さいとうなおき先生主催『5Artists NFTアートチャリティーオークション2022』開催!各アーティストの作品をご紹介
NFTアートを通じて未来の子供たちを支援する #NFTチャリティーオークション が開催へ
さいとう先生主催のもと、5月6日(金)と7日(土)の2日間、SBINFT Marketにて『5Artists NFTアートチャリティーオークション2022』の開催が決定しました!
さいとう先生のほか、ア・メリカさん、Eri Harigaiさん、おにぎりまんさん、GODTAILさんら人気イラストレーターが集まり、この企画のために描かれた新作がオークション形式で販売されます。
オークションの収益は日本赤十字社に全額寄付され、「未来をクリエイトするための命を救う」さまざまな活動に充てられます。NFTアートシーンを盛り上げながら、未来のクリエイティブにも貢献できるこのチャリティオークション。
今回の記事では、各アーティストさんが「10年後のクリエイターガール」というお題のもとそれぞれどのような作品を描いたのか、インタビューを交えてご紹介します。
まずは、チャリティーオークションの概要から見ていきましょう!
チャリティーオークション概要
主 催:さいとうなおき氏
協 力:SBINFT株式会社(https://sbinft.co.jp)
スタートバーン株式会社(https://startbahn.jp)
株式会社ワコム(https://www.wacom.com/ja-jp)
寄付先:日本赤十字社(https://www.jrc.or.jp)
チャリティーオークション販売情報
開催場所:SBINFT Market (https://sbinft.market)
販売作品数:5作品
販売形式:オークション
決済方法:ETH(イーサ)
作品のテーマ:10年後のクリエイターガール
チャリティーオークション開催の背景
ブロックチェーンによって「偽造不可な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータ」として唯一性を証明することができるNFT。そのNFTを活用したアート作品が、デジタルアーティストを中心に浸透しつつあります。
いっぽうで一般的な認知度はまだまだ低く、クリエイター支援やコミュニティ形成といった本質から逸れた投機的なイメージに抵抗を感じている層も少なくありません。
さいとう先生は次のように話します。
実はNFTは、こういったチャリティーの活動とは相性がとても良いと感じています。作り手と描き手が同じ想いのもと集い、そしてその想いを形にすることができます。
今回の『10年後のクリエイターガール』というテーマは10年後の未来を描くものでしたが、まさにこのオークションこそが10年後のクリエイターを育てるための1歩になると思っています。
各アーティストのオークション作品をご紹介
さいとうなおきさん作《Creator Girl 2032》
主催者のさいとうなおき先生は、NFTの意義はクリエイターを育てる仕組みにあると話します。
今回のチャリティオークションも未来の子供たちに向けた支援として、たくさんの協力者が現れることを祈っています。
今のクリエイターにとって、創作は『椅子に座る』ことを意味します。椅子に座って何かのデバイスを通してクリエーションを行うことがほとんどです。10年後には、そういう制約から解き放たれて、デバイスを使わずに空中に自由に絵が描けたら楽しいだろうなと想像を巡らせていきました。クリエーションがさまざまな制約から解き放たれるということは、今以上にすべての人たちがクリエイターになれる可能性を意味します。若者も老人も、体の動きに制約があろうとなかろうと、どんな境遇でも素晴らしい表現を持っていれば、それを可視化でき、みんなに想いを伝えられるような未来。赤ん坊が偶然つくり出した作品も、とても面白いかもしれません。未来の子供たちを育てると思って、ぜひチャリティーオークションへの応援をお願いします。
ア・メリカさん作《A Girl by Amelicart》
国内外のゲームや映像、広告、グッズ、出版など幅広く活動するア・メリカさん。
今回のイベントに参加するまでNFTには触れてこなかったア・メリカさんですが、さいとう先生の勇気と行動力と熱意に心を動かされ、二つ返事で参加を決めたと言います。
今回は誰のためでもない自分のための絵を描こうと、ずっと憧れてきた線画を組み合わせた画風に挑戦しました。
過去10年間、時代は大きく変化を遂げてきましたが、自分自身はどうだったのかと振り返ると、時代に応じて変化してきた部分とそうではない部分があります。そのずっと変わらない部分が、一人のクリエイターが時代を問わず一生の人生の中で持ち続ける普遍的なものなのだと思います。その流れから作品のインスピレーションに繋げていきました。
Eri Harigaiさん作《The Artist from the Future》
Eri Harigaiさんは、日本と台湾を拠点に、プロジェクションマッピングやARなど新しいメディアを使った作品を展開しているアーティストです。
作品のコンセプトについて聞くと、モーションアーティストらしい答えが返ってきました。
私の場合は一人でいるのが好きなので、好きなアバターを着て、ネットやバーチャルの世界でワイワイと制作するのが楽しそう。自分らしく生活しながら制作できるのがいろんな人の夢ですよね。そして自分の絵が社会貢献のシンボルになったこともとても嬉しいです。
おにぎりまんさん作《10years-later Creator Girl(T.C.G)》
イラストレーターのおにぎりまんさんは、2021年8月よりOpenseaにてNFTイラストの販売を本格化させ、現在はNFTの創作を中心に活動しているひとりです。
NFTを始めてからこういったチャリティーイベントに参加するのは初めてとのこと。
今日本発のNFTプロジェクトがどんどん世界で評価されていて、個人的にとても嬉しい。どこまで貢献できるかはわかりませんが、みなさんのご期待に添えるよう精一杯貢献していきますので、応援よろしくお願いします!
