JPYC子(仮)ちゃんが生まれた理由
こいつはJPYC子(仮)ちゃん、見ての通りJPYCの擬人化だ。
昔のクリプト界は陰キャオタクだらけだったので、新規コインが出る度に擬人化やイメージキャラを検討されていた気がするが、NFT陽キャに侵食されてこういう文化がなくなってしまった。
今回はこの女が生まれた悲しき理由について書く。
当初の目的
今年の4月に、JPYCの使い道を考えて経済圏に貢献するアイディア考えようぜの会「日本円ハッカソン」が開催された。実際に開発しないアイディアだけの部門もあり、こちらの賞金は5万円。
https://jpy.design/
参加者がほとんどいなさそうだし、出せば5万円GETじゃね?と思い、アイディアを考えていた結果生まれたのが、「Dapps脱衣ブロック崩し」。
Dappとしてウォレットに接続し、ウォレットに1JPYC以上入っていた場合、脱がせた時に余計なものが取れる「ブロックチェーン乳首券」という役割を持たせる画期的なアイディア。JPYCを保有するメリットを促進!これがワイのインセンティブ設計や!とやろうとした。
そのためにデザインされたのがJPYC子(仮)ちゃん。
申込み要項を見てわかったが、本大会は顔出しでスピーチをする必要があった。さすがにこんなクソアイディアで顔を晒すほどの勇気がなかったため、断念した。web3はメタバースでアバターだけの存在じゃないんですか。
その後、下手くそなイラストのレベル向上と、使い方が一切わからないgitHubとの格闘を頑張ってみたものの、5月のクリプト大暴落でやる気がなくなって、用済みになってしまった。
AIイラスト技術との出会い
しばらく放置していたが、今年8月にAIイラスト生成「Mid Journey」や「Stable Diffusion」が空前絶後の大ブームになり、少なくともイラストのクオリティは担保できるのではないかと再燃したので、検証を再開した。
結局、狙ったイラストを出力するのが難しく、コンセプトがよくわからなくなったり、クリーチャーが生まれたりしただけで失敗に終わって挫折した。再び世の中に出ることができなかった・・・。
誰だよコイツ
顔面崩壊
元々のキャラデザは、今は亡きキャラメーカーで考えたもの。元の方がかわいい。
忌子だけど嫌いじゃないよ
生まれることを許されなかった悲しき存在だが、あまりにも不憫なので、供養のために描いたのが冒頭の絵。
(¥)のデザインをどっかに取り込めばええやろという雑キャラデザだが、シンプルで個人的には嫌いではない。最近のソシャゲとかのキャラは、ガチャ欲を掻き立てるためか、ゴテゴテと装飾を盛ってリッチになりすぎる傾向にある。フルオンチェーンSVGでNFT化しづらいですね・・・。
たぶん好物はカツ。脚が太いのはライザブームの影響ではなくカツの食い過ぎだと思う。嫌いなものはイノベーション反対勢力。JPYC擬人化というより岡部女体化ではないか・・・?
Itadakimasu