エッセイ「三十三の一」
百の三
お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんのYouTube動画「百の三」をご存知だろうか。
この動画名の由来・趣旨としては、
「一つのテーマに対して百個の事例を考えてると、そのうち三個くらいは自分の実力以上のものが生まれるのではないかという試み」である。
最近見始めたのだが、とても面白く、芥川賞作家だけあって語る内容がとても深い。
又吉さん曰く、昔、ひたすらお笑いのネタ作りに没頭していた際、ふと気が付くとネタの中に「これとこれの話の繋がり、明らかにおかしいやろ。」という部分がポロっと出てくるといいます。 そしてまた、ひたすら没頭しているとまたおかしなところが出てくる。それを繰り返して、おかしなところだけを切り取ってネタにすると面白いものができていて、「このネタ、俺が本当に作ったのか?」というものになるという。 「百の三」はそこからきている。
私がポエムやエッセイを書こうと思い立ったきっかけはこの動画にインスパイアされたからである。
何か文章を書きたいと思っていたが、本一冊書き上げるほどのパワーも知識も経験もなく、何も行動できないでいた。 だが、又吉さんのようにとりあえず没頭して没頭して没頭してれば何かポロっと実力以上のものが生まれる可能性があるならやってみたら面白いかもと思った。 「百の三」を三で割れば、ざっくり「三十三の一」。 「三十三回に一回、実力以上が出るなら案外簡単かもなぁ。」、そんなことを思いながらポツポツと文章を書き始めた。
まぁやってみると、三十三回でも遠い。(汗)
そして今日もこうしてポツポツと文章を書いている。
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※ここまで読んでいただきありがとうございます!余談ですが、 Kindle本書いてみました!ジャンルとしては「ビジネス」「副業」ですが、一風変わったテイストとなっていると思います。
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