CYBERで初個展をしたら起こったこと
NFTの世界に飛び込んでから、約3ヶ月ほどが経ちました。
11月半ば〜末まで開いていた、CYBERでの個展のお話をしたいと思います。
きっかけは新作を出したこと
私は現在、OpenSeaで2つのコレクションをメインに活動しています。
そのひとつである「ART by Mai」がちょうど10作目の発表を迎えました。第1作から共通して描いてきたのは「目が隠れて見えない少女」で、ある種シリーズとして描いてきました。
10作目は一旦シリーズ最後。区切りの1作としての意味合いがあります。
せっかくなら何かしたい、と感じました。
そこで思い出したのが、フォトグラファーの安藤きをくさん(@kiwokuand)がちょうど10月にされていたCYBERでの写真展です。
■写真展のお知らせ
— Kiwoku And | NFT art director (@kiwokuand) October 18, 2021
本日より7年ぶりの個展
「flowers12」
を開催致します。
期間:10/18(mon.)~10/29(fri.)
場所:なんと仮想空間。@oncyber を利用しました。
どなたでも入場できますので、ぜひともご来場ください。https://t.co/foWIHlug7t#nft #oncyber #nftcollectors #NFTPhotographer pic.twitter.com/tm1OzcKnZc
展示期間を設け、コレクション展開に合わせて個展会場も更新されていくというものです。実際に私もこの写真展を拝見しました。
安藤さんのこの取り組みは私の中で印象に残っており、「私も個展をしよう」と考えました。
個展のために準備したこと
せっかく「個展」として出すなら、できる限り「個展」として作り込みたい。
そこで私が意識して行ったのは以下の3点です。
・個展会場の一番目に着くところに、目立つような「タイトルボード」を置く
・作品それぞれに「キャプション」をつける
・個展に合わせて「グッズ(壁紙、ヘッダー)」を準備する
個展を開いて起こったこと
photo by Sawaco
開催2日目、新作が売れる
作品は0.3ETHと、決して安くない価格設定です。
個展を多くの人に見ていただけることで、私の今までの作品や、新作も新しい人に届くきっかけにならないかと思っていました。
実際に「個展を見ました」と言ってくださった方が、なんとご購入くださいました!(上記画像一番左の作品)
「うみつる美術館」タイトルボードを作成
私の個展の「タイトルボードがいいですね」と言ってくださったことをきっかけに、CYBERで美しいNFTのコレクションを展示されているうみつるさん(@umitsuru_fire)のタイトルボードを作成することになりました。(自ら営業!)
会場内の記念撮影をしていただく
個展最終日、メタバース写真家としても活動されているフォトグラファーのさわこさん(@SawacoNakagawa)が記念にと私の個展会場の写真を撮影してくださいました。そして素敵なその写真をプレゼントしてくださいました。「どうぞご利用ください」とデータをいただきましたので、この記事でも利用させていただいています。
イケハヤさんのプレゼン会へ参加
これは「起こしたこと」と言えますが、私の中で大きな出来事のひとつです。
人前で話すことが苦手意識があるものの、個展の告知という明確な題材があったため勇気を出すきっかけになりました。
個展を終えて
最終的に訪れてくださった回数は13日間で490回、グッズの売り上げは0.24ETHを突破。
個展期間中、本当にたくさんのことが起こり、たくさんの学びを得ました。
多くの方から「個展見に行きました」「グッズを購入しました」と嬉しいお声をいただきました。
課題も残りました。
売れても売れなくてもグッズは個展に合わせた展開、販売終了にしようと思っていましたが、実はまだ一部販売中です......。
リストして販売後の変更はできないと後から気づく事態。販売期間を個展期間と合わせた時間に、あらかじめ設定しておくべきでした。
より作り込んだ個展へ
CYBER上での個展は、私にとって新しい試みでした。
終わってから思うのは、もっと会場内だけの特典があってもよかったなと。今回はそれが挨拶文にあたるのですが、今まで公開していなかった(たとえばアイデアスケッチなど)ものを限定公開or販売しても面白いのではないかとも感じました。
また会場内自体の作り込み(3Dの設置など)もできたら面白そうです。
クリエイターやアーティストの方にとっては、比較的チャレンジしやすい環境。全世界どこからでもアクセスして見ていただけるってすごすぎませんか?
次はもっとパワーアップした個展を開きたいと感じた挑戦でした。
最後に
「クリエイターが集まれば最強」をうたう現在参加中の企画NFTxC内で、私の紹介ページを作成いただきました。
下記画像から、よろしければ併せてご覧ください。