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【説明記事】医療/健康に特化したスイス発ブロックチェーンdHealth Network

Cat007🐱@bar.cat
a year ago
健康/医療データって価値あるの?dHealth×STRAVAのHealthToEarn 医療/健康データの存在と重要性世界の流れは患者中心の医療ヘ 今後日本のPHR(EHR)どうなる?日本の医療/健康データ今後の課題医療/健康データのメリットは? dHealthNetwork公式情報 Cat007のdHealth関連記事(ブロックチェーン実装例)モバイルウォレットDL方法

こんにちは。はじめまして🐱✨

dHealth Networkのブロックチェーン技術が好きでウォッチを続けているCat007です。医療に特化したチェーンということもあり、2021年頃から継続して日本国内の動向と終える範囲で世界の動向を観察し続けています。 

こちら下記のリンク先記事には、アメリカで実際にあった医療関連の沢山の問題点が収録されています。これらの問題点をブロックチェーン技術て解決するために設立された団体でもあります。

https://khn-org.translate.goog/news/death-by-a-thousand-clicks/?_x_tr_sl=auto&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja

 

健康/医療データって価値あるの?

今春、日本国内で個人の健康データの取り扱いルールをまとめる団体が発足されました。テレビを見ていると「PHR サービス事業協会(仮称)」が設立されたとニュースで目にする機会がありました。

https://project.nikkeibp.co.jp/behealth/atcl/feature/00004/061700365/

これは「患者中心の医療」に 向けて国策として実際に起動しはじめたということです。dHealth Network の活動を随時観察していたため、すぐにぴんときました。この話題は、dHealthの目指す道のひとつでした。日本国内でもこの問題が取り上げられ、とても嬉しかったです。 

PHRデータは健康データと呼ばれるもので、身近なところではスマートウォッチで心拍を記録したり、アプリで入力したり、GPS連携の運動アプリで運動した記録などがPHRデータになります。

 

dHealth×STRAVAのHealthToEarn

dHealthでは1年以上前からSTRAVAというフィットネスアプリと連携をしており、STRAVAとdHealthウォレット(現在はデスクトップのみで設定可能)を繫げるプラグインを使って、アプリを起動して使った運動量により少額のDHPが配布される"HealthToEarn"というSTEPNの簡易版のようなアプリも動いています。

STEPNほどゲーム性が高くなわく、もらえるDHPは少額ですが毎日の通勤で家から駅まで歩く時などに起動して使ったり、日常的な普段使いに向いているイメージ。

 

👉設定はメンバーのメタルさん解説記事

こちらを参考に毎日こつこつ貯めているユーザーさんもいらっしゃいます。ぶっちゃけ、わざわざ取引所で買わなくても、毎日のHealthToEarnとイベント参加で保有をノーリスクで増やすこともありだと思います🎉

https://nemlog.nem.social/blog/73292

 

 医療/健康データの存在と重要性

 ざっくり、まずは健康データと医療データの違いから 説明いきます❣️

☑️健康データ(PHR/Personal Health Record)

=病気になる前の個人データ(ワクチン接種、健康診断、検診、健康アプリなど)

☑️医療データ(EHR/electric Health Record、またはEMR/Electric Medical Record)

=病気になった後の個人データ(MRI等の画像、投薬、入院/通院歴、処方薬記録、現在から過去の全ての既往歴に関わる全医療データ) 電子カルテ情報病院での診察内容などが記載されている情報のこと  

それぞれ、分かりやすくざっくり説明するならば、保険適応かどうかでデータの分類、扱いが分けられています。

 

世界の流れは患者中心の医療ヘ

 今は患者中心の医療じゃないの?という疑問が出てくると思います。残念ながら実際に現状の医療は患者中心ではありません。

 例えば、病院を受診するとき「症状」があります。その「症状」を治療してもらいに私たちは身体に困ったことがあれば病院に行きます。病院に行くと医師の診察があり、診察内容に合わせて各種検査を行い(例:血液検査、レントゲン撮影、MRI 撮影、各種検査など)科学的根拠に基づき、主治医の判断で治療を行います。

