BTC → ckBTC & ETH → ckETH を簡単に行う方法【初心者向け】
BTC → ckBTC & ETH → ckETH を簡単に行う方法【初心者向け】
海外取引所を使わず、日本国内でBTC・ETHを使ってICPエコシステムへ接続!
はじめに
ICP(Internet Computer)では、ビットコインやイーサリアムと直接統合する仕組みがあり、それぞれの資産をICP上で扱えるようにする**「Chain-Key トークン」**(ckBTC・ckETH)が存在します。
✅ ckBTC(Chain-Key Bitcoin) → BTCと1:1対応
✅ ckETH(Chain-Key Ethereum) → ETHと1:1対応
この仕組みを活用すると、日本国内の取引所で購入したBTCやETHをICPネットワークに持ち込み、DEXを通じてICPへ交換できます。
**「なるべく簡単に、手間をかけずにBTC・ETHをICPへ変換したい」**という方のために、最もシンプルな方法を解説します。
1. BTC → ckBTC を簡単に行う方法
🔹 最も簡単な方法 → 公式のNNSウォレットを使う
BTCをckBTCに変換するには、ICP公式の「NNSウォレット」(Network Nervous System)が最も簡単です。NNSウォレットを使えば、専用のビットコインアドレスが発行され、送るだけでckBTCが自動ミントされます。
💡 NNSウォレットを使ったckBTC取得の手順
-
NNSウォレットを開く
- NNS公式サイト にアクセスし、Internet Identity(生体認証やセキュリティキー)でログイン。
- 初めての方は、簡単なセットアップでアカウントを作成できます。
-
ckBTCの入金アドレスを取得
- ログイン後、「My Tokens」 画面で ckBTC を選択。
- 「Receive(受け取る)」ボタンを押すと、専用の BTC入金アドレス が表示されます。
- ⚠️ 重要 → このアドレスはあなた専用のビットコインアドレスです。
-
国内取引所からBTCを送金
- bitFlyer、GMOコイン、コインチェックなどの国内取引所から、NNSで取得したBTCアドレス宛に送金。
- 送金額は自由ですが、取引所の最低出金額に注意。
- 送金手数料(例:bitFlyerなら0.0004 BTC)も確認してください。
-
ckBTCが自動的にミントされる
- ビットコインネットワークで**12回のブロック承認(約1時間)**が完了すると、NNSウォレット内に ckBTC が自動的に反映されます。
- 「Refresh(更新)」ボタンを押すと最新残高が表示されます。
✅ この方法のメリット
- 最も簡単 → 送金するだけでckBTCが自動ミント!
- セキュア → 公式NNSが対応しており、スマートコントラクトベースで安全。
- 手数料が安い → 送金時のBTCネットワーク手数料のみ(ICPネットワーク上の手数料はほぼゼロ)。
✅ この方法の注意点
- BTCの承認には時間がかかる(約1時間程度)。
- BTC送金時のネットワーク手数料が発生する。
💡 これが最も手軽な方法なので、BTC→ckBTCはNNSウォレット一択でOK!
2. ETH → ckETH を簡単に行う方法
🔹 ICLighthouse を使う(Etherscan不要!)
ckETHの取得方法には ICLighthouse という公式推奨のWebサービスがあり、Etherscanを使わずに簡単にETH→ckETH変換ができます。
💡 ICLighthouseを使ったckETH取得の手順
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ICLighthouseのWebサイトにアクセス
- ICLighthouse公式サイト にアクセス。
- 「Connect Wallet」ボタンを押し、ETHウォレット(MetaMask)とICPウォレット(Plug Wallet など)を接続。
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ckETHのブリッジを選択
- 「Ethereum → ICP」 のブリッジを選択し、ETH → ckETH を選ぶ。
-
ETHを送金(最低 0.03 ETH 以上)
- 送金するETHの金額を入力(最低 0.03 ETH 以上)
- 「Confirm(確認)」ボタンを押し、MetaMaskでトランザクションを承認。
- 送信先のスマートコントラクトが自動で自分のICPアドレス(Plugウォレット)を識別。
-
ckETHが自動的にICPウォレットに反映
- Ethereumチェーン上でブロック承認されると(通常約10~20分)、ICP側のウォレットにckETHが自動入金されます。
- Plugウォレットの「Refresh(更新)」でckETH残高を確認。
✅ この方法のメリット
- Etherscan不要! → Web UI上で簡単に操作できる。
- セキュア → ICLighthouseがスマートコントラクトを正しく制御。
- 高速処理 → 10~20分程度で完了(BTCより早い)。
✅ この方法の注意点
- ガス代(ETHのネットワーク手数料)が発生する → 取引混雑時は高くなるので注意。
- 最低0.03 ETH以上が必要 → 少額は対応不可。
💡 ETH→ckETHは、IClighthouseを使うのが圧倒的に簡単!
3. 重要ポイント:BTCとETHのブリッジの違い
比較項目 | BTC → ckBTC | ETH → ckETH |
---|---|---|
どのチェーンを利用? | Bitcoin チェーン | Ethereum チェーン |
承認時間 | 約1時間(12回承認) | 10~20分(ガス代次第) |
手数料 | BTCのネットワーク手数料(取引所による) | ETHのガス代(変動あり) |
最小送金額 | なし(0.0001 BTC でも可) | 0.03 ETH 以上 |
簡単な取得方法 | NNSウォレットを使う | ICLighthouseを使う |
🔹 BTCは「NNSウォレット」、ETHは「ICLighthouse」を使えばOK!
🔹 ETH → ckETH は Ethereum チェーン上の処理(Ethereum のネットワークでガス代がかかる)。
🔹 BTC → ckBTC は Bitcoin チェーン上の処理(ビットコインのマイナー承認が必要)。
まとめ
✅ BTC → ckBTC を簡単に行うなら?
👉 NNSウォレット(公式サイト)を使うのが最も簡単!
→ NNSで専用BTCアドレスを発行 → BTCを送るだけ!
✅ ETH → ckETH を簡単に行うなら?
👉 ICLighthouse(公式サイト)を使えばEtherscan不要!
→ Web UIでMetaMaskを接続し、ETHを送るだけ!
✅ どちらを選ぶべき?
💡 BTCを持っているなら、NNSウォレットでckBTC化が最も簡単!
💡 ETHを持っているなら、ICLighthouseでckETH化するのがベスト!
🚀 これで、海外取引所を使わずに簡単にICPエコシステムへ参加できます!