【OpenSea】ガス代無料でNFTを販売する方法をまとめました
NFTといえば、「ツイッター創業者の初めてのツイートが290万ドル(約3億1960万円)で売れた」や「アートがうん億円で売れた」なんていうとんでもない金額の話が日々飛び交っていますよね。
著者も勉強のためにもやってみようという気持ちで、実際にNFTを販売してみましたがイーサリアムのガス代高すぎ・・・。 そこで、イーサリアムではなくPolygonを使えばガス代無料で販売することができましたので、その方法をまとめました。
OpenSeaのガス代ってそもそも何?
ガス代はイーサリアム・ブロックチェーン上での取引手数料の名称で、主に取引のためのトランザクション実行や、プログラム処理ごとに発生する手数料のことを指します。
OpenSeaではイーサリアムを使った取引を行う場合は決済時にガス代がかかる仕組みになっています。
現在このガス代の高騰がOpenSeaにて問題視され、その対策としてガス代を使用せずに取引ができるブロックチェーンのPolygonが導入されました。
現段階で取引量はまだまだイーサリアム・ブロックチェーンが大半を占めていますが、今後はイーサリアム以外の通貨での取引がどんどん増えていくことになりそうですね。
OpenSeaを使った販売手順をまとめました
OpenSeaでは3種類のブロックチェーンを選択することができます。 今回はガス代無料の「Polygon」を使ってアイテムを販売する方法をまとめました。
ガス代無料でNFTを販売するまでの3つのステップ
- polygonのコレクションを作る
- polygonのアイテムを登録する
- polygonのアイテムを販売する
※この記事は2021/10/11時点のOpenSeaを参考に作成しました
polygonのコレクションを作る
まずはopenSea公式サイト にアクセスしましょう。
・作成をクリックしましょう。
・ログインページが表示されますので、ここでお持ちのウォレットを選択しましょう。 ・今回はMetaMaskでの方法を紹介します。
・ログインが完了すると右上にアイコンが表示されます。 ・My Collectionを選択します。
・Create a collectionを選択します。
・ロゴ画像をアップします。
・フィーチャーイメージをアップします。こちらはカテゴリーページなどでの表示されます。
・コレクションのトップに表示される画像をアップします。
・コレクションの名前を入力します。
・URLを入力します。
・コレクションの詳細説明文を入力します。
・自身のコレクションに合うカテゴリーを選びます。
・コレクションに関する情報を補完するためのリンクを入力します。
・ロイヤリティを入力します。 これはOpenSea内でコレクションが再販された場合、ここで設定した割合があなたに還元されます。 最大10%まで選択できます。
・コレクションブロックチェーンを選択します。 流通量はEtherreumネットワークの通貨が半分以上です。そのため買われやすいのはEthereumでしょう。今回はガス代がかからないPolygonで作成します。
・コレクションのブロックチェーンで選択した通貨の中での種類を選択できます。Polygonでは、DAIとUSDCも任意で選択可能です。
・ディスプレイがどんな見栄えで並ぶかを指定できます。お好きなものを選びましょう。
・年齢制限を設ける必要があるコンテンツ以外はそのまま(オフ)で問題ないです。血の表現なども海外は非常に厳しいので注意しましょう。
・クリエイトボタンを押します
polygonのアイテムを登録する
続いて作ったコレクションにアイテムを追加していきます。
・作成をクリックします。
・ファイルをアップします。 40MBまでの画像、音楽、ムービーをNFTにすることができます。
・作品名を入力します。
・説明用の外部サイトを入力します。
・作品の説明文を入力します。
・先程作ったコレクションを指定します。
・より詳細に指定したい場合は選択してください。 こちらは特に選択しなくても問題ありません。
・供給量を選択します。 1以上だと代替が可能となってしまいますので、世界に1つの価値を担保するには1としておく必要があります。
・販売するブロックチェーンを選択します。
・フリーズメタデータ設定はOFFのままでOKです。 こちらはアイテム登録後に変更できるようになります。今回は触らずskipします。
・createボタンをクリックします。
これでアイテムの登録が完了しました!
次は登録したアイテムを販売していきます!
polygonのアイテムを販売する
・登録したアイテムを選択し、「売る」ボタンをクリックします。
・固定価格と販売期間を入力し、「Complete listing」をクリックします。 ※ETHの場合はオークション形式を選択できますが、Polygonの場合は固定価格のみ対応していますのでオークションの選択自体表示されていません。
・クリック後にMetamasukの著名が表示されるため、メタマスクで「著名」をクリックします。
販売完了です!
ガス代0円でNFTを販売する方法まとめ
いかがでしたか?以外と難しかったですか? 一度作業してみると、次の登録時はそんなに迷うことが無いかなと思います!
今回はツールの使い方を紹介しましたが、やはり本質的には「どうやったら売上を出せるの?」というまとめを作りたいですね。 今後私も勉強してそちらのまとめができるよう精進していきます。
著者はゲーム事業を長年やってきましたが、このNFTの波は以前ソシャゲが流行りだす前の雰囲気をビシビシと感じています。
NFTにもそういったキャズムを超える時期がそろそろ出てくることを期待して日々学んでいきたいです。
それではありがとうございました!