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高×Nori対談!nanakusa第3期公認アーティスト募集への想い

SBINFT Official
2 years ago
nanakusa誕生ストーリー第1期、第2期の公認アーティスト第3期公認アーティスト募集変化の風公認アーティストの恩恵DiscordのインセンティブとDAO化変わったこと、変わらないこと抱負第3期nanakusa公認アーティストへの応募方法対談者紹介高長徳Noriaki Nakata

SBINFT株式会社が運営するNFT発行・販売・二次流通機能を備えたマーケットプレイス『nanakusa』には、現在約150名のアーティストが所属しており、日本のNFTアート界を牽引しています。
そして2021年11月15日から30日まで、nanakusa第3期公認アーティストの募集が行われております。

nanakusa生みの親であるCEO高長徳と、マーケットを牽引するCMOのNoriaki Nakataが対談を行い、 nanakusa公認アーティストと第3期募集への熱い想いを語りました。


nanakusa誕生ストーリー

nanakusaは日本発のNFTアートマーケットプレイスとして2021年3月にベータ版が発表され、2021年4月に正式にリリースされました。
nanakusaの誕生には、クラブハウスとの深い関わりがあります。マーケットプレイス誕生のストーリーを振り返りました。

高長徳(以下 高)

マーケットプレイスのコンセプトを本格的に考え始めたのは2021年1月頃です。

ちょうどその頃、音声配信SNSの「クラブハウス」が日本で爆発的に広がりました。1月末から2月末の1ヶ月間はクラブハウスに入り浸り、クリプトの有識者と情報交換をしたり、アーティストには積極的にNFTアートの話をしました。
nanakusaの基本設計や資金調達、スタッフの採用やアーティストへのアプローチなどもすべてクラブハウスです。当時はここでの活動があらゆるアイデアの源泉となっていました。

3月にnanakusaのベータ版をリリースしました。同時に、第1期アーティストの募集を3月15日から22日で行うと発表しました。

第1期の審査期間には約400名からの応募がありました。2021年3月当時は、まだ今ほどNFTやウォレットの情報がない時代でしたが、アーティスト同士のクチコミで広がり大きな話題になっていたようです。

そして4月26日にnanakusaが正式にリリースされました。メディアからも大きな注目を集め、リリースから4日後には日経新聞に掲載していただき、その後NHKから取材を受けました。


Noriaki Nakata(以下 Nori)

クラブハウスでは、声の温度感、間合い、トーンで相手の人柄を感じることができるので、自分の部屋にいながら皆さんと同じ空間を共有している感覚です。

僕も、当時は仕事の合間にクラブハウスで人と触れ合いながら勉強し、NFTのイベントもやってみたりしました。クラブハウスはNFTに対する心と知識を温める時間としても大事な場所でした。
ただでさえトレンドの移り変わりが激しいデジタル社会の中で、クリプトは情報が日本だけでなく世界に繋がるので、一人では到底追い切れません。そのため、みんなで情報を集めてクラブハウスで話していました。夜はクラブハウスで海外のクリプト勢と情報交換をするので、体内時計がパシフィックタイム(アメリカ西海岸の標準時)になった人も多かったですね。


第1期、第2期の公認アーティスト

nanakusa第1期、第2期の公認アーティストは、現在どのように活躍しているのでしょうか。激動のクリプト界を疾走する創造者たちの姿を、マーケットプレイスの目線から語りました。

第1期は、応募いただいた400名のうち、100名を公認アーティストに選びました。この人たちは、アートだけではなく、リアルの活動もしている人たちも多いです。音楽、細工職人、動画クリエイター、小説家、GPSで絵を描く人とか。当時はNFTの可能性がどこまでいくかがわからなかったので、多様性を大切にしました。


Nori

nanakusaのアーティストさんたちは、みんなパワフルですね。物凄くエネルギーを感じます。
僕らもマーケットプレイスとして走っているように、彼ら彼女たちもクリエイターとして走っている。もちろん、自分たちの生活がありながらです。その中でオントップで創作し、試行錯誤して作品に表現されています。どんどん変化されたり成長していく様子がわかるので、力強さを感じています。なので、一緒に並走しているという感覚です。
みんな、クリプトの仲間を欲しています。この激動のクリプトの世界を一緒に走り抜けてくれる人を探しています。

nanakusaに人が増える中で、第1期、第2期、第3期と層になっていきます。ただ、コミュニティの中では先輩後輩というような概念はあまり感じません。役割の違いやフェーズの違いはあると思いますから、それぞれに合ったスタイルでいいと思います。もちろん、わからないことなどがあれば聞き合ったり、助け合ういい雰囲気はあります。


アーティスト同士の関係性に関しては、フェーズによって変わってくると思います。フォローし合う雰囲気は、nanakusaだけではなくクリプト全体がそうです。Twitterでは誰かがわからないことをツイートしたら有識者が答えを返すみたいな。nanakusaでもこのような流れですし、さらにムーブが広がることを期待しています。

