールが浸透し、
遂には地球が悲鳴を上げ始めました。
この帰結はGDPでどう説明できるのでしょう。
どうやら今、私たちは、生産者、そして価格メカニズムを通じた需要者に次ぐ、第三の視点が必要なようです。
なぜなら今、GDPは確実に拡大したのに、豊かさがまるで後退しているような局面に遭遇しているからです。
確かに豊かさの後退は体感ではありますが、国富というものは本来、定量化できない以上、私は体感こそが事実だと考える立場です。
私はその点のカラクリを、経済学の2つのキーワード、フリーライダー(タダ乗り)問題、外部不経済で説明できると思っています。
さらには私の造語になりますが、**“Who Am I? 問題”**という用語で本質に迫れると思っています。
次回もどうぞよろしくお願いします。
【ド文系オヤジからのお知らせ:部員優待制度の創設(試行第1弾)について】
オイラ、ド文系オヤジは ”ポスト・コロナの評価経済ってどうよ。“のトピ主であります。
オイラにとって、HiÐΞ×を学校に例えるなら、クリプト関連トピックの方々は華やかな体育会系の部活に映るんす。一方で、おいらのトピックなんかは日陰にそっと佇む、ほんわか文化系です。
だから、せめて部員さん(フォロワーさん)を誰よりも応援する姿勢を堅持し、部員獲得も人一倍頑張らにゃいかんというポリシーでいます。
で、いろいろと思案してました。
で、昔のValu時代(懐かしい)のことも思い出しました。
「確か、Valu優待という、一種の株主優待制度があったな、、、」と。
そうだ、**HiÐΞ×にはまだこの発想がない!**と思い当たったんです!
(オイラ、田舎モンですが、次から次へといろんな発想することは都会モンには負けないタイプっす。)
で、試験的に実施してみます。
先ずは、第一弾!
部員さん優待第一弾!
「アナタのHiÐΞ内の記事やTweetを一日、オイラのTwitter垢で固定ツイしPRさせていただきます。」
オイラ、極限まで放置プレイ状態のツイ垢があります。
全盛期に相互フォローを徹底した結果、意味もなくフォロワー数だけは10万を超えています。
錆びれたツイ垢ですが、コテツイ化すれば幾千のインプレッションにはなります。
こちらから部員さん(フォロワーさん)の記事やツイートなどを日替わりでオイラの固定ツイでうpさせていただきます。(勝手ながらこちらで選考させていただきやす。)
どうやらオイラのトピの部員さんにはクリエイター志向の方もいらっしゃるので、もっとスポットライトがあたるように応援させていただきたいんです。
いや、もっとぶっちゃけ言っちゃいましょう!
「モノで釣ってでも部員を勧誘したいんです!!」
公然とした買収工作です。
ぶっちゃけ、現時点では評価経済なんかに興味がなくても結構!
もちろん他のトピとの ”兼部”もOK!
皆さんからのご加入(フォロー)お待ち申しております。