 ですが、次のケースはみなさんもよく聞いたことがあると思います。それは、病院を受診してもなかなか症状が治まらないこと。自分の病院では詳しく検査ができない、詳しく調べるなら専門科ヘ「紹介」として別の新しい専門医や別の病院に紹介されるケースが私たちの日常には多々あります。この場合、次の新しい病院を受診した場合、何が待っているのでしょうか? そう、多くの場合では1件目の病院で行った検査をまた2件目でも行います。ひどい場合は3件目、4件目と続く場合もあります。過去に同じ部位や症状で検査をした履歴を持つ場合は、過去自分が通院していた病院に「自分のデータを自分で取りに行く(または、照会をかける)」という実務があります。 

 これって無駄じゃないですか? 

しかも、自分のデータなのに「自分の手元にデータが無い(病院が管理している)」不思議。

よく考えてみてください。 自分が窓口負担を支払い、検査してもらったデータが存在するにもかかわらず再度同じ検査をしたり、過去のデータ提供してもらえるか患者自身で確認したり。そして病院内の貴重な医療データはサイロ化して宝の持ち腐れとなる。

医療/健康データの所有権は本来患者が持つものでしょう。これが超ざっくりな「患者中心の医療ではない理由」 このほかにも様々な既存医療の無駄は存在します。説明しだすときりがないため今回はここまで 。

 

 今後日本のPHR(EHR)どうなる?

最初の話題に戻しますが、世界は今、医療データの無駄に気付きだしています。日本でも冒頭でお伝えしたように健康データの活用ルール作りが官民で進んでいます。仕切っているのは厚生労働省はじめ、様々な省庁が関連している模様です。 

この、健康データに関わる超絶個人情報をどうやって国として扱うかどうかを、民間企業と一緒に考えていきましょう。という団体が今春に発足された訳です。少子高齢化が爆速で進む日本も政府側で考えてくれているということですね。 これは日本の健康/医療データ戦国時代はじまりの合図ですね。

 

日本の医療/健康データ今後の課題

現行の次世代医療基盤法の改訂も必要。現在の健康/医療データは法律面では公共物扱い。ゲノム分野と分けて考えるようになるのではないかと予想。

あとは、開発。連携。近年産官学に国が力を入れているため、恐らく政府主導のもとで大学や民間企業が連携して、国家プロジェクトとして動くのではないでしょうか(臨床試験等を中心に)

あとは、データの基準が決まっていない。米国で採用されているHL7という基準が意識されているようですが、あくまでも医療データ領域で、電子カルテなどは今後こちらの基準に統一されていくのかな? 

そして、データの「粒」が規格化されていない事も問題だと思います。医療/健康データは「集めてからどう使うか」集めたビッグデータを活用できる手段、異なる組織から組織へデータが繋げられないと活用ができません。 国の目指すデータ管理は、出生から死亡までの健康/医療に関連するすべてのデータの収集だと思います。

そこには検診など自治体が行うものがあったり、病前、病後データであったり、その場合は少なくとも自治体か国と医療機関でデータの共有ができないと難しい。 ただ、大手企業さんや精鋭医療系ベンチャー企業さんの中では中核病院と連携してデータをやり取りできるシステムを既に構築し、発展に向けて動いている国内企業さんもあるようです。きっと、日本国内で動いている企業さんの実務を中心に関連する法律や規制などが変更されるのかな?と予想します。

まずはPHRデータをシステムにのせて、マイナンバーと連携(出来たら)将来的にEHRやEMRデータも連結していくと予想します。マイナンバー制度は国内でもブロックチェーン技術の実証実験の話が新しく今春頃からちらほら出てきています。 

非テックのくせにブロックチェーン技術が大好きな私としては、マイナンバー制度で別チェーンで走りつつ、PHRも別件でブロックチェーン技術を採用し、将来的にマルチチェーンでがっちゃんこ。できれば簡単で何より合理的かなと。勝手に思っています🐱🌈 

  

医療/健康データのメリットは? 