ここから1億円プレーヤーが生まれると、周りもピリッとしてくると思います。アーティスト同士での情報交換も活発になるでしょう。その時が一番クリエイターの品質が上がるタイミングになると思います。


第3期公認アーティスト募集

nanakusa公認アーティストの募集は今回で3回目です。
前回の募集から半年間で、nanakusaは所属アーティストと手を取り合い、数々のイベントを盛り上げてきました。そしてついに、待望の第3の波が押し寄せます。

Nori

nanakusa公認アーティストの募集は、第1期を2021年3月、第2期を5月に行いました。この半年間で、「どうやったらNFTアートのエコシステムを作れるか」、「みんなが幸せになれるか」を問いつづけ、その答えとなるモデルがようやく見えてきました。
そして今回、満を辞して第3期アーティストを募集することを決定いたしました。nanakusaに新しい風を入れながら、来年はさらにブーストして巨大な波を起こして行きましょう。


変化の風

第3期の参加により、更なるコミュニティの活性や活躍の場の拡大が予想されます。第3の風がnanakusaに巻き起こり、大きなウェーブとなることを期待しています。

第一に、コミュニティが活性化することを期待しています。第3期の存在が、第1期、第2期のアーティストにも大きな刺激となるでしょう。

第二に、nanakusaというブランドが大きくなることを期待します。2021年も終わりに近づいた今、NFTアートの波が一般社会にも押し寄せてきています。nanakusa公認アーティストもさらに活躍の場が増えてきましたし、結果を出す方も増えてきました。
世界には大きなNFTマーケットプレイスがいくつもありますが、「出品するならnanakusaがいい!」と思っていただけるようにしたいです。


Nori

運営とアーティストが歩み寄りながら一緒に運営するマーケットプレイスは、世界でも珍しいと思います。それゆえ、nanakusaにはハートウォーミングなアーティストが多い印象です。コミュニティの土壌は整っているので、第3期の皆様も入りやすい雰囲気だと思います。

コミュニティの文化にも新たな化学反応が起きる期待感があります。今のnanakusaは日本人のアーティストが中心ですが、今回は外国からの問い合わせも多くありますので、これまでとはまた違う風が吹く予感がしています。


公認アーティストの恩恵

nanakusaのアーティストのみが享受できる恩恵として、「公認アーティスト」というブランドの獲得や居場所の確保があります。承認制だからこそ提供可能な待遇をnanakusaはご用意しています。

僕は最初の構想段階から、nanakusaで世界一のクリエイター集団を作りたいと考えていました。なので、nanakusaにいることで「世界一のクリエイター集団」の一員になれる恩恵があります。 僕らは、nanakusaへの所属がブランドになるというマーケットプレイスにしていきたい。
そのために、さまざまな企業やブランドとコラボレーションしていくつもりです。


Nori

この激動のクリプトの世界の中で、クリエイターが安心して活動できる居場所を提供します。皆様が平等かつ十分にクリプトやブロックチェーンの知識をつけられるようにセミナーを開催したり、知識の共有やアップデートもします。そして、作品を出すだけでなく、クライアントワークも一緒にやってもらいたいと考えています。
コミュニティを大切にしているので、アーティスト同士が繋がる場所にもなったり、時には安らいだり遊んだりできる場所にもなりたいです。

居場所作りの一環として、nanakusaではメンタルヘルスサポートを導入しました。 クリプトはものすごく速くて忙しいですし、クリエイターさんは自分との戦いの部分もあると思います。海外でもクリエイターのメンタルヘルスは注目されています。そのため、nanakusa公認アーティストには福利厚生の一環として、メンタルヘルスのためのカウンセリングを正規料金の30%オフの価格で提供させていただきます。

ココロと向き合うを日常に
nanakusa×オンラインカウンセリング(HiDE記事)
https://hide.ac/articles/gIN45zn9O


DiscordのインセンティブとDAO化

nanakusaはコミュニティプラットフォーム「Discord」で専用のチャンネルを保有しています。チャットの発言数に応じてユーザーレベルが上がる仕組みを採用しており、レベルが上がるとアクセスできる情報が増えます。
ここには、DAO化(非中央集権化)を目指しながら多様性を大切にするnanakusaの思いが反映されています。

Nori

Discordでは、発言数に応じてレベルが上がったり、チームに入ってもらい色分けをしています。一定のレベル以上の人のみがアクセスできる部屋を作っています。アーティストの中でも、mint数、発言数、イベントへの参加数などの貢献度によっても特典の提供を考えてます。例えば、nanakusa貢献度バッヂを付与されると貴重なクライアントワークを優先的に提供したり、クーポンがもらえたりですね。
頑張っている人を活動ベースできちんと評価したいという思いからです。


この仕組みはすごくいいと思うので、みんなが楽しくやれるように上手に設定してください。我々はブロックチェーンを扱っているので、DAO(非中央集権)の思想のもとでできるといいですね。


