ボクセルアートとクリプトアートと職業と。
ハァイ!みんな元気かな?私はそこそこです!
今回初めて噂のHiÐΞで記事で書きます。よくわかっていませんが大丈夫でしょう!
普段はnoteやブログで書いているのですが、面白そうなのとクリプトアートに関することなのでこちらで書いてみようと思います。
自己紹介
私の自己紹介をしておきましょう。知らない人のほうが圧倒的に多いですものね。大事。
私は日本のボクセルアーティスト/イラストレーターです。
ボクセルアーティストというのは3DCGで立方体を積んだり消したり、レゴブロックやマインクラフトみたいなことをやってる人です。インディーゲームのモデルや広告用の作品を作っております。でも普段は主に箱庭てきなものを作っております。目指せデジタル盆栽アドベンチャー。
作品はこちらで見れます:https://urabe_rocinante.artstation.com/
次にイラストについてですが、こちらはボードゲームのパッケージイラストや商品のPR用のイラストなどを描いております。
こちらも作品がみれます:https://aokuma59.artstation.com/
クリプトアート自体は2019〜2020年に少し触っていたのですが、本格的に参入したのは2021年の3月あたりからです。
クリプトアートに参入したきっかけ
実は以前(2年前ぐらい)にも一度クリプトアートとしてイラストを出したのですが、あまりの安さに手を引いてしまったのですよね。
結構有名なプラットフォームから招待されたのですが、すぐに手を引きました。今考えれば勿体ないかもしれませんが、そういうもんですタイミングなんて。
ではなぜまた戻ってきたかというと、クライアントの1人であるボスニア・ヘルツェゴビナの方に**「あなたはクリプトアートをしたほうがいい、才能を見せて伸ばすべきだ」**と言われたほうが困惑するような褒め言葉をアドバイスをいただいたので、じゃあやってみるかという感じです。
ウォレット等もすでに持っていたのでさくっと始められました。
余談ですが、私は情報工学の専攻だったのでブロックチェーン技術の話もなんとなく把握はしました。詳しいことはまだわからない部分が多いですが。そういう意味でも参入に壁は感じませんでした。
参入してみた感想
ここからは正直な感想です。怒らないでね。
もう「お金!」って感じでした。もちろんアートを盛り上げたい、クリエイターの新たな収入源にしたいという気持ちを感じる方々にもたくさん出会いましたが、やっぱり元が元なのでお金の圧力をめちゃくちゃ感じました。
良く言えば意欲的、悪く言えばギラギラしているというか。
今までなんとなくクライアントワークをこなし、自主制作で本を出したりしてた私には少々刺激が強かったですね。一時期は嫌悪感すら覚えました(今はないよ)
最初はついていこうと頑張っていましたが、今はもうできる範囲でいいやって感じです。べらぼうにお金を儲けたいわけでもないし、技術に死ぬほど興味があるわけではないので、活動するひとつのフィールドとして楽しめたらいいなと思っています。
ボクセルアートとクリプトアート
参入してみて嬉しかった点があります。それはボクセルアートがかなり好意的に受け止められているという点です。
私がボクセルアートをはじめた2016年時点では検索してもほぼ私しか出てこない**「職業にする?お金を稼ぐ?無理じゃん?」**みたいな感じでした。
それがですよ、クリプトアート界隈ではボクセルがボクセルとして売れる。モデルが売れるんじゃない、ボクセルの絵として評価される。こんなに嬉しいことがあるだろうか?いやない。
特にSuperRareやFoundationでボクセルアートが当時の日本円換算で100万程で落札されたときには**「時代が変わったぞーーー!!!騒げーーーー!!!」**って感じでした。
それほどまでに今までのボクセルアートには大きな価値はついていませんでした。よくて数万、ひどければ何千円です。
それがですよ、一気に桁が代わり、しかも尊重されている。夜明けですね。ボクセルアートの夜明けぜよ。多分わかってもらえてないと思う。そうだね。仕方ない。
私は歴史が変わる瞬間だと思いましたね。
(ただ私個人としてはボクセルアートを乱発して稼ぎに行く、みたいなのはちょっと好きではないなぁと思っています。でもそこはスタイルの違いで、サブマシンガンがいればスナイパーライフルもいるという感じですね)
職業としてのボクセルアーティスト
実はといっても今更なんですが、私は個人事業主です。職業は「ボクセルアーティスト」です。しっかり書きました。2019年に開業しています。
詳しくはこちらをお読みください:https://note.com/urabe_rocinante/n/n618d98d03183
noteのほうにも書いたのですが、私がボクセルアーティストを職業としたのには理由があって、もちろん好きなことで食っていきたいというのもあります。
ですが大きい目標としては**「職業としてボクセルアーティストを作りたい」**というものです。
まだまだボクセルアーティスト一本で食うことは難しく、私もイラストレーターやあれやこれやしながらどうにかという感じです。
でもクリプトアートでボクセルアートが評価されているなら、専業ボクセルアーティストも夢ではないかもしれません。
もちろんクリプトアートだけでは無理かもしれないですが、最近はゲームでの利用や書籍等での使用もかなり増えてきました。
私はボクセルアーティストを目指す人のロールモデルになりたいと思っていました。そしてそのために広めようと頑張りました。イベントでアピールしたり、ゲーム開発者に売り込んだり、Twitterで騒いだり、本の(一部)執筆をしたり。
ちなみに本はこちら。(Kindle版もあります)
http://nichibou.shop-pro.jp/?pid=150067142
2016年から続けてきたことがようやく芽を出しつつあります。焦らずじっくり続けてきたかいがありました。
正直な話
ボクセルアートがお金になるならクリプトアートにこだわる必要はないと思っています。ただ現状の最適解としてクリプトアート、ブロックチェーンゲームなどと相性が良いのは確かです。
第一人者ぶるつもりはありませんが、あのなんもない草原みたいなところから今やボクセル作品、建築物が並ぶようになってきました。
Twitterで検索してみ?めっちゃ出てくるから。
ブロックチェーン界隈の人と話していて、私がボクセルアートに傾けている情熱や危機感など似ているところが多くて嬉しいというのもあります。
私自身は今は表に出せるような作品はあまり作っておらず、ボクセルアートを広める支えるバックアップのようなことが多いです。エディタのテスターだったり、監修だったり。
あんまり活動していないように見えますが、水面下ではジタバタしております。
クリプトアートにはめちゃくちゃ期待しています。ボクセルアートをお金にするひとつの大きな道になってもらいたい。そのためにも学ぶ必要があると思い色々調べたりしています。
最後に
何が言いたいかわかんなくなってきましたが、とにかく「**ボクセルアートを評価して価値を与えてくれるクリプトアート界隈に期待している」**ということです。
もしかしたら衰退する可能性はあります。でもそれは今心配しても仕方のないことなので、受けられる評価はすべていまのうちに受けたいと思っております。
なんかよくわかんなくなりましたね?感情から書くとそうなっちゃいますね。
この興奮が全く他の人に伝わらないので、せめて俺は興奮しているぞというのを残したかったです。
伝われこの想い。
おわり!