謎に包まれた和名アーティストとSingularityが起こる可能性について
ジェネレーティブアートのNFTコレクション Art Blocks
今月に入って評価が高まり、全体的に値段が高騰しています。
今回書きたいのは、Art Blocksの中でも、運営に厳選された「curated」シリーズにラインナップされているプロジェクト「Singularity」について。
引用元:OpenSea
Art Blocks、7番目のプロジェクト。同コレクションを一躍有名にしたSotheby'sオークション(約1000万円で落札)の中にも選ばれていました。
アーティストはHideki Tsukamoto 氏
肩書:Procedural Creator and Generative Crypto Artist.
居住地:英国、The Ethereum Network.
その他、調べる限り情報がありません。
「Singularity」シリーズは吸い込まれるような円形の画像。
どの作品もランダム性を持ってジェネレートされたものとは思えないほど美しく、Singularity(特異点)が、なにを意味してつけられたのか考えさせられます。
※Singularity(シンギュラリティ)の語源をご存じない方は、検索するとまた新しい世界が開けるかもしれません。
価格について
1,024個が0.1024Ethでリリース。
これまでの二次流通の最高値は40Eth(本日のEth価格で1024万円)。
上位8作品の合計だけでも200Eth(5,000万円)以上の取引となっています。
いま買える最低価格も、先週までは3Eth程度での推移でしたが、7/26にdiscordにて次のプロジェクト「Fusion」の作品を、「Singularity」所有者にエアドロップする、と発表したことで7Eth近くまであがっています。
取引価格だけが価値のすべてではありませんが、価値経済においてひとつの指標となることは否めません。
近い将来、NFTアート市場がさらに拡大したとき、「世界中で評価される日本人」として大きく話題になるのではないでしょうか。
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ArtBlocks「Singularity」
OpenSea
ごく一部の方にしか伝わらない ハイコンテクストな読み物となってしまいましたが、私がいまこのプロジェクトに魅了されていて、誰かに伝えたかったのです。稚拙な文書を最後まで読んでいただきありがとうございました。