Nori

DAO化は必須ですね。色々な目的を持って集まってくる人がいるはずなので、多様なニーズを満たせる組織になる未来を描いています。
人によって「世界一」の基準は違うと思いますが、「自分たちが満足いく活動ができる場所を提供してくれる」と思ってもらえるような居場所が理想です。


その通りですね。満足度です、まさに。ゴールはみんな違うので、一人一人の満足度が上がることが大事です。


Nori

いい意味での多様性を大切にしていきたいです。今回の第3期公認アーティストの選考では、書類審査のほかに面接をさせていただきます。やはり人柄は良いコミュニティを作る上でも大事だと思いますので。


変わったこと、変わらないこと

NFTアートマーケットプレイス「nanakusa」の運営母体である株式会社スマートアプリは、2021年9月30日にSBIホールディングス株式会社の連結子会社となり、社名もSBINFT株式会社となりました。その中で、変わらない大きな思いがあります。

公認アーティストの目線から言うと、何も変わっていないです。クリエイターファーストのサービスを維持しています。
ただし、SBIグループに入ったことでより強い戦略が練れるので、世界のスピードに食らいついていける体制は作れています。


Nori

SBINFTに生まれ変わりましたが、クリエイティブ、イノベーションなどの企業ポリシーは変わりません。変わるのは、課題解決を強化していく点です。そして、SBIグループが持つ「思い切りの良さ」が、市場を引っ張るという意味で必要になってきます。
同時に、スタートアップのノリも大事にしていきたいです。僕はクリプトを「インターネットのストリート」と呼んでいます。このヒリヒリ感やチャンスを大切にしながら体現していきたいと考えています。

このような理由で、アーティストさんにとってはサービスの質は変わらないどころか、むしろ表現する機会が増えたと思っていただいていいと思います。クリプトは激動であり、物凄く変化が速い市場なので、我々もこのスピード感に乗るために行った選択の一つです。結果的によかったと思えるように活動していきたいです。


抱負

2021年はnanakusaが誕生した年です。そして、NFTがメディアでも注目され、一般にも認知が広がった年となりました。
第3期公認アーティストが本格的に活躍する2022年はどのような1年になるのでしょうか。日本のNFTアート市場を牽引するSBINFT株式会社のCEO高長徳とCMOのNoriaki Nakataが、その抱負を語りました。

nanakusaが「NFT市場の飛躍」を担っています。
2021年までは需要よりも供給の方が多かったことは確かです。しかし、いまNFTが急速に一般化しており、今後はNFTの価値を理解した人たちが一般にも急増するでしょう。

nanakusaは日本初・日本発のNFTアートマーケットプレイスとして誕生しましたから、日本で現在最も多くのNFT市場を握っているのはSBINFT株式会社だと思います。来年は海外にも存在感を示していきたいです。


Nori

いま世界でメタバース(仮想空間)がトレンドです。SBINFT(株)では、2022年は3Dアバターや3Dファッションなど、メタバースに繋がる企画も考えています。そして、NFTの社会実装についても真剣に議論が進んでいます。NFTの普及にはデジタルコミュニティが鍵となります。これにはアーティストの方々のお力が必要です。一緒に取り組んでくれる人を、僕たちはいま求めています。

あまり宣言するのは勇気がいりますが、一つ確実にわかっていることは、来年は「飛躍」します。ありとあらゆる企画を、国内外の人たちを巻き込んで動かしていこうと思っています。きちんと専門的なマーケットリサーチをしながら、この荒波を超えていく覚悟です。
共感していただける皆様のご応募をお待ちしています。


第3期nanakusa公認アーティストへの応募方法

■応募期間
2021年11月10日(水)〜2021年11月30日(火) 23:59まで(日本時間)

■選考
一次選考および面接
・一次選考
対象者:応募者全員
選考期間:2021年12月1日(水)〜2021年12月8日(水)
・面接
対象者:一次選考通過者
選考期間:2021年12月8日(水)〜順次

■募集人数
25名

■募集資格
アーティスト(アナログ/デジタル)、フォトグラファー、イラストレーター、作家、ミュージシャン、声優、動画クリエイターなど、アーティスト活動を行っている方、または今後NFTでアーティストとして活動を目指している方。

■応募方法
下記フォームよりご回答お願いいたします。

日本語フォーム
https://forms.gle/MHf44mnf3U1AHBg5A

英語フォーム
https://forms.gle/PR6TxPioxCvmfxVr8


対談者紹介

高長徳

SBINFT株式会社CEO
ブロックチェーン推進協会 正会員
日本ブロックチェーン協会 正会員
「NFTの教科書」共著出版

Noriaki Nakata

NFTのアジアの祭典「Crypto Art Week Asia in Tokyo」主催
2021年10月、SBINFT株式会社Chief Marketing Officerに就任
NFTアナリスト


追記(2022/3/23)
NFTマーケットプレイス『nanakusa』をリブランディングし、機能性向上と使いやすさを実現した『SBINFT Market』を2022年3月17日にリリースいたしました。
『nanakusa』は今後、公認アーティストを指す通称となります。


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