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和らしべタイムズ創刊

億ラビットくん | CTO 👽 和らしべ
3 years ago
分散型ブログシステム1.カストディ規制2.秘密鍵管理3.Gas/手数料4.価格変動5.取引スピード6.KYC7.マーケットプレイス8.政治なぜ暗号通貨が普及する必要があるのか送金が便利P2Pで既存金融サービス手数料削減

和らしべタイムズは暗号通貨の国内大規模普及を促進すべく、イノベーターがアイデアとその実行を発表する分散型メディアです。

分散型ブログシステム

和らしべの進捗をTwitterで呟いていましたが、文字制限があるため多くを伝えることはできませんでした。そこで運営ブログを投稿するプラットフォームを吟味していたのですが、なかなか気軽に投稿できるクールなプラットフォームがありません。Medium、Qiita, note、ALIS等様々なブログプラットフォームがありますが、どれも和らしべの精神に合ったものではありません。何がクールでないかというとどのプラットフォームも中央集権的に運営がユーザーの記事を管理していることです。

分散型を強く志向する和らしべとしては、IPFS (P2Pの分散型ファイルシステム)をベースに個人の記事が完全に個人の管理下にある、全く新しい分散型ブログシステムを独自に構築しオープンソースプロジェクトとしてブログの在り方に新たな形を提案していく事にしました。

IPFSをベースとしたブログシステムに関しては次回解説します。どなたでも寄稿可能にする予定です。

暗号通貨国内マスアダプションへ8つの課題 和らしべタイムズをどういう場所にしたいかについてですが、イノベーターがぶっ飛んだアイデアやその実装・実行を発表する知的好奇心を刺激する最高なクールな場所にしたいと考えています。特に初めは和らしべの事業でもある暗号通貨が直接使えるマーケットプレイスを通じて、暗号通貨の国内マスアダプションを推進するイノベーションについての記事を中心に書いていきます。

暗号通貨の国内マスアダプションを達成するには8つの解決すべき課題があると考え、和らしべではその全てに包括的に解決策を模索しています。逆を言えばこの8つの障壁をクリアすることによって暗号通貨の普及は一気に進むのではないでしょうか。

和らしべでも大半の解決策は見つかっているので簡単に概要だけ書いてみます。

1.カストディ規制

4~6月頃に施行される暗号通貨のカストディ規制で沢山のクリプト関連スタートアップが事業の終了を発表していますが、和らしべではスマートコントラクトによるエスクロー技術の開発やDEX/DeFiの技術を活用し、ブロックチェーンに顧客資産の管理やセキュリティを担保させることで規制を遵守しながらより安価かつ安全なシステムの構築をしています。

2.秘密鍵管理

無くしたら資産を全紛失し、カストディ業務でハッキングされれば数百億円規模の大損失を出てしまう秘密鍵の管理は暗号通貨と関わる上で非常に厄介な問題です。Authereum等のスマートコンラクトウォレットを統合することにより秘密鍵管理をすることなくノンカストディで安全に、さらにはメタマスク等の拡張機能も必要としないウェブ2.0のUXで暗号通貨が扱えるようになりました。和らしべの開発するOSSプロジェクトNext DappでそのUXを体験できます。

3.Gas/手数料

Gasと言われるイーサリアムのトランザクションを実行するのに必要な手数料は暗号通貨のやりとりをする上で大きな障壁です。暗号通貨を始めて送金をする方でも事前に取引所等でETHを購入する必要が生ずるからです。上記したコントラクトウォレットの登場により、第三者(サービス運営等)が肩代わりすることができるようになりました。

4.価格変動

暗号資産が決済手段として普及しない最大の原因は価格が大きく変動するからです。近年ステーブルトークンの重要性が認識されMakerDAOが発行しているDAIというUSDと1対1でソフトペッグ(価格固定)になったトークンなどが普及しています。和らしべではWJPYという日本円(JPY)の代わりに利用可能な管理者のいない分散型のERC20日本円ステーブルトークンを開発しています。テストネットで稼働している DEX でWJPYの取引を体験できます。

5.取引スピード

決済手段として普及するためには取引スピードがクレジットカードと同じになる必要があります。現状のイーサリアムブロックチェーンでは10秒~数分、混雑時には数十分かかることもあるので大きなネックです。今年公開予定で数年での普及が見込まれるETH2やSubstrate等で独自チェーン構築、またPlasma等レイヤー2での解決策などがあるので和らしべでどのような解決策を投じるか検討中です。

6.KYC

金融に関わる様々なサービスにはKYCが必須な場合が多いです。DIDや自己主権型アイデンティティ(SSI)といった概念を使って、KYCプロセスを簡略化することに挑戦しています。和らしべでは古物商許可証を分散型に認証できるシステムを開発しマーケットプレイスにも導入予定です。

7.マーケットプレイス

暗号通貨が普及するためには暗号通貨で実際にモノの売買ができるプラットフォームが必要です。上記した技術を全て統合し、暗号資産/ブロックチェーンの活用で既存のEコマース/マーケットプレイスの手数料を大幅に削減するのが和らしべマーケットです!

8.政治

日本円ステーブルトークンが広く普及し日常生活で法定通貨の代わりに使われるようになるためには政治的アプローチが不可欠です。規制を暗号資産関連事業や消費者を保護する方向に改正する必要があり税制の改正や銀行や公的機関等のアダプションが必要です。和らしべでは政治のイノベーションを推進する団体や個人と連携して暗号資産が普及しやすい社会の仕組みを創っていきます。

なぜ暗号通貨が普及する必要があるのか

送金が便利

それは一重に便利だからです。国内で生活していると実感しにくいかもしれませんが、海外送金が凄まじく便利です。マイナンバーを持っていない海外居住者だとそもそも送金手段が限定され、高い手数料を取られた上に数日~1週間かかるような既存の金融システムの送金手段に比べ、最短数秒で数円の手数料で世界中どこにでも送金でき送金履歴が透明性と不変性を持って即座に確認可能な訳です。

P2Pで既存金融サービス手数料削減

また送金に第三者の仲介や堅牢なセキュリティを備えた高額なシステムが入らないことによって既存のサービスの手数料を大幅に削減することができます。例えば、和らしべの取り組んでいるマーケットプレイスの販売手数料は10%ほどが相場で場合によっては40%以上とるケースもあります。他にもブロックチェーンや暗号通貨が普及すると様々なサービスの運営経費が下がり手数料が大幅に下がります。

また、和らしべは開発資金調達にクラウドファンディングを慣行しましたが、寄付金の振込に一ヶ月以上かかり、消費税を含めると実に18%以上が皆さんの寄付から差し引かれています。暗号通貨によるクラウドファンディングであれば実質ゼロに近い手数料で即金ということも可能になります。

新規ビジネスチャンスが爆発する これは同時に様々な分野のサービスで新規のビジネスチャンスが生まれることを意味します。例えば和らしべの取り組んでいる

『暗号通貨 x マーケットプレイス』

という市場は既存大手がリスクで参入し難く、スタートアップが規制で参入し難い領域です。それにも関わらず暗号資産の大規模普及が起こることによって既存のEコマース市場規模を考慮すると20兆円の潜在市場があります。日本円ステーブルトークンが一般消費者に幅広く普及し日本政府がブロックチェーン・暗号通貨を国策に切り替えたとき和らしべが次世代のアマゾンとして国内経済を活性化するという希望的観測があります。

ということで和らしべは決済手段としての暗号通貨の国内大規模普及を全力で推進していきます!


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