森とブロックチェーン(5) ベルリンでの戦いが始まる
〜ハッキングをしてしまい気がついたら飛行機にのっていた僕はベルリンに降り立った....
前回までのお話はこちらから
僕は急いでタクシー乗り場に走り、飛び乗ってとりあえずベルリン センター センター とくりかえしたらタクシーは発信した...
ベルリンの繁華街へ
到着したのは繁華街だ。とりあえず現金を払ってタクシーを降りたのだが途方にくれた。スマフォはもってないので何も調べられない。
さてどうしようか。億ラビットくんに会いたいが顔もしらない。本名だって知るわけない。そしてここはベルリン。生まれて初めての海外だわ。
途方にくれているとなぜか背後の公衆電話が鳴った。ドイツだと公衆電話に電話がかかってくるの?
僕はミッション・インポッシブルでイーサンが公衆電話にでるシーンを思い出した。なんかかっこいい!
「学士くん?億ラビットだよ。なんかやばいことになってるね。もう犯罪者じゃない。仲間だね。ははは。Binancoハッキングとかかっこいいじゃん。」
やっぱり億ラビットくんは只者じゃない。この電話は安全性が高いのだとか。それにベルリン内のカメラはハッキング済みだとか。意味がわからないけど助かった。
今ニューヨークにいるんだよ。ちょっとヤバイ件があってね。僕の友達にサポートしてもらって。頭めちゃ切れる子だから頼りになると思う。
と電話が一方的に切られたと思ったら背中をトントンと叩かれた。なんか可愛い子がいる。
RAS3
只者じゃなさそうだ。
君すごい犯罪者なんだってね。メチャンコイケてるじゃん。やばくない?Binancoの秘密部隊も動いているからおいおい消されちゃうかもね。くくく。
なんか物騒なことをいう。それになんか全て知られているようだ。とりあえずもうBinancoから見たら僕は敵になっているようだ。どうしたらこの状況を脱せられるのだろうか。真犯人をみつけるしかない。
ラサと呼んでと彼女は言った。真犯人を見つける手伝いをしてくれるらしい。
でも、なぜ僕が飛行機に乗ったのかわからないということをいったら、そんなの知るかよと、キレられた。こわい。
秘密基地
なんか最近は女子の家に行くことが増えた気がする。これがモテキというやつか。うれしいなと家に入るとなんかメチャンコすごかった。
えっ?
ここが家なわけないじゃない。億ラビットくんの基地よ。この人達は億ラビットくんの部下たちね。
何しているかは聞かないほうがいいよ。後悔するから。Binancoなんてもんじゃないから。。。くくく。
ということで君を貶めた犯人について調べてみようかしら。まずはカチャカチャと彼女は何やら始めた。
ふむふむ。あなたのスマフォは1週間前くらいから乗っ取られていたみたいね。うーん。twitterのやり取りは改ざんされてる。あなたが1週間まえからやりとりしてるのはみんなAIよ。みんなもう学士さんはtwitter止めたと思っているわね。
え。俺とPython談義やBancor談義していたのAIかよ。マジか。なんかメチャンコ寂しいわ。
うーん。でもあなたにこれをしかけた人物はもうわからないわね。ハードウエアが残っていれば調べられたのだけど。
ラサをしてもここまでのようだ。あと言っとくけどさっききいたマミってこ怪しくない?ほんとに同級生?昔と違うとこない?
そう言われてみれば全く違う。彼女もAIなのか?
21世紀すげえと言ったら罵られた。
アホか。そこまで21世紀すごくないわ。ただのスパイだろう。あっ。
これはやばいわね。しまった。あなたを飛行機のせたのはそのマミだわ。あー。億ラビットくんの秘密基地の場所がバレてしまった。やばい。
彼女は億ラビットくんの部下に急ぎドイツ語で何かを言った。彼らは何やらコマンドをうち急いで席を離れた。
いくわよ。私達も。と僕は手を引かれ基地を出た。
ドカーン
あー。なんかこの展開2回め。また爆発してる....