NFTWebXRViewerについて
こんにちは XR Creatorの mekezzoです。 今回は最近作ったNFTの中身について解説します。
NFTWebXRViewerについて
NFTのmetadataにも組み込まれており、VRの空間をNFTとして記録することができます。
Web Browserで動作し、モバイル、Oculus Quest2等でも動作するIPFS上に挙げられたビューワーです。 モバイルでも動くのでぜひ試してみてください。
何のために生まれたか
せきぐちあいみさんのEver Changing PhoenixというVRアート作品をNFT化するために誕生しました。
既存のNFTでは画像、動画が主流となっていますが
VRアートという特性上やはりXR空間で鑑賞できてこそ価値が発揮できると思っており
VRアートが今後NFTの中で活躍する中でもある種スタンダードな手法を作れたのではないかと思っています。
NFT WebXRビューワーのここがすごい!
①アプリインストール不要
②VRデバイスのブラウザからも視聴可能
③リアル展示を意図したディスプレイ機能
①,②はなんとなくすごーい。というのは伝わるかと思うのですが ③が個人的にはミソです。
リアル展示などを意識して各サイネージで最適な構図を展示者が設計できるよう
カメラの位置やズームが可能なこと。
VRや他の機能とそれぞれカメラのプロパティなどを設定し機能ごと見せ方を変えています。
NFTの中に組み込んだ意味
NFTの特徴としては歴史を記録する。という側面があります。
アート作品という特性上「その時代の技術でどのように見えるか」も重要になってくるかなと思い NFTのmetadata内に組み込んでいます。 このこと自体は好き嫌いなので特に結論はないかと思いますがわざわざ入れ込んだ理由はコチラとなります。
将来的な活用方法
WebXRビューワーはXR空間をNFT化する事ができます。
これは割と応用が利くと思っていまして
①フィギュア
②VRワールド
③アートに加えて観賞場所も作品として封入
④プログラマブルアートの発展
今は画像や動画をサイネージにバーン!と映すことも多いかと思いますが
NFTの中にビューワーを組みこむことでもう少し踏み込んだ表現ができるようになるかもしれませんね
という事で簡単にご紹介でした!
ではでは~~!!!