Rarible(ラリブル)とは?

みなさんは、Rarible(ラリブル)をご存知ですか?
ん?
リラブル?
グッさんが出てる
あのテレビCM?
違います(笑)
この記事では、Rarible(ラリブル)とは?について、サクッと解説をしていきます。
Rarible(ラリブル)とは、最近爆発的人気沸騰のNFTを売買できるNFTマーケットプレイスなのです。
Rarible(ラリブル)は、制作者は作品を自由に出品したり、出品されている作品をユーザが購入するなど、自由に売買することができます。
もちろん、閲覧するだけでも楽しいですし、すべてに開かれた市場なのです。
NFTマーケットプレイスといえば、世界最大規模を誇るOpenSea(オープンシー)があります。
Rarible(ラリブル)は、OpenSea(オープンシー)に次ぐ世界規模を誇ります。
OpenSea(オープンシー)は、あらゆるコンテンツの作品が出品されています。
が、しかし!
Rarible(ラリブル)では、デジタルアート作品がメインで出品されているのです。
デジタルアート作品だけでいえば、OpenSea(オープンシー)を抜く勢いなのです。
その人気の理由を4つご紹介します。
1.出品作品の価格が安い
他のNFTマーケットプレイスに比べ、出品価格が比較的安いのです。
低予算でNFTを売買できるのは、初心者には嬉しいですね!
2.ロイヤリティを設定できる
ロイヤリティとは、制作者が出品した作品をユーザが購入し、その作品を転売した場合に発生する手数料のことです。
ロイヤリティは、転売されるたびに繰り返し制作者に入ります。
ロイヤリティの価格を自由に設定できるのです。
(標準:10% →15%や20%など)
これは魅力的ですね!
3.洗練されたインターフェース
他のNFTマーケットプレイスと比べ、最も際立つのが、洗練されたインターフェースの完成度です。
NFTの売買からNFTの発行まで簡単にできるのです。
初心者にも優しいインターフェースになっています。
WEBサイトをご覧いただければ、わかると思いますが、とても見やすく、取引が簡単です!
4.独自トークンRARI(ラリ)
Rarible(ラリブル)は、イーサリアムブロックチェーンのERC721(ERC1155)規格で開発されています。
ガバナンストークンとして、RARI(ラリ)というNFTトークンを発行しています。
ガバナンストークン(Governance Token)とは、プラットフォームの新しい機能の開発や、プロジェクトなどの運営方針を決める提案をしたりする投票権のようなものです。
そう、RARI(ラリ)を所有すると、制作者やユーザがRarible(ラリブル)の運営に関われるのです。
Rarible(ラリブル)は、RARI(ラリ)による運営コミュニティを作り、DAO(Decentralized Autonomous Organization : 自律分散型組織)を目指しているのです。
これは他のNFTマーケットプレイスにはない、Rarible(ラリブル)独自の試みです!
RARI(ラリ)は、NFTトークンなので、唯一無二のトークンであり、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの暗号資産(仮想通貨)とは異なり、取引所や販売所での購入や交換はできません!
RARI(ラリ)は、作品を販売したり購入した場合に、報酬として配布されます。
販売者と購入者は、それぞれ平等に50%ずつ受け取ることができるのです。
そう、取引に参加すれば、RARI(ラリ)がもらえるのです!
このことを、市場流動性マイニング(採掘)と呼びます。
RARI(ラリ)の発行総量の内、60%が市場流動性マイニング(採掘)によるものなのです。
さらに、RARI(ラリ)は、エアドロップ(Airdrop : 無償配布)されます。
取引に参加し、RAR(ラリ)トークンを配布された制作者やユーザが対象です。
RARI(ラリ)の発行総量の内、10%がエアドロップによるものなのです。
RARI(ラリ)は、Rarible(ラリブル)のガバナンストークンとして使用されるトークンですが、Raribleに接続されているOpenSea(オープンシー)上でのNFT作品を購入する際にも(通貨として)使用可能なのです。
実は、Rarible(ラリブル)は、OpenSea(オープンシー)と統合しているのです。
これは便利であり
WIN WINですね!^^
Breaking News(速報)
・米ナスダック上場の暗号資産(仮想通貨)取引所Coinbase(コインベース)が、同社提供の個人トレーダー向けプラットフォームCoinbase Pro(コインベースプロ)にて、新たに暗号資産バッジャーダオ:Badger DAO(バッジャー:BADGER)と、ラリブル:Rarible(RARI:ラリ)の上場を2021年10月14日に発表しました!!
・Rarible(ラリブル)が、新機能 Lazy minting(レイジーミンティング)を2021年10月19日に公開しました!!
従来、NFTを販売するには、NFTをイーサリアムブロックチェーン上にミント(鋳造 / 発行)する必要があり、その際に発生するGas代(手数料)を支払う必要がありました。
が、しかし!
この新機能により、NFTのミント(鋳造 / 発行)Gas代(手数料)が無料になります。
ただし、その代わりに購入者が支払うことになる仕組みなので、制作者には朗報ですが、購入者には悲報かもしれませんね。。
おわりに
サクッと、
解説してきましたが、
ここまでの説明で、ご理解いただけましたでしょうか。
今後、Rarible(ラリブル)にて、世界中からクリエーターやアーティストがたくさん出品し、購入するユーザも増え、需要がますます拡大していけば、とても面白いことになりそうですね。
Rarible(ラリブル)では、NFTの運営に関わることができるので、売買に興味がなくても、NFTの魅力に引きつけられると思います。
これはますます目が離せないですね!!
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ほかの記事もぜひご覧ください。
少しでも、みなさんのお力になれれば幸いです。
公式サイト:Rarible
公式サイト:OpenSea
公式サイト:Coinbase
公式サイト:Coinbase Pro
NFTってわからないよー!って方はこちらをお読みください。
イーサリアムってなんなんー!って方はこちらをお読みください。
ERC721ってなにさー!って方はこちらをお読みください。
ブロックチェーンってよくわからないよー!って方はこちらをお読みください。
マイニングってなんなんー!って方はこちらをお読みください。
(執筆:八木)
