VANTAN(バンタン)の新たな試み~ファッションとNFTの可能性~
概要
SBINFT株式会社が運営するNFT発行・販売・二次流通機能を備えたマーケットプレイス『nanakusa』には、現在約190名の公認アーティストが所属しており、日本のクリプトアート(NFTアート)界を牽引しています。
SBINFTは今回、「世界で一番、社会に近いスクールを創る」をビジョンとする株式会社バンタンと連携し、『ASIA FASHION COLLECTION(アジアファッションコレクション)』でニューヨーク・ファッション・ウィーク出場権を獲得した6ブランドと、nanakusa公認アーティスト6名のコラボレーションNFT作品13点をNFTマーケットプレイス『nanakusa』にて販売致します。
また、仮想空間『Cryptovoxels(クリプトボクセルズ)』の特設展示場で1週間にわたり作品を展示致します。
販売情報
展示情報
URL:https://www.cryptovoxels.com/play?coords=S@607E,640N,-0.5F
期間:2022年1月20日〜1月27日
会場ではAFCランウェイ(TOKYO STAGE)の実際の映像を放映しております。ぜひご覧ください。
クリプトボクセルズは、イーサリアムブロックチェーン上に構築された仮想空間(メタバース)であり、仮想の土地を所有することができるサービスを展開しています。SBINFTはクリプトボクセルズにて、自社が所有する土地を活用して定期的に展示会やイベントを開催しています。
新たな試みについてVANTANへインタビュー
今回のコラボレーションにあたり、株式会社バンタンの林口さんよりファッションとNFTについての思いを語って頂きました。
なぜNFTに取り組もうと思ったのか
nanakusa
なぜNFTに取り組んでみようとお考えになったのでしょうか。
林口さん
今回のコラボレーションの軸となる『ASIA FASHION COLLECTION』は、VANTANとPARCOが共同開催する、国内及びアジアの若手ファッションデザイナーのブランドデビューを支援するプロジェクトで、今回は9回目(9年目)の開催となります。
例年ファッション業界のプロフェッショナルによる審査やアドバイスを経て、TOKYOでのコレクション発表、さらには NEW YORK FASHION WEEK(NYFW)でのコレクション発表を中心にデビュー機会の創出とブランド活動支援を行っていますが、時代の変化に合わせて今年度はデジタルでの支援をより強化していく必要があると感じました。
nanakusa
どのようなデジタル支援を検討していたのでしょうか。
林口さん
1つはECサイト構築によるD2Cビジネスの支援、もう1つが今回のNFTの取り組みです。
NFTとファッションの可能性は、世界的に見てもまだ発展途上の領域だと思いますが、だからこそ無限の新しい可能性を感じました。NFTに限らずデジタル領域との融合は、リサーチして、様子見て、じっくり準備して・・・といったスピード感で行うモノでは無く、まずはやってみる。が重要だと思っています。
nanakusa
「まずはやってみる」からこのコラボレーションは実現したんですね。
林口さん
そうですね。『ASIA FASHION COLLECTION』からファッションブランドとして巣立っていく若いデザイナーというステータスだからこそ、このNFTという新しい領域にチャレンジして、体感してもらう事に意味があると思い、SBINFT代表の高様に相談をさせていただきました。
実際にコラボをしてみて感じた印象
nanakusa
実際に取り組んでみて、どんな印象を感じましたでしょうか。
林口さん
「ワクワク感がある!」の一言に尽きます。
今回は nanakusa公認クリエイターの方を各ブランドとのコラボレーションというカタチでマッチングしていただきました。公認クリエイターの方たちは年齢やクリエイターとしてのキャリア、作品やアートに対しての向き合い方も様々でしたが、それぞれが ASIA FASHION COLLECTION 各デザイナー、ブランドの特徴や方向性を理解いただき、コラボレーション作品が少しでも良いものになるようポジティブに取り組んでいただきました。
nanakusa
公認アーティストの方々はすごく楽しみにしていたとお伺いしております。
林口さん
それに応えるように ASIA FASHION COLLECTION 各デザイナーたちも、NFTについて学ばせていただきながら、双方の特徴を出しつつ良い作品が出来上がるよう、楽しいディスカッションを行いながらプロジェクトが進みました。
ファッション✕NFTの可能性をまさに模索しながら双方のクリエイターたちが取り組んでいく様子は、新しいコトにチャレンジしていくワクワク感が溢れるプロジェクトだったと思います。
nanakusa
双方にとって新しい試みのプロジェクトになりましたね。
林口さん
はい。このプロジェクトの短期的な成否に関わらず、双方のクリエイター、関わる人たちにとって貴重な体験になることを願っています。
ファッションとNFTの相性
nanakusa
ファッションとNFTの相性についてどのようにお考えになりましたか。
林口さん
