misskey-site.comはHiÐΞに移転しました
Misskeyの情報をまとめるためにMisskey Site! (misskey-site.com)というWordPressブログを公開していましたが、こちらのHiÐΞというサービスに移転しました。
移転後の記事はMisskeyトピックやまとめの記事からお探しください。
一部移転対象にならなかった記事があります。ご了承ください。
移転の大きな理由は、WordPressをうまく扱いこなせなかったことです。
つまり純粋に私の技術力不足です。ご迷惑をお掛けし申し訳ありませんん。
結局毎日更新もできませんでしたね……(かといって内容のないような記事で埋めるのは違うのですが)。
そして、Misskey本体のドキュメントがしっかりしてきて、記事の内容を見直したかったというのも理由のひとつです。
なぜ移転先がHiÐΞなのか
プログラマ的に(?)Netlifyで静的サイトビルダーをホスティングするというのが定石ではあります。
しかし、ビルダーの選定やテーマの選定にまったく手を付けられていませんでした。
そうして漠然と移転したいなーと思っていた矢先、RSS3プロジェクト様からのご支援の話がありました。
そして、RSS3プロジェクトのよーちゃん様がHiÐΞで記事を書かれているのを見て、HiÐΞの存在を知りました。
分散型金融(JPYC)を用いた投げ銭機能があって、それがなんかうまくいっている。いいじゃん。ここに移転しよう。
そういうわけです。
いま気づいたのですが、こういう投稿サービスでMarkdownが使えるものは、実はなかなかない気がします。
運用型広告は持続可能でない気がする
MisskeyやFediverseに興味を持っている層は知識のある方々ですので、みなさん広告ブロッカーをオフにしています。
Misskey Site!にはAdSense広告を設定していたのですが、発生する収益は雀の涙でした。まあPV数そこまでありませんでしたが。
わざわざ広告をクリックしています、という方もいらっしゃったのですが、それもどうなんでしょう……。
AdSenseについて
AdSenseはWebコンテンツの収益化で一番インスタントかつ確実な方法です。
だからと言って陰謀論をでかでかと流すな
WordPressのテーマに手を突っ込むのが面倒なので、AdSenseの自動広告を設定していたのですが、サイトのヘッダーにでかでかと広告を流してくれます。広告表示数を最低にしてもここには表示されるんですよね……。
こうすると成績がいいということなのでしょうが、だからと言ってコンテンツがスクロールしないと見えないのは私的にNGでした。
しかもそれが陰謀論だったりするわけです。うんざりします。
AdSenseでは広告や広告主をブロックできますが、変なのがたまに出てくるのは変わらないので、面倒です。
ところで: YouTube Premiumって矛盾してない?
YouTube Musicで東方アレンジの配信が始まったことで、YouTube Premiumが実質無料(※私の主観です)になったため、私も契約を始めました。原作サントラ配信開始は即ちキャッシュバックですね。
でも、YouTube Premiumって、YouTubeの広告的にどうなの?と考えてしまいます。
購買力のある人の多くがYouTube Premiumに加入し、広告レスで動画を見る。
そうなると、YouTubeに広告を出しても、"買ってくれなさそうな人"ばかりに見られることになります。広告主はデータとしてそれがわかります。
私が広告主だったら、YouTubeの広告システムに出すのはやめようと思います。
そのうち消費者金融か出会い系サイトの広告しか流れなくなってしまいます。(もうなってる?)
"新規ユーザー"には必ずそういう広告が表示されるわけです。新規ユーザーにとってひどい体験だと思いますが、YouTubeの広告を出している人達はどう考えているのでしょうか。
しかし、購買力のある人全員がPremiumを契約するというのは相当乱暴な仮定ですね。
また、私はこの問題についての解決策を持っていませんし、これ以上突っ込んだ話はやめておきます。マーケティングのプロというわけでもないですし……。
PayPalをBANされた話
閑話休題、話がガラッと変わって、今度は決済手段についての体験です。
たしか今年の話だったと思いますが、PayPalの個人確認を通した際、「18歳未満のときからサービスを利用していた」という理由でBANされました。
私が生年月日を詐称してまで登録していたのが悪い話なのですが、PayPalを使わないでインターネットサービスを利用するってなかなか不便だと思いませんか?
Webサービスを利用しようとする際、クレジットカードを持っていないと結構な制限があるので、18歳未満の人は苦労を強いられます。
Kyashとかを使えばある程度は改善する……とは言うものの、VISAは検閲をします。
開発者にとって、特にEthereumは、決済の実装がとても簡単な仕様になっています。
StripeやPayPalなんかを介さず、現金のように直接決済できます。
中央集権型の決済サービスを使っていていいことなんてありません。 ブロックチェーン万歳!
HiÐΞを使ってみて
この記事を書くまでに、Misskey Site!から必要な記事を移転しました。
エディタの挙動が若干怪しかったりもしましたが、デザインにも使用感にも全体的に満足しています。
また、短期間でそこそこのお小遣いを稼ぐことができました(ほとんど転載記事ではありますが)。
ただ、Misskey方面の人が投げ銭含めHiÐΞの機能を使っていいただけているかというと、たぶんほとんど使ってないという疑惑が……。
記事公開直後の投げ銭や投票が多いのですが、その後は残念な感じになってしまいます。
記事の内容的に仕方ないのですが……。通常のブログ(?)もそういう感じなのでしょうか?
(こちらの記事の性質的に、HiÐΞ内でトピックや記事の検索ができたりとか、検索流入等の統計を知れたりしたらいいなと思うのですが、難しいでしょうか。)
あと、最大の課題は、「記事が役に立ったら投げ銭をする」という文化を日本人に根付かせることができるのか……ということのような気がします。詳しくは書きませんが。
JPYCの仕様について
JPYCの購入の際には氏名を書く必要があります。
マネーロンダリング対策で必要なのだと思いますが、これがハードルを結構高くしていると思います。
JPYC社の信用力をどう上げていくか。それも課題の一つのように思います。
Misskeyにも投げ銭機能……?
私はかねてからMisskeyに投げ銭機能をつけようぜという企みを持っています。
しゅいろ等の開発者やmisskey.io運営者の村上さん(=CookieRamen氏)のとのコンセンサスは全く取れていないので、本家での実装はかなり遠いと思います。Node.jsやTypeScriptに詳しい方がいれば、MisskeyをフォークしてJPYC投げ銭対応したインスタンス建ててもらって全然いいんですよ?
(AGPLなのでソースコードは公開をお願いします)