
Kyber dmmと Uniswap v3の流動性増幅/集中手法の原理は根本では同じです。
Kyber dmmではプール作成者が増幅率(AMP: A)を設定することで、そのプールが対応できる価格範囲 [Pmin,Pmax] が決まります。
Uniswap v3ではプール参加者が、自身が対応する価格範囲を設定することで、その参加者の流動性の集中度(=増幅率)が決まります。集中度はこちらの記事で解説しました:
A=1−4√PmaxPmin1
中心価格 Pmid=√PminPmaxを使うと、価格範囲は中心価格に対して 1/R倍から R倍というように書けます:
[R1Pmid,RPmid]
ちなみに R=√Pmax/Pminなので、 Aは次のように書き直せます:
A=1−√R11
ここから逆に Rを Aで表すと次のようになります:
R=(1−A11)2
Kyber dmmのプール作成は基本的に現在価格を中心価格とすることになるので、これでAMPから対応価格範囲を求めることができますね。