NFTがクリプトや投資の文脈、アートやゲーム業界から先行して、市場が賑わっているようにファッション業界はデジタルの流れが比較的遅れて浸透していく傾向があると思います。
nanakusa
ファッションとNFTはこれから発展するとお考えでしょうか。
林口さん
そうですね。ファッションはリアルなアイテム、流通市場が土台となる領域なので、ストレートに考えればファッションとNFTは合わせづらい。
だからこそリアルとデジタル、真逆なモノを向き合わせてコラボレーションする事に取り組み甲斐があり、新しいモノが生まれる可能性があるとも思いました。
今後のファッションとNFTの関係性について
nanakusa
今後のファッションとNFTはどのように関わってくるとお考えでしょうか。
林口さん
LVMHやNIKEといったグローバルブランドは既にNFTやブロックチェーン領域に先行投資を行い、RTFKTのようなデジタルを基盤にしたクリエイターはファッション業界を変えようとしています。
nanakusa
これからもファッションブランドのNFT参入は続くとお考えでしょうか。
林口さん
はい。業界のトップランナーに続くように、ファッションとNFTの可能性はこれから世界中で様々な試行錯誤が行われていくと思います。メタバース上でのファッションアイテム化、現物商品との相乗効果を狙ったNFTアイテムのローンチ、あるいはブランドアイデンティティ表現やコミュニティ形成のためのNFTなど、多くの可能性があり、どれか一つの正解では無く様々な様相を見せていくはずです。
そしてクリエイター側としての NFT や WEB3.0 の醍醐味は、大きな資本やメディアに頼らずとも個人レベルで制作・発信できて、コミュニティをつくり、ビジネスを形成出来る ”クリエイターファースト” な点だと思います。
nanakusa
これからもVANTANは、NFTなどのデジタル領域と密接な関係を持ちますでしょうか。
林口さん
そうですね。VANTANは「世界で一番、社会に近いスクール」を目指しています。NFTをはじめとするWEB3.0の潮流を、一過性のトレンドではなく市場や世界の変革であると捉え、若いクリエイターたちにも積極的にチャレンジしてもらいたいと思います。
作品紹介
COCOTONO & TAKUROMAN
タイトル
「溶けてから咲く花」
「反芻と遭遇」
「出会いは唐突に」
「雲と羊と大切なひと」
「アワイコイゴコロ」
「ヨイナガラミルユメ」
「酔い友」
「セカイヘイワ」
それぞれの作品に込めた思い
OCOTONOさんのコンセプトにインスピレーションを受けて、それぞれの絵(計8作品)で表現しました。
COCOTONOさんは今回のコレクションのコンセプトとして「lol (laugh of little)」を掲げています。本来、lolは「laugh of loud(大笑い)」の略語ですが、それを 「laugh of little」に変えて、思わずフフッと笑ってしまうような楽しさを表現されています。
そのコンセプトと各スタイルに個別に設定されたコンセプトを踏まえ、TAKUROMANの作品には、ひとつひとつにストーリーを持たせました。
そして統一コンセプトは「life w/ lol クスッとした笑い(=気づき)あふれる人生」としました。
COCOTONOさんは、日常の中に潜む違和感に気づいた瞬間の面白さに着目し、それを際立たせることで独自のコレクションを表現されました。それに対して、僕の作品は比較的長い時間軸の気づきをテーマにしました。それが、lifeの意味です。
ちなみに、w/ は with の意味ですが、w(笑)の意味でもあります。 そのため、それぞれの絵のメッセージは長めの時間軸を感じる言葉を使用しています。
たとえば「アワイコイゴコロ」というCOCOTONOさんの「KANPAAI」にインスパイアされて描いた作品では、乾杯の瞬間に、泡と泡が出会い、恋をして泡のように消えてしまうのですが、喉元を過ぎても熱い想いを忘れないだろう、と余韻を残しました。
今回のコラボを通じて、COCOTONOさんのコンセプトや「身につけられる違和感」とでも呼べる笑、ファッションの面白さがさらに多くの方に認知され、さらにファンが増えて、NYへの弾みになるとよいなあ、と考えています。
とても楽しいコラボレーションをありがとうございました。
GLENDA GARCIA & NauGhtEd
タイトル
「GLENDA GARCIA x NauGhtEd」
概要
作業服からインスピレーションを得たGLENDA GARCIAのコレクションを参考に、 NauGhtEdは江戸時代の火消し(大工)をイメージした作品を作りました。
This work is a collaboration between an integral part of GLENDA GARCIA's work reproduced in digital fashion and an original NauGhtEd work incorporating GLENDA GARCIA's image. Taking inspiration from GLENDA GARCIA's collection of work clothes NauGhtEd created a piece inspired by the firemen (carpenters) of the Edo period.