データサイエンティストという職種が誕生し、2023年春から数校の大学で学部新設の流れが来ています。近年の製薬会社では、社内にデータサイエンティストが所属されているようです。

 健康/医療関係のデータを集めて解析することで、様々な疾病予防や新薬の開発、難病の研究などが進むのではないでしょうか。例えば、dHealthのプロジェクトでは将来的にパートナー企業とリアルタイムで患者さんに関するデータが共有される世界観があります。 

患者さんはデータの提供に同意をする、パートナー企業間でデータをシェアし、創薬や研究にRWD(リアルワールドデータ)を活用していく。それは国境も越えてリアルタイムで、リアルデータがシェアされる世界。もちろん、ブロックチェーンに乗せるためセキュリティにも守られています。 

 

dHealthNetwork公式情報 

このようなデータ共有が可能なチェーンがdHealth Network(ディーヘルスネットワーク)。

医療に特化したブロックチェーンを扱う団体自体は医療系の共同組合のようなもので、パートナーは、世界最大手の製薬会社ロシュを筆頭に、ノバルティス、イーライリリー、チューリッヒ大学、インドのプネ大学。日本では、東海国立大学機構、岐阜大学など世界中の団体が多数参加。

この、参加するパートナー企業間で、ブロックチェーン上のデータを共有できるように主にヨーロッパ方面を中心に開発が進んでいます。将来的には、参加パートナー企業間でデータを共有しながら、新薬の開発をしたり、臨床試験データをリアルタイムで世界各国から見れるようになったり、臓器移植や、再生医療の細胞トレーサビリティが可能になる目が離せないプロジェクト。

 

 👉dhealth公式medium(英語)  

https://medium.com/dhealth?source=post_page-----c2afc9b35f8e--------------------------------

👉dhealth公式medium(日本語) 

https://medium.com/dhealth%E5%85%AC%E5%BC%8F%E6%83%85%E5%A0%B1-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E7%89%88

👉公式Linkedin

https://www.linkedin.com/company/dhealthfoundation/

英語版での情報はこちらのLinkedin公式が関係情報が豊富です、ザ・グローバルって雰囲気。 

👉dHealth公式YouTube 

https://youtube.com/@dhealthhub6766

 

Cat007のdHealth関連記事(ブロックチェーン実装例)

 👉ブロックチェーン実装事例を覗く① ロシュ(製薬会社)編 

https://note.com/cat007/n/nd75ab7d21daa

👉ブロックチェーン実装実例を覗く② 結核/ベトナム国立病院(NLH)編 

https://note.com/cat007/n/nfc73a687e254

👉ブロックチェーン実装事例を覗く③AIx臓器移植×iPS細胞(ORGANX/岐阜大学)編 

https://note.com/cat007/n/nf298eeef53f4

👉ブロックチェーン実装事例を覗く④ 狂犬病ワクチン×スイスTPH編

https://note.com/cat007/n/n056acba2bde0

👉【完全版】dHealth公式リンク 便利ツール/リンクまとめ

こちらにはウォレットのダウンロードや、日本語機械翻訳のホワイトペーパーなどが収録されています

https://note.com/cat007/n/ne23731be6f9e#9bb1c1f9-c821-4ba2-9023-00ee9ae7c4af

 

モバイルウォレットDL方法

https://note.com/cat007/n/nb9b40e1ea303

❣️委任者さま募集中❣️

XYMノード▶️https://xym517.allnodes.me

DHPノード▶️http://cat007.nuaka.net

投げXYM▶️NDIJG7OU5A7PTQAGTCKAZWDWU2F2OPTYZFINCMA

投げDHP▶️NAGNB5-ZKVYKX-RZA3Y7-OMS4M5-MI3FYA-W2E4L3-O4Y


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