GODTAILさん作《NENDO》
NFT業界でも異彩を放つGODTAILの壮大な表現世界。
ゲームやアミューズメント分野の企画をはじめ、CM、ポスター、キャラクターデザイン、映像制作へと拡張されており、その活動はイラストレーターの枠にとどまらない。
未来の子供たちは、まるで粘土で遊ぶかのようにデジタルでシェアしながら創作するのではないでしょうか。一人でなにか一つの作品をつくるのではなく、色々な分野の専門家が集まって共同制作することも増えるかもしれません。人間もテクノロジーも制作環境も変化している未来を想像して、小学校低学年くらいの女の子が友達や兄弟とシェアをしながら、バーチャルで大人顔負けのすごい作品を制作しているシーンを描きました。
少しでも大きい金額を寄付できるよう頑張ったので、応援してもらえると嬉しいです。
4月29日21時からメタバースギャラリーツアーも開催!
メタバース空間であるCryptoVoxel内に各アーティスト5名の作品を配置し、ギャラリーツアーを行います!音声自体のコミュニケーションはTwitterスペースにて実施。実際にギャラリーを見て回りながら、参加アーティストから作品に関するテーマ、想い、裏話などを聞かせてもらえる貴重な機会です。
公式アカウントより事前に該当のCryptoVoxelsのリンクをツイートし、スペースではそのツイートを常にトップへと置いておくことが必須条件です。Twitterスペースの音声だけでも企画や作品について知ることができ、また一緒にメタバース空間へ入れるとより深く楽しめますよ!
皆さんは「10年後の未来」にどんな風景を想像しますか?? NFTが浸透したら私たちの世界にはどのような変化が起きるでしょう?
5月6日(金)と7日(土)に以下のリンクから5名のアーティストの新作をチェックして、未来へのビジョンを膨らませてみてくださいね!
ご紹介
さいとうなおき先生
1982年生まれ。山形県出身。多摩美術大学卒業後、ゲーム会社を経て現在フリーランス。
『ポケモンカード』公認イラストレーター、ゲーム『ポケットモンスター サン・ムーン』キャラクターデザイン、ゲーム『ドラガリアロスト』メインイラストレーター、漫画『バキ』の着彩を担当。
YouTubeチャンネルにて絵が上達するテクニックなどを配信中。
2021年10月にはNFT作品が600万円で落札されたことでも知られている。
ア・メリカ | Amelicart
イラストレーター。親しみやすい絵柄で数多くの版権作品に携わる。国内外のゲーム、映像、広告、グッズ、出版など幅広く活動中。
アメリカの大学でイラストレーションを学び、帰国後はサイバーエージェントにデザイナーとして勤務。2018年に独立。2021年より京都芸術大学客員教授。
Eri Harigai
日本と台湾のモーションアーティスト、Eri Harigai。
ロンドン芸術大学卒業後、東京で9年以上、TVやコンサートの映像制作に携わり、現在に至る。 プロジェクションマッピングやARなど、新しいメディアを使った作品を展開中。
おにぎりまん
2021年8月よりOpenseaにてNFTイラストの販売を本格化させた兼業イラストレーター。
2021年12月にOpenseaでの作品の総取引量が200ETHを超えるなどNFTの創作を中心に活動している。
GODTAIL
株式会社GODTAIL代表取締役。25年この業界に携わる。
ゲームやアミューズメント分野のオリジナル企画をはじめ、CM、ポスター、キャラクターデザインから映像制作・パチンコ、パチスロの液晶制作など。
主な作品
『ポケモンBDSPのデザイン制作』
『TBS 「リンカーン」オープニング/コンセプトアート担当』
『TOYOTA 「羅斗薔薇」 キャラデザイン担当』
『TVer アニメCM制作』
『TBSau提供「ザックリTV」制作』
『日清チキンラーメン「バターコーン」制作etc...』
『松任谷由実さん 新曲「深海の街」のPV アニメーション制作』
『コンパス短編アニメプロジェクト 第4弾~ジャスティス編~映像制作』
『デジモンカードデザイン』
『バディーファイト・ブシロード・ガーディアンクルスなどのソーシャルカードデザイン』
etc…
SBINFT Market
公認されたコンテンツホルダーやNFT販売事業者、個人活動するクリプトアーティストが制作したNFTの販売(一次販売)及び、利用者同士が保持しているNFTを売買(二次販売)できるNFT売買プラットフォームサービス。
SBINFT株式会社が運営する。
SBINFT Market (nanakusa)
SBINFT株式会社
追記(2022/3/23)
NFTマーケットプレイス『nanakusa』をリブランディングし、機能性向上と使いやすさを実現した『SBINFT Market』を2022年3月17日にリリースいたしました。
『nanakusa』は今後、公認アーティストの集団を表す名称となります。