込めた思い
私たちは、初めて映像作品を作成しました。 これまで自分たちのホームページ用に映像を作成したことはありましたが、思うようにうまくいかず、ちょっと避けていたのですが今回服の生地感やシルエットを表現するには映像がベストだと思って頑張りました。
実際にデザイナーをされている方の服を3Dにするのも初めてで、初めてだらけの作品となりましたが、GLENDAさんのたくさんの協力のおかげで素晴らしい作品になったのではないかと思います。
また、今回はNauGhtEdのイメージを前面に押し出すのではなく、GLENDAさんのブランドイメージに寄せてNauGhtEdオリジナルの作品を一体作成しましたが、これまでのNauGhtEdの作品は柄や色でブランドを表現することが多くGLENDAさんの無地でモードな作品にどれだけ寄せられるかが課題でした。
GLENDAさんのイメージを参考に、NauGhtEdらしさもうまく出せたのではないかと思います。
This was our first time to create a video work. We had made a video for our website before, but it didn't turn out as well as we wanted. But this time, we thought that the best way to express the texture and silhouette of the clothes was through video. But this time, I thought that video was the best way to express the texture and silhouette of the clothes, so I did my best.
It was the first time for me to make a 3D image of an actual designer's clothes, so it was a work full of firsts. However, thanks to the cooperation of GLENDA, I think it turned out to be a wonderful work.
Also, this time, instead of pushing NauGhtEd's image to the front, I tried to make it more like GLENDA's brand image. In the past, NauGhtEd's works have often expressed the brand through patterns and colors. The challenge for me was how much I could make it look like GLENDA's plain and modest works.
Using GLENDA's image as a reference, I think I was able to successfully create the NauGhtEd style.
DOKKA vivid & Taiichiro Hibiya
タイトル
「Crowds Inspired by DOKKA VIVID」
概要
Spice for your life.をコンセプトに掲げるDOKKA VIVIDのファッションショー、及びブランドのルーツでもある中国舞踊から着想しています。
これらのドローイングを行い、それを元に作品化することで、DOKKA VIVIDのイマを抽出しました。
繰り返される日常にスパイスを与えるような作品となりました。
込めた思い
DOKKA VIVIDの服のフォルム、特徴的なマスク、ランウェイモデル、中国舞踊の水袖の動き。ドローイングで捉えた線をベースに、お互いの色彩感覚が強みであるという共通項を最大限に活かしました。
ラフ案や作業進捗を共有することで、ブランドイメージから逸れない配色を表現し、またDOKKA VIVIDのテキスタイルパターンをコラージュする等、コラボレーションならではの作品が生まれたと思います。
WooLeeX & Kazuma Ono
タイトル
「Sunrise」
概要
WooLeeXさんが洋服デザインとして注目されているHIP HOP × グラフィティと私たち日本のアイテム、3つの要素でアートを構成しています。
日本を象徴する2アイテムである富士山と桜を、歌川広重「名所江戸百景」からお借りして、HIP HOPファッションで多く取り入れられているペイズリーのバンダナとMIXさせています。
そして中央下には、グラフィティでWooLeeXさんのブランド名を配置して、3つの要素をGIFアニメーションとしてまとめています。
込めた思い
私はWooLeeXさんの、アートを着るというコンセプトにとても共感しました。
一見、敷居が高いと感じるアートですが、ファッションに落とし込むことによって誰でもアートを体験しやすくしているのは、素晴らしい取り組みだと思います。
NFTが登場してアート表現の場が広がったように、ファッションも新しいアート表現の場になって欲しいという気持ちも込めて、WooLeeXさんとのコラボの依頼をさせていただきました。
そういった想いも込めて本作品では、富士山の背中からのぼる太陽をWooLeeXさんに見立て、これからのWooLeeXさんの明るい未来や、応援する私たちの希望を表しています。
また、WooLeeXさんはコラボレーションを積極的に行なっているので、今回の日本とのコラボでブランドの可能性がさらに広がれば嬉しいと思います。
SUNG JU & RYO3GATA
タイトル
「coexistence」
概要
作品のバックに私の以前描いた絵と今回描いた絵を置き、SUNG JUの服が目立つようにしました。
また、SUNG JUの服に私の作品を重ねて、SUNG JUの服を私風にさせてもらいました。
込めた思い
はじめて、Sung juさんとミーティングをした際、インスピレーションをチャメという韓国メロンから受けているということを聞き、どうやって作品に落とし込めるかというのが一番悩みました。しかし、表面的にチャメを表すのではなく作品のイメージとして感じることができればいいかなと思い、そこからはアイデアがいろいろと思いつきました。
私は普段絵を描く際に必ず線を描き、絵全体を覆うことをしています。それと、服を着るという行為に類似性があるので、Sung juさんに気に入ってもらった絵を使って、さらに新しく絵を描いてコラボレーションに使いました。
私は作品をいくつか作っていると同じような構図や、雰囲気になってしまうことがたくさんあり、それが悩みでもありました。 しかし、自分以外に作品制作の主役となる人がいることで一人ではできないようなこともできたため、悩みに対する一つの答えが見つかった気がします。
今回のコラボレーションは服が好きで一人ファッションショーなどを普段からする私にとってとても楽しく、さらに勉強になりました。ファッションデザイナーの考えていることや、それを形にする力など学校などではなく、実際に活躍している人と一緒に動くことでしかわからないことがたくさんあったので、この体験は間違いなく私にとって重要なポイントになりました。
YUUNA ICHIKAWA & Hikage
タイトル
「Fine feathers make fine birds」
概要
YUUNA ICHIKAWAさんが、ファーのコンテストでも受賞されたお洋服の素材をメインに、原画などの素材を頂き、そこからインスピレーションを受けて作品を製作致しました。
様々な描画技術を駆使しながら、受け手によって色々なストーリーを感じて貰えるような演出をしています。
デザイナーの思いが宿るマネキン、マネキンが見つめる先、様々なモノを縫い繋いできたレトロなミシン。
派手ですね。の一言で片付けて欲しくない。ノスタルジック。切なさ。悦び。目を凝らして細部を見れば、色々な情景が見えてくるはずです。
込めた思い
お洋服を作る上で重要なアイテムのマネキン人形は、僕の含みを持たせたストーリーラインアートの演出に、とてもぴったりの材料でした。今まで使った事ない様々なアイテムをコラージュしながらも、HIKAGEismを演出出来たと思います。
マネキンの無機質、無力な感じがちょっと切な気に感じるのですが、お洋服で着飾る事で命を吹き込まれたように思えます。しかし、SF映画のアンドロイドと同じで、完璧な人間にはなれません。
僕のテーマとなっている対極性を、デザイナーさんの想いとマネキンの想いというところで見せています。
また、デザイナーさんの細部に宿る技術へのリスペクトと言う思いから、頂戴した素材などはそのまま使わせて頂きました。
ジャンルや作るもの、ターゲットや価値観も全く違いますが、色々な貴重なお話を伺い、真剣さや真摯な姿勢に感銘を受け勉強になりました。それを受けて、僕も持てる技術を全て駆使し、クオリティーの高い作品を作らせて頂いたと思っています。
ご紹介
株式会社バンタン
株式会社バンタンが運営するバンタンデザイン研究所は、業界で働くプロフェッショナルのために、知識や技術を提供する教育機関として1965年に誕生しました。ファッション・ヘアメイク・美容師・グラフィックデザイン・映画・映像・写真などの分野のプロクリエイターを育成する総合専門校として長い歴史と実績を誇り、流行の発信地点としても各業界から注目を集めます。100%現役クリエイター講師、独自の教育メソッド、少人数制、グローバル対応など、即戦力を育てる環境を提供しています。
ASIA FASHION COLLECTION
『ASIA FASHION COLLECTION』は、VANTANとPARCOが共同開催する、国内及びアジアの若手ファッションデザイナーのブランドデビューを支援するプロジェクトです。2021年11月に第9回目が開催されました。最終選考で合格した6ブランドは、2022年2月に米ニューヨークで開催されるコレクション『ニューヨーク・ファッション・ウィーク』への出場が決定しています。
ASIA FASHION COLLECTIONブランド
GLENDA GARCIA
●デザイナー
Glenda Garcia
●ブランドコンセプト
機能性と実用性をコンパスとして設立されたGLENDA GARCIA。クリーンでクラシックなシルエット、複雑なディテール、そして分野横断的なプロセスにインスパイアされた素材感を活かした服を提案し、日常の着こなしや服との対話の中に繊細な瞬間を生み出す。
COCOTONO
●デザイナー
Kotono Fukazawa
●ブランドコンセプト
コンセプトは’lol (laugh of little)’ (思わずフフッと笑ってしまう)。 日常着がベースにありながら、ゆるさのある丈感やシルエットで、お茶目さとラフな雰囲気を出している。 そこに、ダジャレや大喜利的ネタの要素を加えて、世界中の人たちがフフッと思わず笑ってしまうようなクリエイションを目指している。
DOKKA vivid
●デザイナー
Nodoka Sugauchi / Akiho Ka
●ブランドコンセプト
Spice for your life. 日々の生活のスパイスとなるようなカラフルで刺激あるアイテムを提案。 異なる様々な要素を融合させ、色と柄でアジアテイストの独自の世界観を作り上げる。ファッションだけでなく、イベントの主催から社会問題まで取り組むフレキシブルなブランドであること。
WooLeeX
●デザイナー
Yu Nung Hsieh / Ming Jo Hsieh
●ブランドコンセプト
アーティスティックなペイントをファッションに巧みに取り入れているブランド。2014年設立。WooLeeXが人々に与える第一印象は、視覚的なインパクトの強さと精巧な手描きのアート。あらゆる文化の互換性を通して東アジア独特の手法を融合し、布地のデザインに広く活用する。ファッションをアートのような創造的表現と考えており、それは作品に深く反映されている。海外で学んだ経験や創造に、東洋の伝統的な刺繍の技術を加える。さまざまな手法やスタイルを試し、より芸術的な可能性を追求し、人々にファッションを再体験してもらい、ブランドのユニークな芸術的テイストを感じてもらいたいと考えている。
SUNG JU
●デザイナー
Sung ju Lee
●ブランドコンセプト
構造の要素に基づいて型にはまらないコレクションを作るブランド。デザイナーの興味や経験に基づき、大胆かつ実用的な創造を目指す。 SUNG JUを通じて、人々の生活に新鮮さを提供する。既成の枠や規模にとらわれず、自由に表現する。今後は、彫刻や建築など、より広い分野のアートとのコラボレーションも視野に入れている。
YUUNA ICHIKAWA
●デザイナー
Yuuna Ichikawa
●ブランドコンセプト
強く社会に立ち向かう女性の人生を狂わすような衝撃を与える。 幼少期からクラシックバレエを学び、自身が衣装を着て得た感覚や、ウェディングドレスのパタンナーである母から受けた影響を反映したデザインを特徴とする。
nanakusa公認アーティスト
NauGhtEd
現実の世界と同じように「季節」や「トレンド」を取り入れたカジュアルファッションを創造しているブランド。現実世界で服を選ぶように、鏡の前で何着も試着するように、デジタルの世界でもその日の気分やTPOに合わせてファッションを楽しんでもらえる作品を制作。
TAKUROMAN
子どもの頃からの夢を忘れられず、35 歳で一念発起し漫画学校に入学。在籍時に感銘を一入受けた書籍「人体クロッキー」の著者、 高桑真恵から描画技術を直接学ぶ。仕事をしながら絵を描き続けるために、電車の移動時などに「目的地までに完成させる」と決めて短時間で絵を描き上げ、SNSに投稿する活動を続けてきた。現在の作品総数は2,000 点を超える。
Taiichiro Hibiya
何気ない日常をドローイングし作品化することによって、ここに存在していたという事実を証明するような日常の抽出を試みている。繰り返される日常の価値、意義を再考するきっかけを生み出したい。
Kazuma Ono
現代社会の一部を取り、ポップアートとして表現。ガスマスクに焦点を当てた多くの作品を制作している。防毒マスクは、気候変動や感染症が問題となっている現在の世界の象徴的なアイコン。これまでもこれからも、強いメッセージを込めてガスマスク作品を制作していく。
RYO3GATA
16歳NFTアーティストRYO3GATAは、AdobeとBlenderを駆使して、人の顔をモチーフにしたマスクの作品や円を題材とした映像作品などを制作。日々進化し続けた多彩な作品を提供している。
Hikage
2008年タトゥーアーティストとして活動開始。完全紹介制で、ヒップホップアーティストやミュージシャンなど音楽業界の著名人や、ストリート系アスリートなどの顧客を持ち、オールジャンルのタトゥーを手掛けている。2021年4月から、NFT 活動を始め、日本のタトゥーアーティストで NFT 活動を始めた第一人者。
nanakusa
公認されたコンテンツホルダーやNFT販売事業者、個人活動するクリプトアーティストが制作したNFTの販売(一次販売)及び、利用者同士が保持しているNFTを売買(二次販売)できるNFT売買プラットフォームサービス。
SBINFT株式会社が運営する。
追記(2022/3/23)
NFTマーケットプレイス『nanakusa』をリブランディングし、機能性向上と使いやすさを実現した『SBINFT Market』を2022年3月17日にリリースいたしました。
『nanakusa』は今後、公認アーティストを指す通称となります。